今年の夏は猛暑が続き、ビールもよく消費されたようです。
ところでビールは大体ビールと発泡酒を総称したものとされていますが、この二つはどう違うのかご存知でしょうか。
ビールと発泡酒の違いは原料と麦芽使用率にあります。
原料ですと、ビールは麦芽やホップ、水当ですが、発泡酒はその他に果実や大麦などで作られます。
また、麦芽使用率は麦芽比率が67%以上がビールになり、67%未満は発泡酒になります。
この麦芽使用率によって酒税が変わりビールは350ml当り約78円に対し発泡酒はビールと同じ78円~約47円とあります。
7月のビールと発泡酒の消費はビールが10.4%
増、発泡酒は0.7%減でした。
ビールはビアガーデンなどが主力な飲食店用に加え、家庭用も好調な売れ行きとか、家庭用では、景気がよくなって、またビールに転向しているようです。
発泡酒では物足りなさを感じている人も多いのではないでしょうか?
何はともあれ今夏の暑さでビール業界は昨年の冷夏分を取り戻せたのではないだろうか。