暮らしのなかで

ポメラニアンと共につぶやいています。

国民の虎の子18兆円損失

2020-05-25 05:35:42 | 暮らしの中で


コロナ禍による経済活動の縮小は、日本企業全体に大きな打撃を与えた。
  現役世代の収入への影響、現在年金受給世代さらに今後受給する世代も無縁ではない。
コロナ・ショックで株価暴落で国民の虎の子である年金資金は大きく減った。
     年金積立管理独立行政法人は今年1----3月だけで約18兆円の損失を出した。
昨年の株価運用利益をすべて吐き出したうえ、運用実績は8兆円を超える赤字となり
     年金財政に大きな穴があいた・・なおも年金危機は続いている政府は2014年に
年金積立運用を見直し、【安全確実】な運用から株式投資を増やしハイリスク・ハイリタ-ン
    投資に転換しコロナ感染による世界経済は、今後も大恐慌以来の景気後退を予測をし、
このまま年金のカネをギャンブルに投じ続ければ、国民は老後資金を根こそぎ失うことになる。

そうした中、厚生労働省はコロナ拡大していた3月に年金制度改正法案を国会に提出し、
   まともな議論もなく5月12日共産党を除く与野党の賛成で衆院を通過成立が確実となり、
現在参院厚生委員会で審議中だが、年金法案の掘り下げた議論は全く行われていない。
        社会保険労務士の北村庄吾氏は怒りの指摘をしている。
今回の制度改正は年金のあり方を大転換する内容であり、株価暴落で将来の年金給付の積立金が
  毀損しているのだから制度改革の前提が狂ってしまったいま国会で議論しなければならない
運用方針を再見直ししてこれ以上の年金損失を防ぎ、将来の年金見通しを修正して国民に説明を
  することでしょう・・それなのにコロナのドサクサでまともに議論もせずに場当たり的に
制度改正だけ行われようとしている・・・年金法案という国民生活を左右する重要法案審議を
  コロナ対応と同じ委員会で審議していることは、厚労省がコロナ感染と同時に進行する
年金危機から国民と政治家の目をそむけさせたいからにほかならない。
与党の政失策の不都合な法案は、ドサクサ紛れに審議する安部政権には呆れるばかりだ。


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