芸術祭十月大歌舞伎（昼の部）へ

＜お出かけ先＞歌舞伎座（芸術祭十月大歌舞伎　昼の部）
＜着物＞縞小紋
＜帯＞臙脂色にお茶屋柄のちりめん名古屋帯
＜帯揚げ＞白地に赤の飛び絞り
＜帯締め＞桃色の冠組

歌舞伎座の昼の部へ行ってきました。

坂田藤十郎丈の「封印切」がかかるので、「ちなみモノ」はもちろん、お茶屋さんを描いた帯です。



この帯に描かれているお茶屋さんには、祇園の「つなぎ団子」の提灯がかかっていますが、「封印切」の舞台となっているお茶屋さんは、大坂（江戸時代なので「阪」の字ではなく「坂」）の新町です。

この帯に合いそうな着物で、かつ、袷に衣更えしたばかりの時期に着ても暑くない生地のものをと思った結果、この縞小紋にしたのですが、「封印切」の忠兵衛の衣装とオソロになってました。決して、狙ったわけではありません（笑）。



小物をどうしようか迷ったのですが、帯の地色が強いので、帯締めは帯と同系色にしたほうが無難かな……と思い、ピンクにしてみました。それにあわせて、バッグと草履もピンクにし、色数を抑えました（冒頭写真）。
もっと薄い色の帯締めがあればよかったのですが、あいにくナシ……。やっぱり、こないだ道明で淡いピンクも買っておけばよかったかしら……と、よからぬ考えがムクムクとわき起こってきました（笑）。

バッグは、昨日、銀座三越でついつい踏んでしまった“地雷”です。
ブランド物に疎い私には初耳の、「Mio（ミオ）」というミラノブランドのもの。
こちらの商品は、まだ百貨店には定常出品していないそうなのですが、催事にあわせて銀座三越に特別出店しておられたところへ出くわしました。

商品を梱包して戻ってきたスタッフの方に「着物にも洋服にも合いそうなデザインの、パステルカラーのバッグが欲しいなと思っていたら、偶然これを見つけてラッキーでした」と言ったら、「ありがとうございます。実はこちらの商品、来週（と言っていたと思いますが、記憶が曖昧です……）発売される雑誌で『普段着の着物に合うバッグ』として紹介されるんです」とのこと！
肝心の雑誌のタイトルは聞きそびれました……。

本体はラム革のエナメルコーティング、把手と底の部分は牛革です。
見た目は比較的小ぶりですが、マチがあるので結構たくさん物が入ります。なぜかいつも荷物が多くなってしまう私には非常にアリガタイです。
二つ折りの財布（小銭入れ・カード入れも一緒なので結構デカイ）、ケータイ、デジカメ、化粧ポーチ、手ぬぐい、ハンカチ、ティッシュ、小さいペットボトル、鍵が余裕で収まりました（出かける時に最低限必要なものは十分収まります）。
これに三角袋を小さく折り畳んで入れておけば、歌舞伎座の筋書を買っても対応可能。
把手を下ろすと高さがあまりないので、観劇中に膝の上に置いていても邪魔にならず、快適でした
。

観劇日記は、後日まとめてアップします。