安い税金と小さな政府を切望するふきあえずのブログ

安全で暮らしやすい日本をつくりたい
そんな想いを綴っていくブログにしたいと思います

ある政治系ユーチューブを見て考えたこと

2020-04-18 22:08:10 | 政治
今日、とある政治系のユーチューバーの動画を見ていたのですが
今の政府の10万円給付について、コメントの意見が分かれていました
そのユーチューバーご自身は政府の給付を増やしたことに否定的で
なぜ企業救済にもっとウェイトを置いてお金を使わないのか?
という疑問を投げかけていました。
それに対し、コメント欄にはこのようなコメントが並んでいました。。意訳ですが
「(個人給付の)額が増えたんだからいいんじゃね?」
「企業にお金を出しても不公平、個人に10万ずつ配るほうがいい」
「今は緊急事態だからそういう議論をするべきじゃない」

なるほど、どれもごもっともな意見だと思います

しかし私には、やはり政府のお金の使い方はおかしいと、そう思えてならないんです
ですが。。。最初に言っておきますが、まず私は額を増やすことに別に文句はありません
今の状況で個人給付を否定するつもりもまったくありません
しかし、やはり優先順位に疑問といいますか、全体を見て、うーん、と首をかしげざるを得ないですね

まず、なんでこれほどゆっくりとおっとり刀でやってるの?というのがまず第一の疑問
緊急経済対策は早くやらないと傷口がどんどん広がっていくということを理解していない
通常のペースでやっている場合ではない

次に、企業向けの救済策の意味を本当に理解しているのか?というのが第二の疑問
前回もいましたが、個人向け給付を政府が延々と続けていくわけにはいかないでしょう?
企業が給料を払えばこそ、個人に収入が保証されるのです
その企業が資金繰りのための経済活動を止められているわけですから
これは緊急避難策として、最優先で企業の資金繰りを支援しないといけないでしょう
融資だけじゃダメなんですよ、いつ景気が回復して売上が元に戻るかわからないところで
どうやって返済のめどを立てるか?ここが企業には死活問題なんですから
融資するなら健全経営に戻るまで無期限無担保無利子融資をするぐらいの裁量が必要です

そして最後に、なんで消費税減税をしないの?というのが第三の疑問
経済に最も即効の効果があって、将来的な経済成長の後押しになる減税策
これを何故やらないのか?素直に疑問です

日本政府の政策を見ていると、あまりにも付け焼刃的であって
本当に日本経済を復興・復活させる気があるのか?疑問です
戦略性がなく、あるのは政権維持のための人気取り政策。。。バラマキ。。。
これで日本政府がよくやっているとか、本気ですか?
一部の人への30万円を日本国民全員に10万円、これで公平だ。。。
そう思うかもしれませんが。。。
額を増やしても、次につながる復興支援策がないんですよ。。。
とりあえず「食いつなぐための何がしかの資金」をお配りしただけの話

とても政府はよくやっている。。。などと言えるとは思えません
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政府の経済対策。。。政治家の信念が見えない

2020-04-18 00:24:59 | 政治
ついに安倍さんが国民全員への10万円給付を決めました
賛否両論さまざまにある中、決断が遅いという意見や、規模がまだ小さいなどという意見もあります
ただ、私はやはり「小さな政府」を良しとする者ですから、「小さな政府」の切り口で
今回の安倍さんの決断を論じてみたいと思います

まず。。。やはり一番に思うのは、安倍さん、相当に悩乱し、迷っているように感じます
その理由は、やはり政治家としての信念の欠如にあるように思います
だから何をすべきか?。。。その優先事項が分からない。。。決断できないのではないのでしょうか?
どうも世論からの厳しい批判を受けた結果が、今回の結論だったように見えてなりません

私から見ると、今回の10万円給付は、最優先事項とは言えない。。。ように思います
最優先事項は、まずは”企業救済策”です、個人はその次でいい
いや、二つは同時にやればいいんですが、それでも、ウェイトは企業救済を優先すべきです
特に中小企業向けの救済策は喫緊の問題です
まず、国民が考えなければならないのは、経済というのは”生き物”だということを忘れてはならないということです

つまり。。。
死者にお金をあげても死者が蘇ることはない。。。ということなんですよ
企業が死んでしまったあと。。。つまり、倒産したあとでは、経済対策は意味がないんです
個人への給付も勿論、緊急時には必要だと思いますが
肝心なことは、”政府が個人へのお金の給付を続けることには限界がある”、ということなんです
政府が個人給付を永続的に続けることは不可能なんです。。。ここをまず考える必要がある
個人に永続的にお金を払うのは、これは企業の役目なんです
だから、企業、特に国民の雇用を支える中小企業をまず救済しないといけないんですよ

多分、今の政府にはそのことが筋立てて理解できていない
だから財務省の筋書き通り、予算を小出しにしている。。。そして減税は断固としてやらない
とにかく、この緊急時に財務省のお役所頭はどうにかならないものか?本当に愚かです
優先すべきは企業を守り、企業の雇用を全力で守ることと、減税です
次が一時的な個人所得補償です。。。これは企業に対して給与を補償してもいい
年金は国民年金や社会保険から一定額は必ず出ているので、これは基本的に補償の必要はないと思われます
それよりも、企業や雇用を守らなければ、社会保障制度を維持することすら難しくなる
そのことは考えればわかるでしょう

まずは緊急避難的な企業・個人救済をやったあと、次は減税による景気の立て直しが急務になります
いま政府が少しだけやっている「中国進出企業の国内回帰政策」これも最優先で取り組むべきです
全力で雇用を守ったあとは国内経済の活性化と雇用の創造。。。これが次の課題です

安倍さん。。。個人にいくらお金を配ったところで、所詮は焼け石に水にしかならないんですよ
日本をどう立て直すか?が今考えるべきことなのであって
いまは国民受けを狙う時ではないと思うのですが。。。まあ、政権の支持率の維持が最優先となっていないことを祈ります
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