長野県諏訪二葉高等学校校長日記 2014・2015

諏訪二葉高校の校長です。校長の視点から学校の様子をお伝えしたいと思います。登校日毎日更新を目指します。ご愛読願います。

1月6日(水)3学期始業式 2015-230

2016-01-06 17:50:00 | 日記

 

 霧ケ峰から撮影した蓼科山方面、後方に浅間山

 同じく霧ケ峰から撮影した八ヶ岳方面、後方に富士山

 学校が今日から始まりました。生徒に会うと元気が出ますよね。今日、登校してきた生徒に挨拶をしてそう思いました。

 放送による始業式を行い、1・2年生は3学期中間考査初日。3年生は通常授業を行いました。

 私の始業式の講話は、後の試験もあるので、簡単に話しました。主権者教育について話しました。機械トラブルがあり、1年生の校舎に放送が入らなかったので、もう1回、1年生のために、話をしました。

 内容は以下のとおりです。

 二葉生諸君、あけましておめでとうございます。本年も、よろしくお願いします。


 さて、皆さん、年末年始をどのように過ごしましたか。この時間も、これから始まる試験のことで、頭がそちらに向いている諸君もいると思います。3年生は、「天下分け目の関ヶ原」ならぬ「センター試験対応」で頭がいっぱいかと思います。
 そんな中ですが、しばし、私の話にお付き合いをお願いします。
 今年は、日本の歴史に残るであろう大きな出来事があることでしょう。それは、「公職選挙法改正によって、選挙権年齢等が満18歳以上へ引下げられること」になったことです。
 このことにより、高校に求められることは、これまで各高校で行われてきた主権者教育をより一層充実させ、高校生が有権者として政治に参加するために、民主主義の意義を理解し、現実の具体的な政治的事象に関心を持ち、自らの判断で権利を行使できるよう、確実に指導することと言われています。
 そのためには、中学校社会科や高校の公民科で学ぶ、現代民主政治上の各種制度についての知識だけでなく、現実の政治を理解し、それに対する公正な思考力や判断力を身に付け、民主国家の国民として必要な政治道徳及び政治理念などについて、養うことが重要なことです。
 それでは、そのために諸君は、何をするのか。
 まずは、世の中の動きを、新聞やテレビ・ラジオなどの報道によって、知ることから始めましょう。
 本校では、↑すわ(あげすわ)のメンバーが、諏訪市内の商店街の活性化のために、ここまで、様々な活動を行ってきています。金子諏訪市長さんとの懇談も行い、自分たちの考えを、直接、地方自治体の首長に聞いてもらえる機会を得ました。
 こうした活動も、まさに、主権者教育としては、大切な活動だと思うのです。
 二葉生の諸君も、例えば、↑すわ(あげすわ)の行う様々なイベントに参加することにより、地域の実状を理解するとともに、高校生だからこそできることを、自ら考え、そして、自ら行動に移してほしいと思っています。
 終わります。

 今日の日程は以下のとおりでした。

 8:15~ 職員朝会 事務室の津川さんの離任の挨拶がありました。

 8:25  予鈴

 8:30~ 8:45 始業式・SHR

 8:55~ 9:45 1時限

10:00~10:50 2時限

11:05~11:55 3時限

11:55~12:35 昼食

12:30  予鈴

12:35~13:25 4時限

13:35~14:25 5時限

14:35~15:25 6時限

15:25~15:40 清掃

            1学年試験    2学年試験

 8:55~ 9:45  古 典      現代文

10:00~10:50  数 学      現代社会

11:05~12:05  英語表現     英語表現

 2年試験日程

 1年試験日程 

 冒頭の写真2枚は、一昨日、佐久の自宅から霧ケ峰を越えて、諏訪に戻ってくる途中で撮影した山々です。

 臼田高校で山岳部の顧問をしていた時、顧問に就いて最初に登ったのが蓼科山でした。八ヶ岳連峰は、毎年、必ず、佐久側から登りました。

 浅間山と富士山は、登ったことがありません。いつか登りたいものです。浅間山は、「入山規制」があり、山頂に立つのは無理かと思いますが。