2011年8月21日(日)の朝となりました。この日は、二ツ井駅と秋田付近の数駅を巡ります。
5:55に起床。速攻で身支度を終え、6:12頃にチェックアウト。お握りの朝食にありつけず。6時24分発の奥羽本線1637M(701系N101編成)で出発。席につくと、持参のグラノーラで朝食。歯磨きを終えると、やがて眠気に襲われました。
7時38分に二ツ井駅に到着。この駅で折り返したり退避したりする列車は無いですが、2面3線の構内です。
駅舎に入ろうと跨線橋をくぐります。天井にも明かりが取られ、開放的なつくりです。それよりも、木造というのがいいですね。
改札を抜けて駅舎の中へ。委託駅ながら「みどりの窓口」があり、営業時間は6:40~17:35です。それ以外の時間帯は、券売機や乗車駅証明書発行機で対応です。
それでは駅舎撮影。昭和13年8月築の木造駅舎です。トイレは大館方にあります。尚、背景の山々は高丘山です。
それでは周辺散策。まるで数十年前に戻ったかのような町並みが広がっていました。「二ツ井」は「きみまちの里」とPRされています。
幹線道路に出ると、銀行や郊外型店舗などが多数ある賑やかな一帯となりました。地方の町における中心部は、役場などに近い幹線道路沿いなのですね。
1つ秋田寄りの踏切を渡り、とあるカーブでロケハン。すると、寝台特急あけぼの号が入ってきました定時運転で何よりでした。牽引機はEF81 139。背景の山も相俟って、素晴しい絵作りが出来ました。早起きした甲斐がありました。
ロケハン終了後、奥に進みます。山の麓の水田地帯となっていました。収穫までもう少し。踏切を渡ると、長閑な風景が広がります。
件のローソンで小岩井コーヒーを購入し、駅に戻ります。「二ツ井」という地名は、明治9年に「比井野村」と「薄井村」が合併したことに由来します。
出発する前に1番線にあるアイテムを。跨線橋の真下にレンガ造りの危険品庫がありました。財産票は「明治34年8月」で、何と開業直前の遺産です。奥羽本線の主要駅には古き良き時代の鉄道アイテムが見られますね。
つづく
参考サイト 秋田各駅停車の旅
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