古川FPのブログ「勝手気ままなFP独り言」

古川FPが島根と松江市を中心にクチコミとITを駆使して企業コンサル・地域観光興し・個人家計見直しを、自由に感じたままに!

住宅ローン金利が大手行相次ぎ引き下げですが

2015-08-02 19:34:45 | 家計・住宅

「お一人さま」って言葉を最近よく耳にしませんか? 

文字としても目に飛び込んでくる言葉です

この言葉

関心がある人や

関心がない人と様々でしょうが

皆様も私も好む好まざるに関係なく訪れる可能性が有ります

『必ずやって来る「お一人さま」その時までに知っておくお金の知識』
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いまマイホームを考えている人には吉報か?

ネットNHKニュースでは

最近

長期金利の低下傾向であることから

大手の銀行が

10年固定型の住宅ローン金利を

今月の8月になってから

相次ぎ引き下げたようです

三菱東京UFJと三井住友銀行は

10年固定型の住宅ローン金利を

先月金利の年1.35%から1.3%へ

みずほ銀行も先月金利の年1.3%から1.25%へ

りそな銀行も先月金利の年1.3%から1.2%へ

三井住友信託銀行も先月金利の年0.95%から0.9%へ

各行とも10年物を0.05~0.1%の引き下げ競争のようですね

ただ10年の期間だけが表示されていますから

10年以降の金利は不明です

10年以降の返済も考えて家計のストレステストも必要だと思います




では

上記の銀行のホームページから

返済額等のシミュレーションをして見ましょう!

では計算の条件は

10年固定金利を1.3%

借入希望金額は3000万円

返済は毎月返済のみ

借入期間は35年間

前年度税込収入は500万円

その他借入なし



シミュレーションすると

月々の返済額は88,945円(注:10年のみ)

ボーナス返済=0円

諸費用(概算)=約855,840円

年間返済=約1,067,340円

返済総額=約38,212,740円



次に上記条件で

金利のみ35年固定の年1.85%でシミュレーションすると

変わってくるのは

月々の返済額が約97,085円となり

10年固定金利より当たり前ですが月々返済額はアップします

月々アップ額は約8,140円

35年間の総返済額も約3,418,800円アップして

総返済額は約41,631,540円

つまり借入金は3000万円ですから

約11,631,540円が利息+諸費用等の35年間分です

利息が1.85%と1.3%の差が0.55%ですが

月々で8,140円で35年間では3,418,800円も利息が増えます




では

サイトで比較した金利が安い10年物ローン商品が有利のように見えますが

10年固定商品は11年目より金利が変わります

例えば

11年目に金利が年2%では月々 96,724円

21年目に金利が年3%では月々103,800円

総返済額は41,050,862円ですので総返済金額だけ比較すれば

10年固定商品も悪くありませんが

11年目と21年目の返済額が返済可能かどうか?

また

もっと金利が上がった場合は?

11年目が3%では月々返済額は108,216円

21年目が2%では月々返済額は100,839円

返済総額は41,896,979円

返済金利が4%や5%になったらなども検討必要です

10年先や20年先のローン金利など誰も想像できませんから

ライフプランで考慮すべきことは

収入がある年齢で下がった場合はどうなのか?

子供もがいたら教育資金など充分に確保してあるのか?

大きな病気などして働けなくなり収入が無くなった場合は?

マイホームとは大きな買い物ですし

マイホームローンは非常に長期間利用しますから・・・



情報元:NHKニュース


ウサギのローン カメのローン 最高の住宅ローンを選ぶ方法
淡河 範明
エクスナレッジ



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