Web日経7月23日情報、厚生労働省が23日発表しました5月の人口動態統計(速報)によりますと離婚件数は前年同月比4.5%↑の23,163件と2カ月連続で↑したそうです。主な原因は4月に離婚後に夫の厚生年金などを妻と分けられる「年金分割制度」が始まり、離婚に踏み切る夫婦が増えていることが背景にあるようだと報じています。
この制度を利用すると、結婚していた間の厚生年金や共済年金の報酬比例部分(基礎年金部分は対象外)を最大半分まで分割でき、離婚件数は新制度が始まる前の3月までは12カ月連続で減少していたそうですが、4月には6.1%↑と急増したそうです。新制度で年金分割ができるようになるまで離婚を待つ夫婦が多かったことをうかがわせる数字だとも報じています。
ただ離婚件数を1~5月の累計で比べると今年1~5月は前年同期を1.1%↓っているそうです。厚労省は「詳細結果(来年9月公表予定)で年齢別の離婚件数などをみないと今後の動向は判断しにくい」(統計情報部)と発表しています。
5月の婚姻件数は1.9%↑の65,968件と↑に転じ、出生数は0.3%減の95,936人で4カ月連続で減少したそうです。しかし、「年金分割制度」の法が始まったとたんに4~6%も増加とは・・・1/2はあくまでも、報酬比例部分ですから・・・経済的側面から考えれば、以前よりよくはなりましたが、果たして分割した年金で豊かな老後を迎えられるのでしょうか?経済的側面<精神的側面なら致し方無いのでしょうが・・・。
情報元:PowerFP
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