これが現実か？千円で治して！

「千円で治して」…お金足りず治療中断も　医療機関調査(朝日新聞) - goo ニュース

昨日は未承認薬の使用拡大について触れましたが

今回は

私たちがお世話になるかも知れない医療制度を考えたいと思います

高額療養制度の改正なども検討されていて目が離せませんネ！・・・





ちょっとその前に気になる記事が

アサヒコムから「千円で治して」と

全国的に問題のようです

先日は私が住む地元紙にお隣の鳥取県の医療実態が

内容は

患者が治療費を払えず治療を自ら中断が多く起きていると・・・

私も仕事柄ドクターの先生とお話しする機会がありますが

その事は本当のお話です

昔々の１割り負担の時には考えられないことです





では昨日の続きを・・・

私が知る限りでは４つの医療制度があります





一つ目は誰もが使う「公的保険診療」で

自己負担は原則３割ですが

小学校就学前のお子様は２割負担

７０歳以上７５歳未満の方は１割負担（来年４月からは２割・現在も高所得者の方は３割負担）

７５歳以上の方々は１割り負担ですが高所得者は３割負担

そして

小学校就学の４月から７０歳未満は３割負担となります




二つ目は「自由診療」

公的医療保険で認められていない方法や薬での診療の場合

医療費は全額自己負担となります

未承認薬や最先端治療の場合で１００％自己負担です




三つ目は今話題の「先進医療」

認定された先進的医療技術を保険診療と併用できます

基礎的医療は３割が自己負担で

先進医療部分は１００％の自己負担が発生します




４つ目の最後が「混合診療」

公的医療と保険外の自由診療を併用した場合

先進医療以外は認められていませんので

公的医療部分も含めて１００％の自己負担となります




アサヒコムの千円で治してなど

４つの医療からしても無理だと思います

先進医療などが加わり良くなったと言え

医療の中断や中止が３８．７％

医療費負担を理由に検査や治療や投薬を断るが４３．１％

患者負担の未収金が４８．２％

以上のように深刻な数字が出ています

今に始まったことではないでしょうが・・・

以前ガソリン代が高騰して千円分入れてくれなど聞いたことがありますが

千円分の治療依頼など聞いたことはありませんが

深刻な事態だと思います

医療環境も段々アメリカ型？

そんな環境下からでしょうか

所得の高い人（標準報酬額月額５３万円以上）には

高額療養費の一定額の基準額（自己負担限度額）を引き上げる見直し論が・・・

その高額療養費の支給対象は

あくまでも公的保険適用される治療にですので

差額ベット代や先進医療費は民間の医療保険でのカバーとなります

医療に掛かるお金が余りにも多いですね

ライフプランをしっかり見つめないといけませんね

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