中小企業診断士 福田 徹 ブログ

経営コンサルタント・中小企業診断士・ビジネスファシリテーターによる経営者・起業家・管理者向けブログ

経営者の仕事~夢を語ること夢を実現する道筋を示すこと

2009年09月29日 | 福田徹の企業再生

 皆様、おはようございます。今日は9月29日火曜日、私は中小企業診断士の福田徹です。

 ある経営者から、社員への経営情報の開示について相談を受けました。

 昨今の厳しい経済状況の影響をまともに受けているこの企業では、ほぼ受注が止まっていて一時帰休を行っています。

 「厳しい現実を日頃から社員に話しているが社員に危機感がない」のが社長の悩みです。

 何を伝えれば、この危機感を共有できるのか?

 相談内容はそういったことでした。


富士山河口湖口登山道本8合目山小屋群の直下にて(2009年8月23日撮影)


 私は「一時帰休まで行っているので、当然会社の状況は社員にも十分に伝わっている」と申し上げました。

 悪い情報だけを伝えて危機感を煽っても、権限と責任を与えられていない一般社員はどう反応して良いかわかりません。


 さて、こういうときに経営者はどうしたらよいでしょうか。

 こんな場合に経営者がするべきことは、会社の夢や目標とそこにたどり着く道を示すことです。

 悪い状況にある今だからこそ、皆が不安に思っているからこそ、経営者は夢を語り、その夢を実現する道筋を示す必要があるのです。


 一般社員は、会社を取り巻く厳しい状況について情報を得ることがあっても、経営者と一緒になって悩むことを望んでいませんし、一緒に悩む意味もありません。

 解決策の決断は経営者がするべきであるし、社員はそれを待っています。

 つまり、経営者の「この状況はこうやって抜け出すからオレに付いてこい」という言葉を待っているのです。
 

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