真空管アンプの自作日記

しばらく中断していたアンプ作りを、また始めようかと思っています。
備忘録を兼ねてます。

解体再組立てすることにしました。

2017-08-04 15:23:23 | 808アンプ
先日の報告にて、808イントラ反転アンプのメンテナンスについて、一度解体して、作り直すのも一案かと思い始めている旨、報告いたしました。
で、一週間ほど、悩んだ末、解体して再組立てすることにしました。
その、主たる理由は、メンテナンス性をあまり考えず作ったアンプなので、その作業が面倒になってしまったことが最大の理由なのですが、
随分昔に作ったアンプで、気に食わない(または気になる)部分もありましたので、エイッ!とばかりに解体し、それについても、手を入れてしまえば、これから先、気持ちよく使用できそうだと考えたからです。

それで、作り直しをするのときの、回路変更案を書いてみました。


原典の初段は、6DJ8のSRPPですが、今使用中の私のシステムの状況(ゲインが6dBのプリアンプにCDプレーヤーの組み合わせ)からすると通常使用で、音量ボリュームの開度がごくわずかになることは明らかです。
それですと、ちょっと使いにくい感じがしますので、初段を5814(12AU7同等管)に替えてアンプの入力感度を下げようと思っています。
それと、808のフィラメント点灯回路の整流にSBDブリッジを使い、大容量の電解コンデンサーと組み合わせて、可能であればハムバランサーを取り去りたいと思っています。
(上記回路図では、見切り発車で、ハムバランサーは取り去っています。)


あと、電気的な話ではないのですが、このアンプを長く使うための工夫として、ちゃんとした放熱対策と、良好なメンテナンス性を確保できるような実装をトライしてみようと考えています。

やる気で出てきました。