古川FPのブログ「勝手気ままなFP独り言」

古川FPが島根と松江市を中心にクチコミとITを駆使して企業コンサル・地域観光興し・個人家計見直しを、自由に感じたままに!

追い風と向かい風に揺れて

2009-11-19 19:51:21 | 家計・住宅

昨日から今日にかけてのニュースで

住宅業界は

追い風と向かい風に揺らされているようです。

昨日は

2010年度税制改正で

新築住宅に対する固定資産税の減額がピンチです。

新築された住宅やアパート・マンションなどは

新築後3年間又は5年間(地上3F建て以上の準耐火構造住宅及び耐火構造住宅)は

固定資産税の1/2が減税されていますが

総務省の査定原案では減額処置延長を認めないようです。

固定資産税の評価額は公示価格の7割程度だそうで

そこに税率をかけて固定資産税が決まるようですが

延長が無い場合

マンション等は5年間の1/2控除が無くなり

かなり購買意欲が・・・

新築着工が伸びないなか更に追い打ちか?




本日のニュースは反対に追い風になる?

省エネブームを反映してか

太陽光発電機設置やオール電化住宅への転換など

省エネリフォーム向けローン活用が増えているようです。

信販大手のオリエントコーポレーションは

4~9月取扱高が前年同期比50%増の841億円に急増。

環境志向の高まりや政府の促進政策で

省エネ住宅への改修ニーズが高まると見て

都市銀行や地方銀行も優遇金利ローンを投入し始めたようです。

オリコなどは11月から

Webリフォームローンを投入して事前審査の迅速化を

ジャックスなども昨年度取扱高に匹敵する伸びだそうです

省エネリフォームは

国の普及支援策が追い風になっているようです。

来年3月末まで太陽光発電機器を設置する家庭に

1キロワットあたり7万円の補助金を支給。

10月の受理件数は前月比3割り増しの14,825件

更に国は

11月には電力会社に対して

家庭で余った電力を従来の2倍の価格で買い取りを義務づける制度も始まったようです

一般的に

太陽光発電機の設置費用は200万円程度

オール電化設備は60~100万円掛かるようです

リフォームローンは年利3~5%が多く

借入期間は15年前後が多いようです

今後は貸し出す方は

銀行、信販会社や保険会社が競って取り組み強化を図るようです。




以上のニュースから感じられるのは

世の中は省エネやエコに向かいだしたこと

そして新築は大方若い年代でしょうが

賃金の伸びが思わしくなく優遇をはずし

現在住宅を所有する

比較的収入も安定している層へ追い風が

リフォームもピンキリ有るでしょうが

時代は確実に

省エネやエコに進んでいますネ。




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