京都の生活でカメラとレンズをレビューする

カメラ、レンズのレビューを日々の生活の中で行う。

防塵防滴

2007年07月21日 09時58分49秒 | EF70-200F4L IS
しかしよく降ります。朝方からの曇り空だったのですが、大丈夫だろうと出かけた先で降られました。

雨で濡れた木々の葉や地面があやしく光るのが好きなのですが、防塵防滴仕様のカメラ+レンズの組み合わせだと、まずは安心して撮影を続けることができます。

そのような「安心セット」でも気をつけないといけないのが、レンズにつく水滴です。撮影時には気がつかなくても、後でファイルを見ると目障りな水滴の陰が写っていることがありますので。しかし、この時はEF70-200F4L IS付属の長めのフードに助けられました。

プラスチックのフードに当たる雨粒の音がポコポコと聞こえるほどだったのですが、レンズ表面を常に乾いた状態に保ってくれました。

EF70-200をEOS-1Ds IIに装着し、焦点距離を70ミリにすると、ファインダーの中の光景は、肉眼とほぼ同じ倍率になります。野外で遭遇した光景をそのまま切り取れるような気分になります。雰囲気の描写という点では、下手に広角レンズを使うよりも良いのかもしれません。

淡々と@京都府立植物園

2007年07月14日 16時02分19秒 | EF70-200F4L IS
大きなセンサーで画素数の多いEOS-1DsIIの良さは、淡々と撮れて、隅々まで美しいこと。カラーバランスも申し分ない。自然な発色なのに、実物よりもきれいに撮れているような気がする。クリスタルを通して見ているような。

このレンズ、Canon EF 70-200 F4 L ISはなかなか良い。キャノンの傑作レンズといえるのではないだろうか。ISは非常に良く効く。兄貴分ともいえるCanon EF 70-200 F2.8 L ISよりも良いと思う。2.8の方は、写りの評判は高いけれども、解放近くでの使用は気をつかう。ボケにちょっと嫌な癖がある。F4の方は、その様な癖は全くない。とにかく素直でシャープ、その上、軽くて安い。

京都府立植物園で撮影したものだが、これさえあれば三脚いらず。しっかりと手入れされている植物たちを楽しく撮ることができる。

京都府立植物園の野生植物を集めたコーナーはなかなか良い。きっと、すごいマニアックな植物好きの人が管理しているのだろうと感じさせるところだ。