クハ481-103の駅巡り旅のページ

鉄道の旅を楽しみながらJR線全駅踏破を目指しています。

九州新幹線全通記念乗り継ぎ(その1)

2011-06-01 23:04:37 | 鹿児島本線

 お待たせしました。これより、「九州新幹線全通記念乗り継ぎ」をお伝えします。
 実行予定日は2011年3月18日(金)~21日(月)でした。皆様もご承知の通り、1週間前にあの東日本大震災が発生しました。多数の被災者が発生し、この時期に遊んで歩くのは常識外れも甚だしいです。私も、正直言って、この時期に九州新幹線に乗りにいくのは気が引けました。あの時に気仙沼線駅巡りを実行しなければ、中止することは出来ました。しかし、1度使った「青春18」は、払い戻すことは出来ません。よって、他人の目を気にしつつも、予定通り決行しました。
 しかし、震災前に予定したプランというわけにはいきません。当初は、「きたぐに」で出発し、鹿児島本線の未訪問駅などを巡りながら九州新幹線の完乗だけでなく全駅下車を果たし、翌日にはJAL1866便で羽田空港に出た後に上越線で帰るプランでした。しかし、東日本で中規模以上の地震が続発し、「きたぐに」の運転も不確定ということで、行きと帰りを変更し、旅割で購入した航空券を泣く泣く払い戻しました。ました。行きは、京都まで高速バスで出た後に「のぞみ95号」で九州へ、帰りは、鹿児島中央に到着した直後に高速バスで大阪に出て、そのまま北陸線経由で帰るというものでした。


それでは、出発しましょう。


2011年3月18日(金)。この日も仕事でした。家に帰った後、とにかく準備に追われ、21時10分過ぎに出発できたのがやっと。それでも、21時28分発の信越本線2243D(キハ111-203+キハ112-203)に乗車して新潟駅へ。名古屋行きの夜行バスよりも22分、「きたぐに」よりも105分早い出発となり、誠に厳しい条件となりました。


22時5分発の「おけさ号」に乗車。自粛ムードが広がっていましたが、連休直前ということで4台運行でほぼ満員でした。私が乗車したのは、新潟交通の「新潟200か308」。指定された座席は最後尾で、リクライニングできず眠れず最悪でした。途中、栄PA、草津PAで休憩。



予定より5分早い、6時ちょうどに京都駅烏丸口に到着。もう夜が明けました。時間が空いたので、待合室で朝食タイム。



6時56分発の「のぞみ95号」(N700系N1編成)で一気に九州入りしました。地震の影響というのも何ですが、キャンセル待ちで喫煙所近くの席が取れました。あれほど自粛ムードが広がっていたのも拘わらず、3両の自由席は大混雑だったそうです。



定刻9時40分に博多駅16番乗り場に到着。このまま「さくら」に乗り継げば、一気に九州新幹線全線踏破出来ますけどね…。



ある目的があるので、一旦改札を出て筑紫口に出ました。この入口は以前と何ら変わっていません。



お土産屋が並んで混雑する自由通路を通過し、最初の目的の駅舎に出ました。2011年3月3日に「JR博多シティ」に生まれ変わりました。複合商業施設・アミュプラザ博多です。東急ハンズ、Tジョイ・博多(9F)、JR九州ホールなどが入居しており、ロゴマークも付いています。エントランスも時計も独特です。



道路の向こうにある、とある銀行前のポイントが駅舎の全貌を撮影できるポイントです。JR博多シティーの最大のポイントは、何と言っても阪急百貨店です。井筒屋の時代に比べると、随分明るい印象に変わりました。



このポイントは西鉄バスの終着停留所ともなっています。おびただしい数のバスが引っ切り無しに到着し、撮影チャンスは限られます。



駅前広場には黒田清隆像。目の前には博多駅前郵便局があります。


本当は、アミュプラザ博多を見たいところでした。しかし、片道乗車券から「青春18」に切り替えて、10時13分発の鹿児島本線2132M(813系R213編成+R006編成)に乗車し、鹿児島本線内の未踏破駅を目指しました。


つづく


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