京都の生活でカメラとレンズをレビューする

カメラ、レンズのレビューを日々の生活の中で行う。

ぐっとこねぇ~EF-S55-250mm F4-5.6 IS

2008年08月04日 20時06分45秒 | EOS 40D
EF-S55-250mm F4-5.6 IS。安いボディと共に購入する、いわゆるキットレンズ。最近、モデルチェンジしてISがついた。

旧式に比べて、値段もほとんど変わっていないのだけれども、MTF曲線を見ると立派なものである。事実、このレンズのことを大変褒めそやしているレビューサイトも多い。

というわけで、ちまたでも評判だし、店頭でも品切れの状態が続いていた。数週間待ってやっと入手し、いざ、フィールドへ、、、、、

撮影後、いつものように、パソコンモニターでいろいろ見てみたけど、なんというか、ぐっとこないんだよなぁ。何が違うんだろう?EF 70-200 F4のような感動がないのだ。あ、もちろん、この写真のようにちゃんと爽やかには撮れていますよ。でも、悪くはないんだけれども、ぐっと来ないんだよ。

別に安いレンズだから、そう感じているわけではないと思うのだけれども。同じように安いキットレンズ、EF-S18-55mm F3.5-5.6 ISの時には、そこそこ感動したものだけれどもね。

EF-S55-250mm F4-5.6 ISには、そういう感動が無いのだよなあ。これは、お蔵入りになるかな。

やるなおぬし EOS 40D + EFS 18-55 mm F3.5-5.6 IS

2007年12月28日 16時10分11秒 | EOS 40D

位置づけとしては、ほとんどおまけに近い、安いレンズ。作りもペロペロだ。フォーカスリングはどこじゃ~、といいたくなるような作り。まあ、そういうレンズだから、描写についてあれこれ目くじらたてるのはよそう、ペロペロな作りではあるけれども軽くていいではないか。そこそこ写っていればいいではないか。

キヤノンEFS 18-55 mm F3.5-5.6 ISに関しては、購入した人は、そんな感じて使うはずだ。

ところがどっこい、意外にも良く写るのである。EOS 40Dの液晶モニターで撮影画像を拡大して確認してみると、なんだかモヤーッとした描写なのだが(EOS 40Dの液晶モニターってそういうところがある)、PCの画面で見ると良く写っている。

安いレンズだからという先入観を取り除いて隅から隅まで眺めてみるに、なかなか立派ではないかと思うようになった矢先、信頼に足るレビューサイトで次のような記事を見つけた。

http://www.photozone.de/8Reviews/lenses/canon_1855_3556is/index.htm

完璧なレンズとは言わないものの、MTFに関して言えば、この価格のレンズとしては驚異的な性能となっている。やはりそうであったか。

そういえば、このレンズとペアを構成する片割れ、EFS 55-250 ISも少し遅れて販売が開始されたが、やはり評判はよいようだ。これは楽しみになってきた。キヤノンのAPSサイズ一眼デジカメに関しては3本のレンズ、EFS 10-22, 18-55, 55-250というコンパクトなセットと、必要に応じてマクロレンズを更に一本でほぼ事足りるではないか。


EOS 40Dはウインドウズ?

2007年12月24日 12時26分26秒 | EOS 40D
仕事の(というか、微妙だけれども)都合で、過去数年間にとった或るテーマの写真数万枚をビュアーで眺め、使えそうなものを選ぶという作業を行った。

で、感想を一言:写真は素晴らしい。気合いを入れてとったもの、何気なくとったもの、すべてが様々な状況や思いを再現してくれる。これからもいろいろとり続けるとしよう。

さて、、、D60を購入してからというもの、それまで愛用していたEOS-1Vは全く使わなくなった。それぐらいEOS D60は大変気に入って使っていたのだ。しかし、今、眺めてみると、よく撮れているものはあるけれども、AWBやカラーバランスがイマイチのものも多いし、AFの貧弱さも目につく。

EOS-1D mark 2になると、明らかに性能に跳躍が見られる。それは撮影時におけるレスポンスの良さ、信頼性の高さだけでなく、ファイルとして残っている多くの写真にも明らかに見て取れるものだ。このレベルになると、今日見直してもほとんど不満はない。

更にEOS-1Ds mark 2の残した写真の数々には、未だにため息が出るほど美しいものがある。現在の機器と比較しても特に劣ったところは目につかない。これから数年間は使い続けることができるだろう。

さて、最新のEOS 40Dなのであるが、まだ、撮影枚数はそれほど多くはないということもあるのだが、残念ながらEOS-1Ds mark 2のような感動はない。もちろん悪いというわけではなくて、ちゃんとした写真は撮れているのだけれども。

これは、カメラのせいというよりもむしろそれを使う側の意識の変化に負うところが大きいのだろう。例えていえば、OSにMSウインドウズの入ったパソコンを使っているような感じなのだ。パソコンを使うことによって、可能になったことはあるには違いないのだが、もはやそれが当たり前になり、所有すること自体には何らワクワクとした思いは生じない。

そつなくよくできたノートパソコン、パナソニックのレッツノートシリーズみたいな、そんなカメラだな、EOS 40Dは。

京都より遠く離れて EOS 40D with EF-s 10-22mm

2007年12月18日 00時08分23秒 | EOS 40D
しばらくのご無沙汰でした。

買ったばかりのCanon 40Dをかかえて、出かけてきました。

おおむね満足できるものだった。これまでのイオスと比べると、緑の色がよく出るようになったと思う。フィールドでいつも首からぶら下げて歩いていると、気になる点もいくつかあった。撮影中に、露出補正をしようと思って、サブ電子ダイアルを回しても変化しないのである。電源スイッチの位置が変わって、サブ電子ダイアルを使わない設定となっているのだ。また、いつの間にか、ライブビューが始まっていたこともあった。

ボディの裏がヒトの(わたくしのです)体と当たっているうちに、スイッチが動いたり、ボタンが押されたりするらしい。こういうことはこれまで、EOS D60, 1D2, 1Ds2, KissDNでは無かったことだ。

さて、話は変わって、ニコンである。やったなあ、ニコン。Nikon D3, Nikon D300である。素晴らしすぎるではないか。アクティブDライティングである。ソニーやキヤノンでも似たようなものはあるが、これだけではない。3D-トラッキングAFである。やるなあ。

更に、倍率色収差の補正である。3Dトラッキングや倍率色収差補正といった機能こそ、ソニーや松下といったAV機器を作りなれた家電メーカーのカメラに入れるべきものではないか。こういったメーカーでなくてニコンがやるとはなあ!

感動のあまり、ニコンのカタログを集めているのである。危険である。

心地よいカメラ EOS 40D with EF-S 10-22

2007年11月23日 15時48分33秒 | EOS 40D
なかなか良いカメラだ。EOS 40D。

手持ちのレンズをとっかえひっかえつけて試してみた。EF85mm F1.2でもちゃんとピントがくる。AFは噂通りかなり優秀なようだ。

ライブビューモードも使いやすい。少なくともオリンパスE-510よりは直感的なユーザーインターフェースになっていて、これから有効に使う場面はありそうだ。

キヤノンのデジタル一眼レフは、D60、1DII、1DsII、KissDNと使ってきた。D60は愛情込めて使ったものだが、紫系の色がうまく出なくて困ることが多かった。その後のEOS-1Dmark2でその様な色もかなり良く再現できるようになった。緑は地味目だけれど、KissDNまで、ボディの作りは大幅に違うものの、そこはまあ、値段相応ということで、どのカメラもほぼ満足して使ってきた。

そして、EOS40Dである。何というか、完成されているよなあ。ネット上ではやれコストダウンの弊害だの、シャッター音がイマイチだの、色々いわれているが、私としては、この値段でここまで作ってくれれば文句はない。

AF,AWB等の基本性能に加えて使ったときの心地よさがある。それがE-510との大きな違いだ。E-510も必要十分なほどには良く写るのだけれどもね。



エクスキューズ無しの高性能 EOS 40D

2007年11月21日 23時47分30秒 | EOS 40D
買ってしまった、EOS 40D。
感想は、タイトルの通り。これは素晴らしい。

買ってしまったきっかけは、神の広角レンズ、EF-S 10-22mmである。先日これをEOS KissDNに装着して撮影したのである。久しぶりだけれども素晴らしい描写だ。

しかし、近い場所の被写体がいけない。広角側にセットして1~2mのところにある被写体を環境とともに写し取るというのが、このレンズの醍醐味だと思うのだが、Kiss DNではピントが合わないことが多いのだ。AFの力不足のようだが、かといってKiss DNの貧弱なファインダーではMFは無理なのだ。特に、広角系のレンズでは。

この、素晴らしいレンズを何とか性能いっぱいまで使えないものか、、、としばし考えていたら、そうだ、EOS 40Dがあるではないか!となったわけでありまして、後はいつものごとく、妄想がむくむくと膨らんで、買ってしまったわけです。

半日使ってみての感想は、素晴らしい!の一言。最近買った、アレとはずいぶんな違いだ。アレでは、まあ●だから、結局△だから、まあ目くじらたてまい、、、といろいろなエクスキューズとともに、納得しながら使っていたのだが、EOS 40Dは違う。掛け値無しの名機といえよう。

しばらくはEOS 40Dネタを書きます。