昨日から今日にかけてのニュースで
住宅業界は
追い風と向かい風に揺らされているようです。
昨日は
2010年度税制改正で
新築住宅に対する固定資産税の減額がピンチです。
新築された住宅やアパート・マンションなどは
新築後3年間又は5年間(地上3F建て以上の準耐火構造住宅及び耐火構造住宅)は
固定資産税の1/2が減税されていますが
総務省の査定原案では減額処置延長を認めないようです。
固定資産税の評価額は公示価格の7割程度だそうで
そこに税率をかけて固定資産税が決まるようですが
延長が無い場合
マンション等は5年間の1/2控除が無くなり
かなり購買意欲が・・・
新築着工が伸びないなか更に追い打ちか?
本日のニュースは反対に追い風になる?
省エネブームを反映してか
太陽光発電機設置やオール電化住宅への転換など
省エネリフォーム向けローン活用が増えているようです。
信販大手のオリエントコーポレーションは
4~9月取扱高が前年同期比50%増の841億円に急増。
環境志向の高まりや政府の促進政策で
省エネ住宅への改修ニーズが高まると見て
都市銀行や地方銀行も優遇金利ローンを投入し始めたようです。
オリコなどは11月から
Webリフォームローンを投入して事前審査の迅速化を
ジャックスなども昨年度取扱高に匹敵する伸びだそうです
省エネリフォームは
国の普及支援策が追い風になっているようです。
来年3月末まで太陽光発電機器を設置する家庭に
1キロワットあたり7万円の補助金を支給。
10月の受理件数は前月比3割り増しの14,825件
更に国は
11月には電力会社に対して
家庭で余った電力を従来の2倍の価格で買い取りを義務づける制度も始まったようです
一般的に
太陽光発電機の設置費用は200万円程度
オール電化設備は60~100万円掛かるようです
リフォームローンは年利3~5%が多く
借入期間は15年前後が多いようです
今後は貸し出す方は
銀行、信販会社や保険会社が競って取り組み強化を図るようです。
以上のニュースから感じられるのは
世の中は省エネやエコに向かいだしたこと
そして新築は大方若い年代でしょうが
賃金の伸びが思わしくなく優遇をはずし
現在住宅を所有する
比較的収入も安定している層へ追い風が
リフォームもピンキリ有るでしょうが
時代は確実に
省エネやエコに進んでいますネ。
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