真空管アンプの自作日記

しばらく中断していたアンプ作りを、また始めようかと思っています。
備忘録を兼ねてます。

808イントラ反転アンプ 再組立て2

2017-08-21 12:30:47 | 808アンプ
808イントラ反転アンプ 再組立ての進捗報告です。
ようやっと、配線に取り掛かれる状態まで進みました。






効果のほどは定かではありませんが、思いつく放熱対策をしたつもりです。




808イントラ反転アンプ 再組立て1

2017-08-15 15:52:41 | 808アンプ
先日、解体した808イントラ反転アンプの再組立を始めました。
今回の再組立てのテーマ?は、老朽部品の交換ですが、合わせて放熱対策と容易なメンテナンス性の確保も重要なことと考えています。
手始めに、大型の電解コンデンサーの実装について考えてみました。
まずは、以下をご覧ください。


もともとのシャーシです。
解体前は、OPTの裏側にブロック型の電解コンデンサーを一列に6本立てて実装していました。
ですが、今現在この手のブロック型の電解コンデンサーは簡単に入手できないので、以下のように、このスペースに”箱”を設けて、
その中に、ラグ端子を使って、基板取り付けタイプのコンデンサーを収納することにしました。
”箱”は、手元にあるアルミ材で自作したのですが、精度は今一つですし、見た目も冴えませんが、所詮素人工作ですし、機能優先ということで
これで良しとしました。






電源部のコンデンサー(220μF 450V 5本)と808のフィラメント電源部のコンデンサー(22000μF 16V 4本)をここに収めるつもりです。
この実装であれば、重量級アンプをひっくり返すことなく、容易に交換が可能なはずです。
なお、この箱の底板は、本体シャーシ天板より3mmほど浮かして取り付けています。
3mm浮かすことによって、6か所あるブロック型の電解コンデンサーの取付穴(Φ36)を、塞ぐことなく、これを放熱のための通気口として活用できると考えたからです。
まぁちょっとした思い付きですから、効果のほどは??ですが、簡単にできることなので、試してみることにしました。

808イントラ反転アンプ 真空管いろいろ

2017-08-07 16:19:38 | 808アンプ
再組立てする808イントラ反転アンプに使用できそうな手持ちの真空管を集めてみました。


JAN-CDR-808(GE)とJAN-CRC-808(RCA)


各社6CK4
ブランド違えど、構造は全く同じ。左よりSYLVANIA、ZENITH、TUNG-SOL、RCA
多分出所はみんな同じだと思います。


12AU7類似管
左よりRCA5814A、RCA5963、SYLVANIA5814A

808イントラ反転アンプ解体しました。

2017-08-06 12:05:08 | 808アンプ
本日、808イントラ反転アンプ解体しました。
重量級アンプですから、解体とはいえ、気を使いました。
以下、再組立て時に再利用するつもりのパーツです。


発熱のすごいアンプなので、タイト製のソケット、プレートキャップ、端子台は、ベターチョイスだと思っています。
ですが、いまこの手の部品で良質のものが入手できるのかちょっと疑わしいので、これらについては、クリーニングして再使用することにしました。


このシャーシの天板は、重量級トランスを載せるので、2mm厚では、心もとないと思い、3mm厚のアルミ板で作りました。
家内制手工業(要は手加工)で、タカチのOSケースに合わせて3mm厚のアルミ板を切り抜き、それを当時の鈴蘭堂に持ち込んで、塗装をしていただきました。
そのため、その当時のSLケースの天板と同じ塗装(アイボリー色のレザー?調)となっています。
今となっては、鈴蘭堂さんとのこういったやり取りは、ちょっとした思い出ですし、このような大型シャーシは、もう作る元気も気力もありませんから、今回の再組立てには、少しの追加工をしてそのまま使おうと思います。

解体再組立てすることにしました。

2017-08-04 15:23:23 | 808アンプ
先日の報告にて、808イントラ反転アンプのメンテナンスについて、一度解体して、作り直すのも一案かと思い始めている旨、報告いたしました。
で、一週間ほど、悩んだ末、解体して再組立てすることにしました。
その、主たる理由は、メンテナンス性をあまり考えず作ったアンプなので、その作業が面倒になってしまったことが最大の理由なのですが、
随分昔に作ったアンプで、気に食わない(または気になる)部分もありましたので、エイッ!とばかりに解体し、それについても、手を入れてしまえば、これから先、気持ちよく使用できそうだと考えたからです。

それで、作り直しをするのときの、回路変更案を書いてみました。


原典の初段は、6DJ8のSRPPですが、今使用中の私のシステムの状況(ゲインが6dBのプリアンプにCDプレーヤーの組み合わせ)からすると通常使用で、音量ボリュームの開度がごくわずかになることは明らかです。
それですと、ちょっと使いにくい感じがしますので、初段を5814(12AU7同等管)に替えてアンプの入力感度を下げようと思っています。
それと、808のフィラメント点灯回路の整流にSBDブリッジを使い、大容量の電解コンデンサーと組み合わせて、可能であればハムバランサーを取り去りたいと思っています。
(上記回路図では、見切り発車で、ハムバランサーは取り去っています。)


あと、電気的な話ではないのですが、このアンプを長く使うための工夫として、ちゃんとした放熱対策と、良好なメンテナンス性を確保できるような実装をトライしてみようと考えています。

やる気で出てきました。