バスケ青春の詩

平成25年12月22日をもって33年9か月ほど勤務した仕事を定年退職をしました。これを機会にまた想いを綴ります。

モチベーション…やる気

2011-10-26 02:15:33 | やっぱりミニバス!
平成23年10月26日 水曜日
 
「モチベーション…やる気」


スポーツには個人競技とチーム競技があります。

ここで言う
「モチベーション」
とは、

プレーする選手の
「士気」
すなわち
「やる気」です。


選手の士気は、
誰によって作られるのでしょうか?

当然、第一は、
「よし! いくぞ!」と思う選手自身のハートです。

それでは、
そういうハートにするのは誰でしょうか?

それは、そのチームを率いる指揮官、

すなわちヘッドコーチです。

モチベーションが落ちている選手には、

フィジカル面やメンタル面で、

何かしらの不調や悩みや、不満が溜まっているのが大半です。


指揮官たるヘッドコーチは、それを強引に元に戻そうとしても

選手からみれば、
何も理解しようとしない指揮官と思い…

さらに選手のモチベーションは下がるでしょう。

指揮官が、
指揮官の立場で選手を理解しようとするから解決しないのです。


選手から自分のハートを語ることはしません、絶対に!

それは自分の弱さを
第三者に披瀝することになるからです。

ですから当然、
チームメイトにも語ることはないでしょう。


指揮官たるヘッドコーチは知るべきです。

指揮することの本旨(ほんし)を!

それは、
「指揮の本旨は、選手の士気(モチベーション)を振作(しんさ)し、

もってチーム一丸となし、勝利の道を指し示し、

選手自身が自らそこに向かおうとする。」ことです。


選手のモチベーションが下がったのは何故か?

それは指揮官の指揮のありように問題があるのです。

選手は、しっかり役割を果たしたいのです。

その役割を果たすことができない状況がチーム内にあるから、

「やる気」がなくなるのです。


チーム競技は、
一部の者が自分のスコアにこだわってやり始めたら…

仲間のために頑張ろうとする「やる気」を無くすのは当然でしょう。


ましてや指揮官が最も期待している選手のモチベーションが、

チーム内の状況が原因で下がっているのであれば、

指揮官は、どのように対処しなければならないのでしょうか?

もっと、その心を知る努力をすべきです。

それがチームを勝利に導く…指揮官たる者の責任です。


指揮官は、選手に迎合することがあってはなりません。

といって、一方的に語るだけでもだめなのでしょう。

その心を知るには、聞くことこそ大事なのだと思います。

まさに指揮官には、
虚心坦懐で泰然自若な心と…

大胆でかつ緻密な行動力が必要だと思います。

そして選手達と信頼関係を造ることです。

選手達を信頼する揺るぎなき姿勢を真から示すことです。


指揮官は常に後ろを向くことなく、

前を向きながら、
後ろに心を配らなければならないと思います。

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