津軽新城駅から奥羽本線650Mに乗車。隣席の眼鏡女性は、北海道旅行の帰りだとか。羨ましいです。
12時20分に早口駅に到着。折り返し列車は無いですが、2面3線+側線1本の構内です。
では、駅舎に入ります。委託ながらも駅員が配置されており、窓口も生きています。待合室も広々としています。
荷物扱所の跡は「ステーションふれあいコーナー」になっており、地元有志による俳句や詩や絵手紙が飾られていました。時期柄、なでしこジャパンのW杯優勝に因むものも。
それでは駅舎撮影。昭和24年3月築の木造駅舎で、ファサードが立派です。隣にあるブロック塀のトイレは、昭和54年11月築です。
駅舎の東側にはランプ小屋が残っています。古き良き時代の鉄道風景をここに見ました。
それでは周辺散策。駅前は閑静ですが、郵便局や銀行などがあり旧田代町の中心部です。
そのミニ市街地から米代川に向かって歩くと、大館市田代総合支所がありました。一昔前の典型的な役場の建物です。鉄道の駅が町を作り上げる典型的なパターンそのものです。
折角なので米代川を渡ります。滔々たる流れです。左岸にある小高い山が独特の雰囲気を出しています。
こんどは下流側に目を転じて。滞在時間が30分だけなので向こう岸には行きませんでしたが、左岸の河川敷ではイベントが行なわれていました。
駅に戻り、出発の時間となりました。2,3番線の島から駅裏を見ると、錆び付いた側線があり、かつて貨物を扱っていたと思われるホームが残っていました。こういうパターンの駅って実に多いです。
年配の女性とともに、12時50分発の1653M(701系N26編成)に乗車して1駅大館方面へ。
つづく
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