京都の生活でカメラとレンズをレビューする

カメラ、レンズのレビューを日々の生活の中で行う。

四条

2007年09月28日 18時46分31秒 | RICOH GR-D
このところ、一応空は秋らしくなってきたけど(この写真は今日撮ったものではありません)、なかなか暑気が抜けきらない。この週末はE-510を持って歩き回るかな。

秋といえばコレ

2007年09月26日 17時41分02秒 | Sigma 50mm マクロ
萩には数種類があり、それぞれに風情がある。しかし、萩の風情を喜ぶのは日本人だけだと読んだこともある。日本人の中でも、特に嫌われるわけでもないが、熱愛する人と、まあ、嫌いじゃないよといったレベルの人がいるような気がする。まあ、通好みという植物なのでしょう。

本日のレンズはシグマの50ミリ。キヤノンの50ミリはいつまで経っても、古いままで、0.5倍までしか寄れない。方やシグマは等倍まで寄れて、しかもシャープ。

というわけで、我がEOS-1Ds markIIにはキヤノンでなくてシグマのマクロがついていることが多いのです。

ただ、シグマ50ミリの弱点は逆光。むちゃくちゃ弱いのである。逆光に。ほんの少しでも逆光気味の光を拾うと、画面が白っぽくなってしまう。逆光時の安定性ではキヤノン50ミリに軍配が上がる。

さて、パナソニックからフォーサーズ用のレンズが発表された。
http://panasonic.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/jn070925-3/jn070925-3.html

やれやれ、腰の力が抜けるとはこの事か。

LEICA D VARIO-ELMARレンズ 14-150mm / F3.5-5.6の価格170,100円とは、どういうつもりでしょうか??

フルサイズ換算の焦点距離からいえば、キヤノンにも28-300ミリというのがあり、そちらは20万円台で販売されているから、それに比べれば安いということになるんだろうけどねぇ。キヤノンの28-300は購入したけれど、コレは買わんよ。

一眼デジカメを面白くするためにパナソニックにも頑張ってほしいのですけど、これじゃあね。LEICAというネームプレートがあっても14-150mm / F3.5-5.6に170,100円は有りえんでしょう。





GR-D物語13 後のお楽しみ

2007年09月25日 10時17分28秒 | RICOH GR-D
京都以外のネタが続きますが、、、

某巨大テーマパークです。と、伏せる意味もないか。はい、東京ディズニーランドです。

GR-Dの液晶モニターの表示はあんまり鮮やかではありません。ジミーな色合いです。撮影したときは、まあ、こんなものかと思うのですが、後ほどパソコンで確認してみると、思いの外鮮やかで、小さな幸福感に浸れるのです。にくい演出といえましょう(?)。

某巨大テーマパークにて

2007年09月23日 12時15分20秒 | RICOH GR-D
息抜きというか家族サービスで某巨大テーマパークへ出かけてきた。

今回は脱力モードだったので、一眼レフを持ち運ぶ気にはなれず、胸ポケットにはGR-D。

広々とした園内を撮影するのに28ミリの画角は良いのだけれども、やはりズームが欲しいところだよなあ。

広角側が28ミリから始まるズームがついたコンパクトデジカメはそれほど多くはない。

キヤノンのIXYシリーズで28ミリから始まるもの(IXY900やIXY910など)はレンズがひどい。周辺ボケボケである。

パナソニックのものはそういう問題はないようだが、何というか画像処理が好きになれない。アユが宣伝に出始めたパナソニックDMC-FX7を数年前に購入して、あきれかえったことがある。今は少しはマシになったのかな?

リコーGR-Dの事実上の後継機Caplio GX100に関しても、GR-Dとの一年あまりのアレコレを思い起こすと購入するのは躊躇われる。

キヤノンのコンパクトデジカメ

2007年09月11日 18時53分30秒 | Powershot Pro1
2004年に購入したPowershot Pro1で撮ったもの。京都じゃないけれど。このカメラは、驚異的に美しい画像が撮れるカメラだ。画素数は今では少々物足りないが、いまだに当時撮影した画像を見てほれぼれするものがある。

Powershot Pro1の少し前にミノルタの同じタイプのカメラを購入した。いわゆるネオ一眼というヤツである。ボディの作りも良いし、操作性も良い。愛情を込めて作られたカメラだというのはわかるのだが、肝心の画が汚い。シャープさに欠ける上にノイズだらけである。

ボディが良いだけに、かわいさ余って憎さ百倍状態だったのだ。ミノルタのカメラに関しては。

その後に購入したのがPowershot Pro1なのだ。あまりの差異に心より驚いたものだ。デジカメでは、いわば、カメラという箱と画像素子+画像処理エンジンというフィルムをも作らなければならないわけで、メーカーの力量の違いが出るものだと、しみじみ、渋茶を飲みつつ感嘆したのでありました。

当時も、ミノルタの援護派はいて、やれ、フィルムに似た味付けだの、ノイズが良い味だの、言っていたが、その後のミノルタの運命はご存じの通り。

で、勝者のキヤノンですが、それ以降素晴らしいコンパクトデジカメを作り続けているかというと、そうでもない。特に、この秋のモデルでは、相変わらず??なるものもある。

まあ、完璧なモデルが出ないからこそ、いつまでも飽きずに楽しむことができるという面もあるのだが。

ワレモコウ with EF 100 mm マクロ

2007年09月08日 16時17分36秒 | EF100F2.8 MACRO
α100以降、次のボディが中々でなかったソニーから、やっと出てくるようだ。詳細も公になっている。

http://www.sony.jp/CorporateCruise/Press/200709/07-0906/

α700かあ、、、



ふーん、という感じだな。



こういうのをみると、やれキヤノンはあぐらをかいていて技術の出し惜しみをしているだの、ニコンもなんだかねえ、なんてファンは言い合っているけれども、やはり、キヤノンもニコンも立派なメーカーなのだということが良く分かる。そういう中に割り込んではいってゆくのは大変なことだ。

家電メーカーが一眼レフを作る意味って何なんだろうか?

一眼レフではないけれども、先週カシオが味わせてくれた様な興奮を、ソニーだのパナソニックだのには提案してほしいものだ。そういう期待があるからこそ、今回のα700には(まじめに作ってあるように見えるが)なんだががっかりしてしまうのだろう。

レンズについて。多くのユーザーが言っているように、これは全く不満のないレンズだ。開放からすべての距離において立派な描写をする。

あんまりこのレンズの描写になれてしまい、これを標準と考えると、ほかのレンズがダメダメに思えてくる。私の手持ちの中ではEF 70-200 F2.8などがそうで、一時はEF 70-200 F2.8をほとんど使わなくなった。アホなことであります。いまは、そういう、思い違いからは目覚め、EF 70-200 F2.8も使っております。

ぽわわんと、キキョウ with EF70-300F4.5-5.6 DO IS

2007年09月03日 17時43分48秒 | EF70-300 DO IS

色々レンズの感想も書いておきましょう。

確か2004年にでたズームレンズです。DOレンズのおかげで短くコンパクトなズームとです。とはいうものの、収納時(70ミリ)は確かに短いのですが、300ミリの時は長く伸びます。

肝心の写りは、ぽわわ~んと薄くもやがかかったような描写です。特に近接撮影時。これは、F5に絞っていますが、こんな感じです。上の写真は、縮小しているので少しわかりにくいかもしれません。下の写真が等倍のものです。もっと、きりっと写ってしかるべき状況だったのです。

マクロレンズの気軽な代用物と考えていると、かなりズッコケます。マクロレンズと同等とは言わなくとも、もう少し頑張ってくださいまし。

同じ頃にでた28-300と比べると、明らかに、一段落ちる描写ですし、できの良いLズームや単焦点と比べると、2,3段落ちる描写です。

ISはなかなか強力で、300ミリでも安心して手持ち撮影が可能です。というわけで、これまで、このレンズが役に立ったと思ったのは、子供の運動会!

京都大学博物館 with GR-D

2007年09月02日 23時28分00秒 | RICOH GR-D
やはり、素晴らしいもののようだ。カシオのデジカメ。
http://dc.casio.jp/ngdc/index.html
こういうものを出すことこそ、カメラプロパーでないメーカーの真骨頂といえるでしょう。

そういえば、一般に購入できる楽しめるデジカメを初めて世に問うたのもカシオだった。QV-10!あのときの興奮が再び!といったところか。

カシオの成功以来、思えばいろいろなメーカーがデジカメに参入して撤退していった。東芝とか、日立とか、OEMの雄ともいわれたサンヨーも怪しくなってきたし。その中で、カシオはなかなかできの良いコンパクトデジカメを販売し続けてきた。画像処理も結構うまいと思う。少なくとも、この写真を撮ったカメラのメーカーよりは。

そして、今回のカメラだ。やったぜ、カシオ。

しかし、こういう驚きを、ソニーやパナソニックからも出して欲しいものだ。いやいや、出てくるかも知れんな。なんといっても、今回の画像素子はソニー開発だからなあ。

夕焼け with Canon Powershot G7

2007年09月01日 19時27分02秒 | Canon Powershot G7
今年の酷暑も、さすがにそろそろ終わりの気配が漂ってきた。数日前の西山方面。

デジカメ業界も毎日のように楽しいニュース。

まずはパナソニックのフォーサーズ一眼DMC-L10。まだ、メーカーからの発表はなかったと思うが、レビューサイトに詳細に出ている。
http://www.dpreview.com/previews/panasonicdmcl10/
しかし、こういうモデルをみていると、キヤノン、ニコン、ペンタックスといったカメラメーカーの中に入り込み、一定のシェアを得るのがいかに難しいことか良く分かる。多様なメーカーがある方がユーザーとしては嬉しいわけで、パナソニックのような家電メーカーにも頑張ってほしいが、さて、DMC-L10どうかな。

さて、本日一番驚いたのは、これだ。
http://dc.watch.impress.co.jp/cda/compact/2007/08/31/6950.html
最大60枚/秒の静止画と300fpsの動画撮影
って、すごい。カシオ偉い。

静止画は600万画素である。これで、60枚/秒なのだ!
こういう方法が進歩すれば、10年後には、「かつて、大変な制御方法で、ミラーをパタパタしつつ、フラッグシップカメラで10枚/秒の写真を撮っていたけど、あの努力はいったい何だったのだ」、と言っているかも。