携帯ショップで考えたこと

　皆様、こんばんは。中小企業診断士の福田徹です。

　先日、スマートホンを選んで安く購入するために、いくつかの携帯ショップを梯子しました。

　スマートホンはネットに接続する回線が今までのものと違うことやパソコンと同じで自分で機能を追加して使えるという特徴があるために、ショップの店員さんが説明に窮する場面も多くありました。
　
　それでなくとも、携帯電話の機能や料金体系、電話機購入の割引などの仕組みが相当に複雑なのに加えて、さらにネット接続とウインドウズモバイルパソコンの説明を士なければならない携帯ショップ店員は、相当に覚えることが多そうです。

　docomoショップでは、分からないことも「調べます」といって調べてくれましたが、他のキャリアも扱うショップでは、さすがに覚える知識量の限界を超えているらしく、少し込み入ったことをたずねると「docomoショップさんで聞いてください」といわれてしまいました。


　こういう体験をしたことをきっかけに、あらためて考えてみると、いったい誰が（どれだけのユーザーが）この複雑な機能や料金体系、割引体系を望んでいるのかという疑問が湧いてきます。

　携帯ショップで順番を待つ間に思いついたのですが、新しい通信事業として、シンプルに電話（通話とショートメール）だけを提供するサービスにニーズは無いのかと言うことです。

　携帯網の場合は、キャリアがインフラの許認可を独占し、巨額の設備投資をしておりなかなか新規参入が難しいとは思います。

　それを、既存事業者のインフラをベースに（規制緩和を実行して容易に借り受けられるようにして）やるとして、通話とショートメールだけのサービスならば、ショップや販売員を持たなくても、ネット販売で販売の中間マージンをカットして、低コストのビジネスモデルが成り立たないか？そんなことを考えていました。


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