大飯原発再稼動裁判！

　如何にも、立派な判決ですが、日本と言う国では下級裁判など国民へのガス抜きとして利用されるだけです。　国富とは何かという問いかけを樋口裁判長は投げ掛けています。

　地裁の裁決では、本質的な論理として極めて正当と言えるでしょう。　ところが控訴や上告で上級裁判では、殆どが逆転です。

　政府も自民党も、下級裁判の判決など屁でも無いと思っています。　この裁決で直ちに方針を変更するような政府ではありません。　下級裁判の判決では、拘束力は無いも同然です。

　選挙の違法状態も何処吹く風！　公務員改革も議員削減も消えたも同然です。　不法選挙でも、選挙は有効という判決が大半で、選挙が無効なんて僅かな判決です。　下級裁判で選挙が無効と言われても選挙を為直した例などありません。

　選挙を決定するのは、裁判所ではありません。　管理委員会が決定しなければ、ずっと、そのままです。　論理的には正しい判決でも、力だけで結果が左右されてしまうのが日本です。

　日本に民主主義はありません。　憲法も法律も、その前に在るのは力です。　良し悪しは別にして、力が全ての日本です。　その背景には金です。　金の力が世の中の全てを決めているのが日本の現状です。

　裁判の判決で再稼動の停止を実行出来たら見直します。　政権が交代しても出来なかった改革です。　自民に戻って、政治が変わるはずが無いのです！！