昨日は仕事休みで、今月半ば大宮に新しく出来た鉄道博物館に行ってきた。
大宮駅から埼玉新都市交通-通称「ニューシャトル」に乗って一駅、その名も「鉄道博物館」駅を降りるとすぐにある。と言うか駅の改札からそのまま隣接している。
外から見るとかなり巨大な建物。
内部に入り、2階部分から1階を見下ろす。ずらりと並んだ車両・車両・車両…。
1階の展示場には旧型の蒸気機関車や電気機関車・客車や電車達が何両も展示保存されている。


そんな中でも僕の心を捉えて離さなかったのがこの車両。

キハ41000形と言う、1930年代(!!)に造られた「超」が付くほどのオールドタイマー。四枚窓の前面スタイルだとか、今の時代にはありえないレトロなスタイルがたまらない。

内装も素晴らしい。床は勿論、座席や荷物棚など至る所に木材が使用され、それに何と言っても天井の丸い照明がこの上無いレトロ感を醸し出している。
まあ、これらの車両はあまりにもオールド過ぎて、僕も実際に活躍しているのを見たことは無いのだが、勿論それ以外にも馴染みのある国鉄型車両も何両か居た。

とにかく広いスペースに何両もの貴重な車両が展示され、その内の幾つかは内部を見学することも出来たりと、鉄道好きにはたまらない施設だ。
…なのだが、幾らなんでも人が多過ぎる…。
オープン初日はなんでも入場制限があった程の混雑だったと言うのは聞いていたが、しかし開館から何日かが経ち、それに平日であればそこまでの混雑も無いだろう、と思って行ったのだが…ちょっと甘かったか。
おかげですっかり人あたりして疲れてしまい、全体をざっと1時間ほどで流しながら見学して帰ることに。本当は鉄道シミュレータとかもやりたかったし、売店も色々物色したかったのだが、どちらも凄い人だかりで断念。
まあ、もう少し経って人出の落ち着いた頃に再度行ってみるか。
しかし、鉄道と言うのは元々マイナーな趣味なハズなのに、それをテーマにした博物館があれだけ賑わっていた(「鉄」風では無い一般客も大勢居た)と言うのは、それは鉄道趣味がそれだけ世間に認知されたと言うことで、喜ぶべきことなのかもしれない。
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大宮まで来たついでに、埼玉新都市交通を全線乗り通してみた。
この埼玉新都市交通、東北・上越新幹線沿いにずっと走っていて、旅行で東北地方へ出かける際などにいつも見かけるので気になっていたのだ。
埼玉新都市交通の車両。

車内はロングシート。そしてとにかく車体が小さい。

この埼玉新都市交通、いわゆる「新交通システム」の一つなのだが、他の「ゆりかもめ」などと異なり、運転手が乗務する有人運転。そしてゴムタイヤ式なのが特徴。
列車は大宮を出ると有り得ない程の急カーブを曲がり、そしてそのまま東北新幹線の線路にピッタリとくっついて並走していく。そのままずっと、新幹線の線路から一時も離れることなく走って行くのだ。
沿線はずっと単調な風景が続く。
新交通システムが走る地域と言うのは、住宅地として発展している様な地域が多いという印象があったのだが、この路線の沿線に関してはどうもそうでは無い様にも見える。それともこれから発展していくのだろうか。
大宮を出て30分ほどで終点の[内宿]に到着。

特に何の変哲も無い、小さな駅だ。
辺りを見渡しても、この路線の高架線がずっと続く以外には何も無い。

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話は戻り、再び鉄道博物館。
その屋外の一角。そこに置かれたキハ10形。

ここだけは館内の人だかりがまるで嘘の様に静かで落ち着いた空気が流れていた。まさに「聖域」。
この素晴らしい旧型気動車が、ここでいつまでもゆったりとした余生を送ってくれれば、と心からそう願う。
大宮駅から埼玉新都市交通-通称「ニューシャトル」に乗って一駅、その名も「鉄道博物館」駅を降りるとすぐにある。と言うか駅の改札からそのまま隣接している。
外から見るとかなり巨大な建物。

内部に入り、2階部分から1階を見下ろす。ずらりと並んだ車両・車両・車両…。

1階の展示場には旧型の蒸気機関車や電気機関車・客車や電車達が何両も展示保存されている。




そんな中でも僕の心を捉えて離さなかったのがこの車両。

キハ41000形と言う、1930年代(!!)に造られた「超」が付くほどのオールドタイマー。四枚窓の前面スタイルだとか、今の時代にはありえないレトロなスタイルがたまらない。

内装も素晴らしい。床は勿論、座席や荷物棚など至る所に木材が使用され、それに何と言っても天井の丸い照明がこの上無いレトロ感を醸し出している。
まあ、これらの車両はあまりにもオールド過ぎて、僕も実際に活躍しているのを見たことは無いのだが、勿論それ以外にも馴染みのある国鉄型車両も何両か居た。


とにかく広いスペースに何両もの貴重な車両が展示され、その内の幾つかは内部を見学することも出来たりと、鉄道好きにはたまらない施設だ。
…なのだが、幾らなんでも人が多過ぎる…。
オープン初日はなんでも入場制限があった程の混雑だったと言うのは聞いていたが、しかし開館から何日かが経ち、それに平日であればそこまでの混雑も無いだろう、と思って行ったのだが…ちょっと甘かったか。
おかげですっかり人あたりして疲れてしまい、全体をざっと1時間ほどで流しながら見学して帰ることに。本当は鉄道シミュレータとかもやりたかったし、売店も色々物色したかったのだが、どちらも凄い人だかりで断念。
まあ、もう少し経って人出の落ち着いた頃に再度行ってみるか。
しかし、鉄道と言うのは元々マイナーな趣味なハズなのに、それをテーマにした博物館があれだけ賑わっていた(「鉄」風では無い一般客も大勢居た)と言うのは、それは鉄道趣味がそれだけ世間に認知されたと言うことで、喜ぶべきことなのかもしれない。
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大宮まで来たついでに、埼玉新都市交通を全線乗り通してみた。
この埼玉新都市交通、東北・上越新幹線沿いにずっと走っていて、旅行で東北地方へ出かける際などにいつも見かけるので気になっていたのだ。
埼玉新都市交通の車両。


車内はロングシート。そしてとにかく車体が小さい。

この埼玉新都市交通、いわゆる「新交通システム」の一つなのだが、他の「ゆりかもめ」などと異なり、運転手が乗務する有人運転。そしてゴムタイヤ式なのが特徴。
列車は大宮を出ると有り得ない程の急カーブを曲がり、そしてそのまま東北新幹線の線路にピッタリとくっついて並走していく。そのままずっと、新幹線の線路から一時も離れることなく走って行くのだ。
沿線はずっと単調な風景が続く。
新交通システムが走る地域と言うのは、住宅地として発展している様な地域が多いという印象があったのだが、この路線の沿線に関してはどうもそうでは無い様にも見える。それともこれから発展していくのだろうか。
大宮を出て30分ほどで終点の[内宿]に到着。


特に何の変哲も無い、小さな駅だ。
辺りを見渡しても、この路線の高架線がずっと続く以外には何も無い。

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話は戻り、再び鉄道博物館。
その屋外の一角。そこに置かれたキハ10形。

ここだけは館内の人だかりがまるで嘘の様に静かで落ち着いた空気が流れていた。まさに「聖域」。
この素晴らしい旧型気動車が、ここでいつまでもゆったりとした余生を送ってくれれば、と心からそう願う。