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ベトナム・ホーチミン市で生きる。ふも・ふもまろの足音 buoc chan cua Fumomaro.

ふもまろのひび
Moi ngay cua Fumomaro.
ベトナム・ホーチミンシティの下町から

ベトナム経済 

2012年06月12日 14時12分32秒 | ベトナム生活
みなさん、こんにちは。
ふもまろです。

ベトナム経済、各経済評論家の方たちは、経済の低迷を指摘していますが、

実際にベトナムで生活していても、それは肌で感じるものです。

例えば、バイク。私の近所には、質屋があり、毎日$8000前後の高級バイクが質に入れられていきます。

スーパーカブで大体3L前後ガソリンが入り、ガソリン代$3くらい。

距離にもよりますが、朝晩の通勤の送り迎えぐらいなら、2週間ガソリンが持ちます。

それに比べ125ccのスクーターだと満タン6Lで$6。ほぼ倍の値段で、一週間持つか持たないかの燃費です。

150CC前後の$8000前後のスクーターだと、それよりも燃費が悪いと思います。

だから華僑や在外ベトナム人からの送金や裏ビジネスで儲けて高級バイクを買った人は、

すぐに維持ができなくなり、質にいれるようになります。そして、中古バイク市場が活性化してしまいます。

またバイクが全てのベトナム人に行き渡ってしまったことも、経済停滞の一つでしょう。

どんなに田舎でも、水道がなく、雨水で過ごしている田舎でさえも、

$2000近くする日系企業製のスクーターやバイクを目にしますからね。

正直、私が乗っているバイクよりも、新しくて良いバイクに乗っている田舎の親戚がいるのも事実ですから。

また、今まで、外食、ちょっとしたカフェ休憩をしていた人たちが、家で過ごすようになったこともあるでしょう。

実際に私の家では、妻がシントー(ミルクシェイク)やチェー(ぜんざい)を家で作るようになりました。

これは今までは、お店でしか無かった機器が各家庭にも普及し始めたことからだと思われます。

家には、ミキサー、ヨーグルト製造機、コーヒーのフィルターがありますので、わざわざ外で取る必要がありませんね。

私は外に出たい人間ですが、妻からの「外はもったいない。家で作れば、みんな飲める」という言葉に素直に従います。

外食に関しては、レストランに行けば、直に感じられると思います。

私が良く行く日本食レストラン、一時期、外にまでも待っているベトナム人がいるくらい混んでいましたが、

今は、予約無しで入ることができます。。。

でも、ベトナム人の購買意欲は衰えていないと思います。

それは、良い物、欲しい物に関しては、日本人が考えられないくらいの出費をするからです。

私が一例を挙げるとして、日本のイチゴがあります。

4月にベトナムの家族が日本に来て、一緒にイチゴ狩りに行ったんです。

日本人の私も感動するくらいの美味しさだったのですが、一緒に同行した妻のお母さんの一言、

「こんなに美味しいイチゴなら、1箱(4パック入り)のイチゴに2万円だしてもいいわ!」

実はあまりに美味しかったようで、3箱ぐらい「あまおう種」を大人買いして、お土産に持ち帰っていました。。。

他にもいろいろとベトナム人の購買意欲を高めるもの、沢山ありますが今日はここまでに。

それでは、また。
ふもまろでした。