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大阪府レクリエーション協会のイベント・講習会

公益財団法人大阪府レクリエーション協会の事業(イベント、講習会等)を写真等でお知らせ・報告します。

9月7日 ふれあい歩育「聞く」

2014-09-25 | 歩育

森は都会のオアシス 自然に学び「生きる力の再生」体感

ちょっぴり涼しくなった 9月7日。今回のふれあい歩育のテーマは「聞く」。大阪府4大緑地の一つ堺市北区の大泉緑地を訪ねました。
今回は学生が多く60名が参加。

早速、森の中に入ると森の木々が車や都会の騒音を遮断、小川のせせらぎで聞こえてくる音に耳を澄まし、聞こえる「音」を各自が記録しました。

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「樹のみち」と呼ばれる足にやさしい散策路では、好奇心に満ち溢れ辺りをウォッチング。池の近くでは、目の前の木立に野鳥を発見。しばらく観察しながら鳴き声も聞くことができました。

先頭付近を歩いていた男子学生は「やっぱり前を歩くと見つけやすいしチャンスが多い。いい経験になりました。」と語っていました。

最後は、花、緑、水、風、そして互いの心にふれあう「ふれあいの庭」で音や香りも体験しました。

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水琴窟の音色を聞いた女子学生は「耳を澄ましてやっと聞こえた…うれしい!」と感激することしきり。
「大阪にも自然が多くあってビックリ…。歩いてリフレッシュもできました。トトロの世界のように感じました。」と福岡県出身の古賀優希さん(堺市10代)。
「木陰が多くひんやりしたところでパワーをもらい、森林浴もできました。」と、小学生のお子さん2人と参加された井上進司さん(池田市50代)。
小学3年生の井上準一郎ちゃんは「バッタを捕まえて大きさを観察した。」と云って見せてくれました。帰る間際には、ちゃんと森に返したそうです。

森は都会のオアシス、日常生活では実感できないものが、自然の中にはいっぱいあること。歩育で自然に学び「生きる力の再生」の体感した半日となりました。


6月15日 おおさか歩育の会 6月例会

2014-06-30 | 歩育

緑したたる御所周辺を歩き 幻の聚楽第址を訪ねる

快晴の6月15日(日)は幻の聚楽第址を訪ねる・・・。

豊臣秀吉が京都西陣、かつての平安宮址に築いた絢爛栄華の居城を自らの手で跡形もないほどに壊したとされる聚楽第址を観る興味津々の歩育例会となりました。

聚楽第址を訪ねる前に立ち寄ったのは、、昨年のNHK大河ドラマ「八重の桜」で賑わった同志社今出川キャンパス。
八重と新島襄が挙式を挙げたチャペルや、クラーク館など100年を超え年代を感じさせる重要文化財を見学のあとは南隣の御所へ。

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今出川御門に入ると右手に200mほど鬱蒼と薄暗いほどに大木の生い茂るなかを緑道が続きます。静かな深緑の広場で少しクエッションタイムをとり「午後の聚楽第のこと」などをスタデイしました。
皆さん口々に「静かで素晴らしい・・・ここは緑のオアシスですね」。

午後からは、お待ちかね聚楽第址へ。
東西に延びる中立売通りと南北の大宮通りが交差する北西角の民家横に「此付近 大内裏及聚楽第東濠址」の小さな石碑が。
今から22年前、この地下から多量の金箔瓦が出土したとのこと。
さらに西へ約250m進んだ正親小学校北東角にも「此付近 聚楽第址」石柱と「此付近 聚楽第本丸西濠址」と記した説明版が・・・。

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数少ない資料を基に調査の結果、現在ではこの付近を中心に東西約600m、南北約700mの広さを持つ秀吉の居城・幻の聚楽第があったと言われます。

関白の座と聚楽第を甥の秀次に譲りはしたものの、実子・秀頼の誕生により秀吉は秀次を高野山に追放、自害させたその異常さに「時代も暮らしも違いますが有り余る権力と財が、こうさせたのでしょうか。」70代女性のアンケートにほっと温かいものを感じました。


6月1日 ふれあい歩育「見る」

2014-06-22 | 歩育

枚方・淀川資料館と鍵屋を訪ね いのちの水、くらしの水を「見る」
 
6月1日(日)のふれあい歩育のテーマは「見る」。枚方市にある国交省の淀川史料館と東海道56番目の宿場町、枚方宿を訪ねました。

今回は子供、学生、一般を合わせて44名が参加。
淀川の事なら何でも・・・、淀川史料館ではスクリーン映像を見ながら淀川の歴史と琵琶湖との深いかかわり。人々のくらしと「いのちの水」を運ぶ淀川の役割について学びました。

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枚方の「くらわんか舟」や下流の新淀川開削の歴史の説明に、参加の皆さんは真剣に耳を傾け、展示物にも興味しんしんの様子でした。

館内を自由見学した後、隣接する河川敷の芝生の上で、子どもと学生、一般参加者が輪になってのびのびレクタイム。初めて顔を合わせた皆さんですが、ジャンケンしながら隊形を変えるゲームや、魚の名前で席替えをするゲーム、歩測を使って距離を当てるゲームに夏日の日ざしも何のその、30分ほど元気いっぱい楽しみました。

その後、再び京街道に戻り宿場の面影を残す出格子の家や軒下にぶら下がった杉玉などを眺めながら西に進み、枚方市指定文化財「鍵屋」を訪れ見学しました。

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江戸時代に大坂、伏見間を就航する客船「三十石船」の船宿として栄え、表玄関を街道に開き、裏口は淀川に通じ船の乗降に最適な構造になっていて、鍵屋主屋は、枚方宿の面影を留める貴重な建物として、屋敷内部は枚方宿と淀川との密接な関わりを示す史跡として当時のままに保存されています。

皆さんそれぞれ「いのちの水」と「くらしの水」を新たに見直す一日となったようでした。


5月18日 おおさか歩育の会 5月例会

2014-05-29 | 歩育

圧巻、江戸の町並み今井町から みどり萌える藤原京へ

初夏を想わせる快晴の5月18日。歩育例会は名高い奈良の重要伝統的建造物群保存地区・今井町と藤原京を訪ねました。

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難波から近鉄電車で約40分。大和八木駅前広場でコース説明とストレッチの後、今井町の入り口、蘇武公園まで来ると、何と「だんじり」に乗った子ども達が、お囃子で嬉しいお出迎え・・・。
この日は年に一度「今井町並み散歩」の日とあって皆さん、もう、大喜びでした。

迷路のような狭い道を歩くと町屋の数600軒とも言われる圧巻の江戸時代の町並みが続き、タイムスリップしたようなこの日は、重要文化財の町屋も特別公開。
「江戸の文化を感じます。重文の今西家を観れたことは最高・・・(大阪市50代女性)」。
「もう一度、ゆっくり来たい」。など今井町の魅力を皆さん堪能したようでした。

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昼過ぎに藤原宮跡大極殿前に到着。694年、持統天皇が遷都したこの地からは萌えるみどりの畝傍(うねび)、香具山、耳成(みみなし)の大和三山が間近に見渡せます。

昼食の後は恒例の楽しいレクタイム。全員でコミュニケーションゲームを始めると、おばあちゃんと散歩に来ていた幼児の姉弟が、突然みんなに交じって飛び入り参加。
拍手や両手を使った手遊びにも興じ、幼児も大人も楽しいリズムの中でひと時を過ごしました。


4月19日 『歩育(ほいく)の日』

2014-05-07 | 歩育

10年目を迎えた『歩育(ほいく)の日』

大阪城公園で楽しい記念大会開催

若葉が萌え緑に染まる快晴の4月19日(土)は、10年目を迎え『歩育(ほいく)の日』。

大阪城公園教育塔前ひろばで、京都府と奈良県レクリエーション協会、日本3B体操協会大阪府中支部の皆さんや、元気な子どもたちやファミリーに学生たち、歩育のパスポート参加者など約240名が元気に集合しました。

10時に開会。伴会長の開会挨拶のあと、真紅のコスチュームをまとった日本3B体操協会の皆さんのウオーミングアップ・ストレッチで会場は盛り上がり、忍玉おどりのメンバーが、参加者の皆さんと大きな輪になりました。大勢の小さい子どもさんが壇上にあがり青空めがけ゛大声で出発の掛け声、「エイ・エイ・オー」を一斉にあげたときは、もう最高・・・でした。

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今年は大阪城築城400年祭の節目の年。豊臣秀吉の築城時代から現代まで、歴史公園・大阪城の広い城内の歴史や不思議発見をしながら約4.5キロを一周。
更にお楽しみは、コースのところどころで設けた5ケ所のレクポイント。
ゲームにクラフト、歌にダンスなど、子どもさんから高齢者まで楽しんでいただけるよう・・・、インストラクターの皆さんがこの日のために手づくりで趣向を凝らしました。

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皆さん思い想いのコーナーで童心に戻ってレクリエーションを楽しみました。その中でもウオークの列が止まり一時渋滞も出た人気のコーナーはクラフトコーナーでした。木の実や小さな木片に色とりどりのビーズを糊づけすると世界に二つとない可愛いいペンダントの出来上がり・・・。

初夏を想わす春の一日、皆さん緑の木陰でお弁当を食べそれぞれの休日を楽しみました。