皆様、おはようございます。今日は9月30日水曜日、私は中小企業診断士の福田徹です。
マネジメントサイクル(Plan Do Check Act cycle)とは、企業活動などにおいてP(計画)D(実施)C(評価)A(改善)の4段階を1サイクルとして、これを繰り返すことで継続的な業務改善を行う仕組みです。
ある計画を策定し、それを実施し、実行結果の評価を行い、評価に基づいた反省を踏まえて次の計画につなげる。
至極納得感のある考え方であり、これをやろうとする企業は多いのですが上手くいかないケースが多いのも事実です。
上手くいかない原因はいろいろあるのですが、もっとも大きな原因はPDCAを回して業務改善を行うマネジャーに「PDCAサイクルが回る様子が見えない」ことです。
P→D→C→A→P→・・・という流れが見えず、PDCAを回すことの意味を理解できないまま、計画なら計画、評価は評価という狭い視野をもってPDCAの導入を進めたのであれば、いたずらに仕事を増やすだけでこの仕組みの効果を得ることができません。
そこで、必要なのはPDCAの流れに意味があることを、マネジャーに理解させることです。
PDCAを理解させるための方法として提案したいのが、PDCAを一枚の紙で一覧できる報告書にまとめて「見える化」することです。
下の図は、筆者の作ったPDCAを「見える化」した月次報告書のイメージです。

報告書の上段では計画と実績を数値で「見える化」し、下段ではその数字を実現するためのトピック(たとえば計画売上高を実現するための販促計画)についてのP(計画)D(実施)C(評価)A(改善)を「見える化」しています。
この報告書は、前月末までにトピックとP(計画)欄を埋めておき、当月にD(実施)欄を埋め、翌月初にはC(評価)A(改善)を書き込みように設計してあります。
このように、計画数値を実現するために施策を計画し、その施策の計画から評価、改善までのサイクルを見えるようにして、さらにその結果を数値で確認できるようにすると、マネジメントサイクルを通じて業務改善をすることの意味が担当マネジャーに理解できます。
つまり、P(計画)を前月につくり、実際にD(実施)した上で、P・Dのどこに問題があるかを、数値その他を分析C(評価)して、A(改善)に結びつける一連の流れを、マネジャーが一つの報告書上に順次書き込むことによって、自然とPDCAを回す感覚を得ることができるのです。
※関連記事とこの記事のカテゴリー
マネジメントサイクル(PDCA)を回す報告書とは?(見える化する)
PDCAを回すコツはハードルを下げること(目標ハードルを下げる)
PDCAを回す目標分解とは?(目標を分解する)
マネジメントサイクルをもう一回転させるPDCA報告会とは?(二回転目を回す)
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