京都の生活でカメラとレンズをレビューする

カメラ、レンズのレビューを日々の生活の中で行う。

キヤノンのコンパクトデジカメ

2007年09月11日 18時53分30秒 | Powershot Pro1
2004年に購入したPowershot Pro1で撮ったもの。京都じゃないけれど。このカメラは、驚異的に美しい画像が撮れるカメラだ。画素数は今では少々物足りないが、いまだに当時撮影した画像を見てほれぼれするものがある。

Powershot Pro1の少し前にミノルタの同じタイプのカメラを購入した。いわゆるネオ一眼というヤツである。ボディの作りも良いし、操作性も良い。愛情を込めて作られたカメラだというのはわかるのだが、肝心の画が汚い。シャープさに欠ける上にノイズだらけである。

ボディが良いだけに、かわいさ余って憎さ百倍状態だったのだ。ミノルタのカメラに関しては。

その後に購入したのがPowershot Pro1なのだ。あまりの差異に心より驚いたものだ。デジカメでは、いわば、カメラという箱と画像素子+画像処理エンジンというフィルムをも作らなければならないわけで、メーカーの力量の違いが出るものだと、しみじみ、渋茶を飲みつつ感嘆したのでありました。

当時も、ミノルタの援護派はいて、やれ、フィルムに似た味付けだの、ノイズが良い味だの、言っていたが、その後のミノルタの運命はご存じの通り。

で、勝者のキヤノンですが、それ以降素晴らしいコンパクトデジカメを作り続けているかというと、そうでもない。特に、この秋のモデルでは、相変わらず??なるものもある。

まあ、完璧なモデルが出ないからこそ、いつまでも飽きずに楽しむことができるという面もあるのだが。