京都の生活でカメラとレンズをレビューする

カメラ、レンズのレビューを日々の生活の中で行う。

E-510@知恩寺

2007年08月05日 22時58分11秒 | OLYMPUS E-510
数日前に宝物館をアップした知恩寺です。正式には百万遍知恩寺といい、近所の有名な交差点、百万遍交差点の名前の由来となっています。さて、それでは百万遍知恩寺の名前は?というと、、、

1331年に国内で疫病がはやったときに、後醍醐天皇はいろいろな加持祈祷を行わせたものの効無く、困りはてた末に、このお寺の善阿に祈祷を命じました。善阿は念仏の行を百万遍行い、疫病の流行が収まったことから、百万遍知恩寺と呼ばれるようになったそうです。

知恩寺の境内は普段は訪れる人もなく、ガランとしていますが、月に何度か市がひらかれます。それも、なにやらよく分からない手作り品であったり、骨董、リサイクル品といった品々を扱っているものです。そして、けっこう人が集まるのです。そういう日には学生の自転車やら、声だかに周りを気にせずにゆっくり歩くおばちゃんたちで道路が塞がれるので、歩きにくいことであります。

この写真もいつもの14-42mmです。ちょっと日光の影響で、画面の一部が白っぽくなっていますが、このときの状況を考えると、よく頑張っています。エライ!

E-510@鴨川

2007年08月04日 18時55分24秒 | OLYMPUS E-510
京都市内を流れる加茂川と鴨川沿い(同じ川が上流と下流で違う漢字となっている)は歩道が整備されていて、何キロものんびりと散歩を楽しむことができる。

歩道や流れの整備もあんまり過剰にされていない。この写真の光景のように、川のあちこち、真ん中に大きな草地があって、まあ、自然っぽいといえばそうも言えるのですが、もっとちゃんと整備すべきだという人もいる。私は、この適度なユルい光景も良いのではと思っています。

くどいようですが、ZUIKO DIGITAL 14-42mmレンズはこういった草地に生える植物の葉も、一つ一つをしっかりと解像しております。素晴らしいです。

GR-D物語 その7 クールだぜリコー

2007年08月03日 19時30分15秒 | RICOH GR-D
片ボケに悩まされながらも使い続けていたGR-Dですが、そろそろ購入して1年がたち、保証期間もなくなるというわけで3度目の修理に出すことにしたのでありました。

インターネットで調べてみると、修理受付のサイトがあり、そこに必要項目を記入すると、送付に必要な品々一式が送られてきました。

中でも目を見張ったのがコレです。ストローでビニール袋の中に呼気を吹き込みふくらませます。その中にGR-Dを入れます(順序は逆だったかもしれない)。

これなら安心して修理に送ることができます。クールです、リコー。おりこーさん!

というか、こういう手間をかけなくて良いようにちゃんと品質管理してほしいのですが。

まあ、とりあえず、これが最後のチャンスと考えて、3度目の修理を依頼したのでした。さて、結果はいかに。

E-510@百万遍知恩寺宝物館

2007年08月02日 20時08分54秒 | OLYMPUS E-510
京都大学吉田キャンパスの近くにある交差点、百万遍は、このお寺の名前に由来するそうです。普通は知恩寺と呼んでいますが。

この宝物館は1987年に建築されました。手前にある姿の良い松を残すために細長い形の建物にしたそうです。

E-510につけっぱなしの安レンズ14-42mmですが、これまでは四隅まで破綻がないシャープな描写に感心してばかりいたのですが、こうしてみると、廉価版広角ズームにつきものの、湾曲も少ないことが分かります。

本当に良いレンズだなあ。

EF 180 mm F3.5 マクロでヨウシュヤマゴボウ

2007年08月01日 17時07分29秒 | EF180F3.5L MACRO
これは、良いレンズだ。
使うには当然三脚が必要であり、他のレンズは使わないつもりの気合いが必要だ。

いろいろなものにであうかもしれないけれど、今日は一日、君だけにつきあうよ、といった感じかな。

しかし、頭の中のスイッチをこのレンズの画角に入れ替えて野山を歩くと、何でもないところに美しいものが満ちあふれていることに気がつく。そういう楽しいレンズだ。

何も、目にするものすべてを欲張って撮さなくても良いんだ、視野を限定して見るのもまた楽し、といったことを感じさせるレンズだ。

幸せになる方法として、似たようなことをゲーテも言っていたな。たぶん。