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鉄道の旅を楽しみながらJR線全駅踏破を目指しています。

九州新幹線全通記念乗り継ぎ(その8)

2011-06-24 00:08:18 | 鹿児島本線

 2011年3月20日(日)の朝となりました。6時45分に起床。お握り3つの朝食をとり、歯磨きして7:40頃にチェックアウト。祇園駅から地下鉄に1駅だけ乗車して博多駅へ。この日は片道乗車券の旅を再開し、九州新幹線の駅を巡りつつ鹿児島中央駅を目指しました。新幹線の特急券に途中下車の制度があれば最高なんですけど。
 ここで九州新幹線の概要を紹介します。九州新幹線は博多と鹿児島中央を結ぶ新幹線で、平成16年3月13日に鹿児島中央~新八代間の126.9kmが先行開業し、残りの129.9kmの区間も今年の3月12日に開業して今に至っています。開業のタイミングが悪すぎたのか開業セレモニーが開催できませんでしたが、100日目にしてようやくセレモニーが開催された次第です。途中に10駅あり、約半数が熊本止まりとなっています。列車は「みずほ」、「さくら」、「つばめ」の3種類があり、「みずほ」は最速達タイプ、「さくら」は速達タイプ、「つばめ」は各駅停車タイプで、「みずほ」「さくら」は新大阪から直通運転を行なっています。



8時6分発の「つばめ333号」(800系U006編成)で出発します。九州新幹線といえばこれだと思うのは私だけではないですか。



側面のロゴマーク。九州新幹線全通により「さくら」にも運用されるため、各優等列車に共通した「Around the Kyushu」のロゴに変更されています。


シートの座り心地を味わっているうちに博多駅を発車しました。始発放送を録音しますが、チャイムは九州新幹線全通に際して向谷実氏が作曲したものとなっており、上品で落ち着いた曲調です。女性のアナウンスが流れましたが、車掌であって客室乗務員は乗務しておりません。車内放送が終わる頃には、背振山脈を突き抜ける筑紫トンネルに向けて35‰の勾配を登っていました。久留米到着放送も録音し、8時26分に最初の途中下車。



改札を抜けてコンコースに出ました。ここには在来線乗り場が映っていますが、その右側には自動券売機、みどりの窓口があります。新幹線乗り場はその左手にあり、これに隣接して待合室があります。一方、通路の手前側は、西側は地場産くるめ、東側はFRIESTAとなっています。



エスカレーターを下りて東口に出ました。入口にステンドグラスをはめ込んだ、洒落た橋上駅舎となっています。平成22年4月に供用開始となりました。左手にはコンビニや居酒屋もあります。



駅前ロータリーには大きなからくり時計があります。平成11年11月に、田中久重の生誕200年を記念して設置されたそうです。毎正時には動き出すのですが、時間の都合上立ち会うことは叶いませんでした。



再び自由通路を通って西口に出ました。入口は東口と瓜二つです。ガラスカーテンウォールの採用でアートギャラリーをイメージしています。平成22年5月に供用開始となりました。周辺は閑静な住宅街で、水天宮までは約700mです。



博多方には「久留米の黒松」があります。黒松の生産が盛んな三潴地域から移植されたのだそうです。


筑前船小屋駅に行くべく、830円の特急券を購入しました。ここから新鳥栖までは僅か7.9kmで、新幹線を利用するのが馬鹿馬鹿しい距離です。博多まで利用してもこれと同額の830円です。前日に新鳥栖駅に行ったのはこのためです。



上り列車を絡めて構内を撮影。新幹線は相対式2面2線です。尚、在来線は久大本線と分岐して2面4線です。


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参考サイト   さいきの駅舎訪問


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