京都の生活でカメラとレンズをレビューする

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EOS 40Dはウインドウズ?

2007年12月24日 12時26分26秒 | EOS 40D
仕事の(というか、微妙だけれども)都合で、過去数年間にとった或るテーマの写真数万枚をビュアーで眺め、使えそうなものを選ぶという作業を行った。

で、感想を一言:写真は素晴らしい。気合いを入れてとったもの、何気なくとったもの、すべてが様々な状況や思いを再現してくれる。これからもいろいろとり続けるとしよう。

さて、、、D60を購入してからというもの、それまで愛用していたEOS-1Vは全く使わなくなった。それぐらいEOS D60は大変気に入って使っていたのだ。しかし、今、眺めてみると、よく撮れているものはあるけれども、AWBやカラーバランスがイマイチのものも多いし、AFの貧弱さも目につく。

EOS-1D mark 2になると、明らかに性能に跳躍が見られる。それは撮影時におけるレスポンスの良さ、信頼性の高さだけでなく、ファイルとして残っている多くの写真にも明らかに見て取れるものだ。このレベルになると、今日見直してもほとんど不満はない。

更にEOS-1Ds mark 2の残した写真の数々には、未だにため息が出るほど美しいものがある。現在の機器と比較しても特に劣ったところは目につかない。これから数年間は使い続けることができるだろう。

さて、最新のEOS 40Dなのであるが、まだ、撮影枚数はそれほど多くはないということもあるのだが、残念ながらEOS-1Ds mark 2のような感動はない。もちろん悪いというわけではなくて、ちゃんとした写真は撮れているのだけれども。

これは、カメラのせいというよりもむしろそれを使う側の意識の変化に負うところが大きいのだろう。例えていえば、OSにMSウインドウズの入ったパソコンを使っているような感じなのだ。パソコンを使うことによって、可能になったことはあるには違いないのだが、もはやそれが当たり前になり、所有すること自体には何らワクワクとした思いは生じない。

そつなくよくできたノートパソコン、パナソニックのレッツノートシリーズみたいな、そんなカメラだな、EOS 40Dは。

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