プリスクールの保護者面談

今学期も終わりに近づき、ラスカルくんの英語のプリスクールで
保護者面談がありました。

ディレクターの先生と教育実習の学生ヘルパーが、私とムーミン
さんに、ラスカルくんの学校での様子、成長過程をファイルにして、
「○月○日にこんなことがありました-‐○○能力の発達」という形で、
日々のエピソードを交えながらラスカルくんの成長ぶりを説明してくれます。
その成長過程をまとめた書類と今まで学校で撮った写真も８０枚ほど
CDに入れて渡してくれました＾＾　（以下、写真は先生撮影のもの）

学校にもすぐなじみ、心配していた英語能力も、聴く＆話すに関しては
ほとんど問題ない様子。人が大好きなのでコミュニケーション能力は◎。
今学期は二人いた日本人の学生ヘルパーさんにも、学校が始まって
２ヶ月ほど経った頃には、「ここは英語の学校」と思ったのか、
自ら英語でコミュニケーションを取っていたそうで、TPOによって
きちんと使い分けができるようになってきたみたいです。

運動能力は、予想通りとてもいいそうで、外遊びが大好き！
ちびっ子暴走族よろしく三輪車を乗り回し、タンデム型の後部座席に
お友達をのせて遊んでいるみたい。最初はペダルをこぐのが苦手だったのにね。

手先も器用で、特に「並べる」課題が大好き。ビーズに紐を通したり、
ブロックを積み上げたり、並べたり、パズルやレゴ遊びなども大好き。
ものすごい集中力で課題に取り組んでいるよう。

私が心配していたのは、来年夏のキンダー入園に向けてのお勉強、
特に読み書きの面。
本を読むのは大好きで、学校でも自由時間に読んでいるそうですが、
小さい時からチャレンジはしているものの、どうも書く（描く）ことは
他のことに比べると興味が薄く、はさみなどを使ったクラフト系も
ちょこっとやってオシマイ。
興味がないことを無理やりやらせても・・・と思ってはいたのですが、
キンダーに入る前に少し取り組んでおいた方がいいかなと思い、
先生に学校での様子を聞いてみると、やはりブロックやパズルに
比べると、集中力が長続きせず、どちらかというと苦手みたい・・・＾＾；
絵は未だにピカソのような抽象画チック。ダイナミックと言われれば
そうなんだけど・・・
ペンの持ち方も何度言っても頑固で直せないヒト。とりあえず書くこと
に興味を持ってほしくて大目に見てたんですけどね。
まあ、これも成長段階なので、長い目でみてくださいとのこと。

とにかくラスカルくんは「Delightful & Happy」な子供で、社会性もあり、
自分の意見をきちんと述べ、身の回りのことも自分ででき、お友達や
先生のお手伝いも自発的にするとのこと。
お友達が困っていると声をかけ、他人を思いやる気持ちも育ち、
責任感があり、問題解決能力も優れているらしいです。
皆に好かれ、通園してくれて嬉しいとまで言ってくれました。感謝＾＾

家や仲のいい日本語のお友達の前では、我を通したり、意固地に
なったり、私もあれこれ思い悩むことが多いのですが、学校では
ちゃんと出来ているみたいで、ちょっと安心・・・
面談ではほとんど否定的なことは言われず、ちょっと気になることも
「大事な成長の過程」ととらえて、温かい目で見守ってくれてる感じ。

「育てやすい子がいい子とは限らない」って分かっていても、複雑な
親心の私・・・
でもよく考えれば、まだ４歳。周りの子と比べて、どうしても親の理想
ばかり押し付けがちですが、まだまだ人間として成長段階なんだし、
子供によって、どの分野がどう育つかの発達過程も違うのだから、
もっと色んなことを長い目でみないといけないんだよなーと反省デス。