バスケ青春の詩

平成25年12月22日をもって33年9か月ほど勤務した仕事を定年退職をしました。これを機会にまた想いを綴ります。

五十五にして想うこと

2012-12-22 04:02:21 | やっぱりミニバス!
平成24年12月22日 土曜日

「五十五にして想うこと」


五十五…という年齢、齢(ヨワイ)になって思い出す言葉は色々とあります。

年年歳歳花相似…年年歳歳花相似たり

歳歳年年人不同…歳歳年年人同じからず

『来る年も来る年も、花は変わらぬ姿で咲くが、それを見ている人間は、年ごとに移り変わる。』


五十五年という歳月を歩んできました。

一日、ひと月と時を積み重ね、一年経つごとに移り変わりながら、その度に新たな一年を刻み続けて来ました。

そしてまた、明日から新たな一日、ひと月を紡いでいきたいと思います。


今もなお、八十を過ぎて健在な父母が五十五年前に出会い…、

その夫婦のもとに生まれ、家族三人で暮らしたあの頃、

生まれてから、幼児期、小学校、中学、高校、大学卒業まで共に暮らし、大きな愛情に恵まれて育ちました。

一番学んだのは、家族の大切さでしょうか。

雷オヤジの畏怖をつくづくと思い知らされながらも、オヤジの背中の重さも衝撃のように感じました。

母親の優しさにもいっぱい触れながら、母親の妻としての辛さも、子供ながらに感じていました。


そして仕事に就くと同時に、親元を巣立ち…、

妻と出逢い、我が子たちと出逢い、私も家族を持ちました。

家族とともに過ごした日々は色々ありました。

家族それぞれに、嬉しいこと、辛いこと、悔しいことがあり、それを家族として受け入れて、家族としてその想いを共有してきました。

生きていくことが辛くなるほどの想いを家族と共に味わいました。

その辛さ、悼み、悔みを家族それぞれに味わいながら、いつまでもそれぞれの心に、それぞれの想いは消せることなく残り続けます。

それでも私達家族は、生きていきます。

私達夫婦は、我が子たちを見守りながら、その心配を生き甲斐にしていきます。

悲しみを内に秘め、たまには涙を流しながら、それでも笑顔を忘れずに生きていきます。

生を受け、親元を巣立つまで、二十二年…、妻と出逢うまで、四年…、家族ともに歩んで、二十九年…、

それが私の五十五年の歳月です。

今日から、また新たな一年が始まります。

過去のことを積み重ねながら、明日を迎えて行きたいと思います。

生きていることに感謝しながら、覚悟を持って生きていきたいと思っています。


この想いを、私への誕生の祝いを贈っていただいた方々への返礼とさせていただきたいと存じます。

ありがとうございました。

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