京都の生活でカメラとレンズをレビューする

カメラ、レンズのレビューを日々の生活の中で行う。

力を与えてくれる本:土門拳

2008年03月14日 22時20分13秒 | 書籍
お久しぶりです。

しばらく放置状態でしたが、それでもたくさんの方に訪れてもらっているようです。感謝感激です。ペコリ。

あ~、シャッター押したい!とはいうものの、此処にはアップできないたぐいのものは撮ってはいるのですが、、、

まあ、それはともかく、写真への情熱に翳りが見えたとき、まあ、軽い風邪のようなものですが、土門拳の本を読むと、むらむらと、人差し指に力が!全身全霊を込めて写しとるぜ~、とテンションが上がってくる。土門拳。たいした男だ。

数ある土門本の中でも、この本はそういった効果満点のものである。大好きな本だ。

文庫本で安いしね。

土門拳 強く美しいもの―日本美探訪 (小学館文庫)
土門 拳
小学館

このアイテムの詳細を見る

ライカの写真術

2008年02月19日 22時54分15秒 | 書籍
数あるライカ本の中でも出色のものである。

もうフィルムで写真を撮ることもないだろうし、大体、フィルム時代からライカを購入することなど無いだろうと思っていた。

今から30年前ですら、ああ、あの絶対的な性能では劣るくせに馬鹿高い値段のついているカメラ&レンズだね、興味な~い。などど、馬鹿にしていたのである。

そのくせ、こういう本は面白い。大変楽しめるのである。そのあたりがライカの偉大なところだろう。

ライカの写真術―写真はライカが教えてくれた!
内田 ユキオ
ナツメ社

このアイテムの詳細を見る

ビール片手のリラックスした週末の昼下がりに

2008年02月14日 23時48分18秒 | 書籍
ご存じ「hanaの東京写真散歩」が本になった。hanaさんって本当に写真が好きなんだろうな、と思わせるサイトなのだが、ありがちな事としてサイトの作者プロファイルはボンヤリしたもの。

ところが、この本では表紙をあけたところに惜しげもなくプロファイル&ご尊顔が!これだけでも十分購入の価値はあるといえましょう(オイオイ)。まあ、冗談はともかく、ほのぼのとしたいい本だ。

えい文庫ってなかなか味があるよな。ボンヤリとした日曜の昼下がり、ビールでも飲みながら、何も考えずに読んで、というか、眺めるのに近いけど、そのままうたた寝に。そんな時間を過ごすのにピッタリだ。


東京ご近所写真散歩―hanaの (えい文庫 159)
hana
エイ出版社

このアイテムの詳細を見る

安原一式 裏話

2008年02月11日 22時30分17秒 | 書籍
20世紀が終わる頃、京セラを辞めた技術者がたった一人でカメラ会社を起こし、レンジファインダーカメラを開発・発売した。

当時はずいぶんと話題になったものだ。かくいう私も、もう少しで手を伸ばしそうになった口です。

その安原製作所のたった一人の社員、安原伸さんが当時の回顧録をだしている。これは買わねばなるまい。

私は昨日夕方、久しぶりに訪ねた河原町ジュンク堂にて見つけて買い求め、寝る前に読んだ。大変おもしろかった。おすすめです。

安原製作所回顧録 (えい文庫 158)
安原 伸
エイ出版社

このアイテムの詳細を見る