◆犬の散歩◆

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朝日新聞が遂にねつ造認める

2005年05月31日 15時24分41秒 | 政治・世相・スポーツ等
ついに朝日新聞が、一連の捏造を認めました。

朝日新聞が以前に報道した主な内容は次の二つ。

1「安倍、中川両氏が事前にNHKを呼び出して、番組を訂正するよう圧力をかけた」
2「NHK幹部は圧力に感じたと証言した」

まず、1を証明するには、「両氏とNHK幹部は面会したのか」「したならそれはいつか」「両氏のほうから呼び出したのか」という3つの要素があり、それぞれを証明してこそ、上に挙げた「1」の報道が真実と言えるのである。

というか、記者がその3つを目撃してこそ、それをそう報道しようと思うわけだ。

ところが、現実は「事前に会ったのは安倍氏だけ」「呼びつけてはいない」ということが、証言や当時のスケジュールなど、客観的事実として証明されてしまっている。この時点で誤報であることは明かなのだが、これを認めて訂正、謝罪するのは当然として、故意なのか、どういった経緯で誤報が起きたのかを検証すべきなのだ。ところが、朝日はそれらをこれまで一切拒否し、逆にNHKや安倍氏らに抗議し、謝罪を求めていた(逆ギレともいう)。

この、「誤報を認める」という、次のステップを国民は待っていたわけだ。そして、今日の記事である。

それによれば、「事前の取材で、呼びつけたかと質問したとき、明確に安倍氏が反論しなかったから、呼びつけたのだと判断した」という。
ということは、最初から予断を持って「呼びつけたのかも知れない」いや、「呼びつけたのだろう」もしくは「呼びつけていてほしい」と思ってそう質問したのだ。偶然に事実に出くわして、それを報道したわけじゃないことが明らかになった。

朝日は、安倍氏がNHKを呼びつけて注意(圧力)してほしかったのだ。そうであれば、「政治家による圧力」として安倍をたたけるから。
だから、「そうでしょ?ね?ね?」と質問した。でも明確に否定しなかったから、「呼びつけたと判断した」わけだ。だって、はっきり「呼びつけた」ことが事実であるかのように報道しているからね。

でも、実際は呼びつけていなかった。ということは、良く言えば記者の勘違い。悪く言えば…というか普通に言えば、事実を無視して、裏付けが取られぬままに記者の「希望」をそのまま記事にしてしまったということだ。

これを、人は「捏造記事」という。

記者が、自分の希望するように、現実を無視してありもしない事実をでっちあげて記事にする。これは表現の自由、報道そのものを揺るがす重大な事実だ。まるで大本営発表、現代の北朝鮮のテレビのようではないか。こういうことを平気でやって、危機感というものがないのだろうか?

さらに「2」についてだが、これはもっとひどい。理由もクソもない、ただ「圧力があったと総合的に判断した」だけだという。安倍氏は「かけてない」NHKは「圧力は感じていない」といってるのに、当事者がそういっているのに「圧力はあった」と第三者の朝日新聞が勝手に判断してしまうのだ。

これが正当だとすれば、なんでもありである。

「首相は人を殺したと、総合的に判断した」から「小泉首相は殺人犯」という見出しを打って良いことになってしまう。その「総合的に判断」した根拠を聞いているのに、そういったことは一切語ろうとしない。たとえ首相が「殺してない」といっても、被害者が「殺されてない」といったとしても(笑)、朝日新聞は「殺したと判断」できてしまう。なんともクルクルパーな主張だろうか。

これがなにかの「返答」というか「反論」になってると思ってるのだろうか。

しかも、中川氏とNHK幹部が会ったのは放映後であったという話については、「完全無視」を決め込んでいる。まあ、これは安倍氏に対する返答だからそれは次の機会に答えてくれるのだろうけど。いや、答えるのかなあ。答えなそうだけど。

いまごろ安倍さんは呆れてることだろうけど、いつものように辛辣に反論してほしいものです。NHKとともに、徹底的に、「君がっ!泣くまでっ!殴るのをやめないっ!」という感じで一つ頼みたいものです。

朝日新聞ねつ造問題。

2005年05月31日 15時23分07秒 | 政治・世相・スポーツ等
いやあ、おもしろくなってきましたね。朝日新聞問題。

2001年にNHKの下請けが作ったとんでもない狂った裁判ごっこ番組を、NHKプロデューサがそれを見てあわてて修正させたのを、実は安倍さんらによる圧力と決め付けたけど、実は安倍氏が会う前から修正は決まっていて撮影もされていたとか、番組で狂った裁判ごっこで検察をやっていたのが北朝鮮の工作員だったとか、元朝日新聞社員も紛れ込んでいたとかが明らかになって、いろいろ面白いことになっています。

そのキチガイ番組、従軍慰安婦問題の責任を昭和天皇に帰するとかいう結論だったらしいからもう、とんでもないどころかもう笑うしかない。そもそも従軍慰安婦なんてもの自体が朝日新聞の捏造じゃないか。捏造をネタに天皇を有罪だって?バカも休み休み言え。しかもそれを企画していたのは、元朝日新聞社員だという。なんとまあ、壮大な工作活動だろうか。しかし、それは寸前で阻止される。NHKはさすがに公共放送の面目を守ったというところだろうか。

朝日は公共放送をつかってまで北朝鮮や中国の工作員としての活動をしたかったのが失敗して悔しかったのか。その後、「勝手に改変しやがって」つってNHKを訴えて、負けて、その控訴審の判決がもうすぐあるんだって。それでまたひとつ花火をぶち上げようとしたら、なんとその番組の放映の前後に安倍氏がNHK幹部と会ってることがわかったのだろう。

よーし、これを「安倍氏が呼びつけて、改変させた」ことにしようっと。うちらの主張が狂ってたからじゃなくて、安倍が命じたからなんだよーっと。安倍とNHK幹部、両方を叩けていい塩梅じゃーん。

…なーんて思ったかどうかは知りませんが、そんな感じでしょう。
しかし、事実をかきあつめて切り張りして、正反対の印象を持たすくらいならともかく、存在しないパーツを創作で補うのは関心しません。安倍氏らはこう反論します。

1 安倍氏らが呼びつけたのではなく、NHK側から来た。説明も彼らからだった。しかも中川氏は、放映後に会っていた。
2 NHK幹部は、安倍氏らの「公正な番組を作るように」という言葉を、圧力に感じていなかった。

しかし、それぞれ「安倍氏が呼びつけた」「圧力に感じていた」と、彼らの主張を全く無視した記事でもって報道した。もし、1、2、両方において、朝日の主張が正しいと証明できなかった場合は、「捏造」記事であったことになる。でも、そんな証明は全くないどころか「裁判するので、こちらの主張は公開しません」だって。バカじゃねーの?

つーか、そんなに狂った番組だったら、安倍氏が注意しなくても修正されるだろうし、公正な番組を作るのは公共放送の義務だろう。放送法にもそう書いてあるぞ。

まあ、朝日といえば捏造、それ自体はいまさら驚きませんが、今回のはちょっとひどい。珊瑚を傷つけるのもひどいが、今回のはもっとひどい。そもそも、従軍慰安婦というのが朝日の捏造であったこと、それを野に下った元社員によってNHKで番組にしようとしたこと、それが成らなかったのでNHKを訴えたり、さらにその責任を安倍氏に押し付けようとしたこと。あまりにひどすぎる、カスそのものだ。


うーむ、これ、どこからどうみても「中国や朝鮮の工作員」がやってることだよなあ…。そういう番組作りたかったらテレビ朝日でやればいいのに、「野に下った」元社員に、NHKで作らせるんだから。身分を隠して日本や韓国に紛れ込んでいる北朝鮮の工作員がやってることどう違うのか。ま、朝鮮中央テレビなんかで放映しても誰もまともに見ないのと同じで、テレ朝でやっても意味なかったんだろうが…。

さすがに朝日は左翼だとか、国賊であるとか、そういった生半可な形容では表せない。まさに反日情報テロであり、朝日新聞社は反日秘密結社としか言いようがない。

それはいい。しかし、なぜ、朝日新聞社員というのは、そこまでにして生まれ故郷である日本国が嫌いなのか。日本人が嫌いなのか。北朝鮮や中国の奴隷となっているのか。そこの「原因」が知りたい。

単なる左寄りの人が集まってるだけでは、ここまでひどいことにはならないと思う。彼らは、芯から日本が嫌いで、日本を貶め、北朝鮮や中国が外交上やりやすくなるような工作を日夜行っているわけだ。同じ日本人が、である。

なぜ、彼らはそこまで狂っているのだろう。誰か教えてほしい。

今後の携帯2

2005年05月31日 15時19分46秒 | エレクトロニクス
これからの携帯はどうなるんだろう。
というか、こうなってほしいみたいな願望をまじえつつ書いてみたいと思います。前回語ったことの続きというか、やや具体的なお話。

アプリの進化はもう終わるのかと思ったら、901では3D拡張が行われているみたいですね。サウンドとグラフィックが少し進化しています。でも、ゲーム専用機もDSやPSPによって進化してますから、専用機を追い抜くというものじゃありません。
携帯がそれら専用機に対して優位性があるとすれば、通信機能が最初からついているということですね。最初から、ネットワークを生かしたゲームが可能なのは大きいと思います。もちろん、DSやPSPにも無線LAN機能がついていますが、アクセスポイントがなければネットにつながるわけではありません。でも、携帯は最初からネットにつながっています。

さらに、課金が容易であるということ。ゲーム機の場合は売ったら終わりですが、携帯ならばその後に月額いくらと課金することができます。新シナリオの配信やオンラインゲームなどに活用できます。

セキュリティ度が高いのもあげられます。これは音楽配信などにも活用できますが、SDカードなどの高セキュリティなメモリにダウンロードさせることで、不正コピーや改造などからある程度守ることができます。メディアが汎用性のあるものだったり、高価なマスクROMだったりする現状のゲーム機ですが、いまや誰でも持ってる携帯によってデータのみを流通させるようにすれば、流通コストの削減効果もあり、一石二鳥以上の効果を生むと思います。

携帯+SDカードを用いれば、ダウンロードしたカードや携帯でのみ再生、プレイ可能というようなことができてしまいます。これならば、GBなどのゲームのダウンロードにも使えます。ゲーム機側に、カードリーダをつければ携帯からゲームをダウンロードすることも可能になってきます。もしデータをほかのカードにコピーしても、遊ぶことができません。これなら問題はなにもないでしょう。

これらを可能にするには、通信料の定額化が必須です。実は音楽配信はPHSで、ゲームデータの配信は携帯でも過去に行われていたことがあるのです。いまいち普及しなかったのは、通信料が高いことと、携帯電話の普及度というのが、気軽にゲーム機や音楽機器と接続したり、それらとして使うというほどではなかったからでしょう。人々の意識というものも、携帯をそういうものに使うというものではなかったといえます。
しかし、現在ほど携帯が普及し、高機能になっているという認識が広まってくると、今こそ、こういった使い方をアピールしていくべきだと思われます。

個人的には、皆が定額に加入し、画像や動画などをメールでもっと送りあったり、それらのコンテンツを購入したりしていきたいのですが、メールについては定額前のシステムがそのまま使われていて、FOMAでは動画100KB、画像10KBと、バリバリ使うには物足りない仕様になっています。
ダウンロードについても300KBまででは、CD音質の着うたフルにはきついし、動画などはいうに及ばずです。901では少し改善されていますが、ここは一気にメガバイト単位で送受信できるようにしてほしいものです。

でも、それがなかなかできないのは、ネットワークの負荷の問題があります。みんなが定額だからと大量のデータを送受信していると、つながらなかったり、速度が低下したりしてしまいます。そもそも、現在のネットワークは定額制を前提としていないからです。ユーザが少ないうちはいいんですが、新機種がほとんどFOMAになり、数百万人の定額ユーザが存在する今となっては、ネットワーク負荷をこれ以上上げるわけにはいかないのでしょう。

現状の3Gネットワークでは、すべてのユーザを定額にしても許容できるほどではありません。単にweb閲覧程度にしか使わなくても、そろそろ飽和状態となってきています。
そこで開発されているのが、3、5Gといわれる技術です。ドコモのW-CDMAならばHSDPAと言われる技術が、早ければ2005年度には実現されます。これは基地局からの距離、電波の具合によって速度を調整する機能がついており、10Mbps程度の通信が可能になっています。電波の悪いところでも2Mbps程度が確保されるようです。
通信速度が速まれば、それだけデータを早く送れるわけですから、通信コストが下がり、これら新技術での定額も十分可能になります。10Mbpsで定額といえば、まさにadslか、ちょっと前の光ファイバー並みの環境になりますね。

さらに、2010年ごろには第四世代(4G)が開始され、その前にはスーパー3G(3.9G)が投入されます。3.9Gでは、30Mbps程度、4Gでは100Mbps程度が予定されています。こうなるともう、現在の光ファイバー並の速度になります。もしPCに接続しても定額ならば、現在の有線によるネットアクセスは不要になってしまいますね。adslや光ファイバーは不要になります。まあ、光ファイバーに関してはそのころには速度を増して1Gbpsとかになってくるでしょうが、そんな帯域を使うコンテンツなど、ハイビジョン映像ですら数十Mbpsなのに、存在しないわけで、そのような広帯域が必要かという話になります。
ここまでくると、通信コストもかなり下がってくるでしょうから、外部接続しても定額というのも可能になってくるのではないでしょうか。そうなったらいいなあ。

さらには音声など数kbpsで可能なのだから、通話も定額になってもおかしくありません。通信料で儲ける時代はもう、IP時代では時代遅れとなっていくでしょう。adslなどは最初から定額、IP電話も通話料は無料ですからね。携帯も時期にそうなっていくでしょう。

そのころの携帯電話は、さらに高性能、高機能化されていくだろうから、いまのPDA程度の機能は持ってくるはずです。ゲームやウォークマンとして、さらにはお財布ケータイとして、「携帯だけ」もって歩けばすべてのことが可能になってくる、そんな時代になっていることでしょう。そうなっていてほしいなあ。

残る問題は電池です。
それだけの高性能なものならば、それだけたくさんの電池を食います。プロセッサの電力は、半導体技術の進歩(プロセスルールの細分化)によって改善していきますが、電波を物理的に飛ばす必要のある携帯電話においては、それほど劇的な進化は得られないでしょう。
つまり、高容量の電池が必須ということになります。しかし、現在のリチウム電池などでは、高容量のものはコストがかかります。また、サイズが大きくなります。ただでさえ携帯のサイズは増大傾向にあるのですから、本当にノートパソコンみたいな携帯になってしまったらシャレになりません。

現在、これを解決するのは「燃料電池」だといわれています。アルコールなどの反応から電力を取り出すものですが、これもまだ製品化には遠いようです。コスト、サイズ、燃料の補給方法などが問題のようです。
実用的なサイズになったとして、コンビニで燃料パックが売られるとしても、充電すればタダなのに、燃料の補給はかなりのランニングコスト増になると思います。私はこの燃料電池については肯定的ではありません。

それより、いまくらいの電池のままで、「充電する手間を省く」方向にいくべきではないかと思います。たとえば、充電が10分くらいでできるのなら、ちょっとした待ち時間にでもできます。現在もコンビになどで充電サービス機がありますが、10分で100円くらい取りますが、それではほとんど充電されません。それがもしフル充電できるのであれば問題ないでしょう。新しい方式の電池もいいですが、充電時間を短くする方向に進化するのが一番ではないでしょうか。できれば、ですが。

まあ充電ごときで100円取るのは高いと思いますが、できれば駅やらデパートやら喫茶店やらに「当店(駅)利用者はご自由に」というコンセントがあればいいわけです。(充電時間は別にして、そういうサービスはできればすぐにでもやってほしいものです)

次に考えたのが、電池パックのレンタル制度。これはコンビニなどになると思いますが、電池が切れたら、電池パックをコンビニに持っていくと、充電済みの電池パックに交換してくれる、みたいな。コンビニの人は、預かった電池をずらーっと並んだ専用の充電ラックにはめていく。充電完了したものをかわりに客に渡すと。

料金的には1回数十円から100円、もしくは月額千円くらい、できればキャリアの基本料に含まれてたらよいかと思います。機種ごとに電池パックが違う現状では無理でしょうが、デジカメの電池みたいにある程度共通化するようにすれば、十分可能だと思います。こういうのは、どこかのベンチャー企業が始めてくれないかなあ。絶対ニーズあると思うんで。孫さんか堀江さん、どうですか?

とまあ、妄想ばかりわーわーかいとりましたが、いかがでしたでしょうか。あいあい。

携帯に求めるもの

2005年05月31日 15時18分19秒 | エレクトロニクス
さて、私は今、P900iを主に使っているわけです。「主に」というのは、FOMAはカードを差し替えると好きな端末をいつでも使えるのがひとつと、電波のないところでムーバに切り替えて使えるデュアルネットワークサービスがあるからです。

そんなことはどうでもよくて、携帯も冬商戦というのがあり、各社新機種を出してきています。ドコモでは早くも901シリーズが発表され、SHとFが発売されています。
シャープのほうは液晶が反転する流行のタイプで、液晶を表にして閉じてるときもネットやメールなどの閲覧ができるように、方向キーその他ナビゲーション用のキーが液晶側にもついています。でも、なんかでっかくて不恰好に見えてしまうのは私だけでしょうか。

富士通のほうは、お約束の指紋認証機能つき。デザインとしては富士通らしく、かっちりしてるというか、まあ悪くない感じ。でも、Pに慣れるとワンプッシュでないと不便に感じます。
お財布ケータイも悪くないけど、対応店舗がいまいち少ないですね。私はほとんどの自動販売機とコンビニに対応して、電車にも乗れるようになってからでいいや。902までには実現されるんじゃないかな。

発表されてる901の中では、Pが薄くていいですね。あとはスライド方式になったD。三菱ってみんな忘れてるけど、もとはフリップつきストレートが売りだったんですよね。折りたたみブームでしばらくストレートは出してなかったけど、このスライドで復活。これをストレートっていうのかは不明ですが。ちょっと力を入れると自分で開くっていうのも好印象。できればマトリックスみたいにシャコッと開いてほしかったですが。

auはー、どれも普通かな。まあ、スライド式のもあったみたいだけど、あまり興味なし。ボーダも同様…だったんだけど、あの新3Gのノキアのやついいですね!下が丸くなっててストレートなんだけど、どうして日本のメーカーはああいうデザインのを出さないかな。
というか、少々ごつくても大画面でストレートを出してくださいよ。折りたたみが好きじゃない人だっているんだから。私はワンプッシュがついてるから我慢して使ってますがね、いちいち開け閉めするの面倒なんですよ!ていうかノキアいいなあ。でも、ボーダじゃなあ(笑)。

ノキア製は前にドコモのNM207ってのを使ってました。フリップが下にスライドするかっちょいい端末でした(みんなはださいというが)。他社の赤外線機能が単なるおかざりであった時代、赤外線モデムとしてモバイルギアとモデムカードなしで接続してネットが出来たり、なかなか良い端末でしたよ。NM157も使ったことないけどかっこよかったし。うわさでは廉価版700シリーズに参入してくるんじゃないかとか言われてますが、ボーダのアレみたいなの出してほしいですね。

デザインではノキアすばらしいですが、機能はどうなんだろう。私としては、携帯だけあればなんでも出来る状態が理想です。ネットが見れて、メモやスケジュールなどは今でも出来ます。というか犬にスケジュールなんて必要ないけど。
次につけてほしいのは、フルキーボードですね。こういったブログや長文メールなどをストレスなく入力するために。でも、海外のスマートフォンなんかを見てるとキーボードが小さい。しかもそのくせ筐体がかさばる。そうなると、キーボードはセパレートにして着脱可能にすればよいでしょう。
PDA用の外付けキーボードみたいに、折りたためるようになってると最高ですね。これで文章を書いてそのままメールで送ったりブログや掲示板に投稿したり出来るようになると、ノートパソコンなんか持ち歩かなくて良くなります。
現状でも出来そうなんですが、なぜかFOMA用の外付けキーボードって存在していないのです。そういう外部接続機能がFOMA自体にないんでしょうか。だったら、機種限定でもいいからどこかで出してほしいですね。それだけのためにPDAやらノートパソコンやらを買うのは無駄ですから。赤外線モデムとかそういう規格にないものを出してくれるのは、海外メーカーであるノキアでしょう。期待しております。

あとゲームですね。900シリーズでいちおうアプリの性能はゲームボーイを超えてます。でも、超えてないものがあります。それは操作性。いちおう十字キーにあたるものはついてますが、斜めの入力とか難しいし、真ん中に決定ボタンとかついてるし。数字キーも多すぎてよくボタンを押し間違えます。ともかく携帯のボタンはアクションゲームには向きません。
auなんかだと確か外部接続のコントローラがあったと思いますが、FOMAにはキーボードすら出てないので、もちろんコントローラもありません。これもそろそろ規格として出してほしいですね。ムーバのころはiボードってのが出てたんですけどねぇ。

あとはさらなる大容量アプリ。パケット定額になってるんだから、メモリカードにゲームを保存できるようにして、コントローラも接続できるようにして、さらなるリッチなゲームを遊べるようにしてほしい。というかGBASPみたいな形状の携帯も出したっていいだろう。
それか、ゲームボーイなど用のゲームを携帯でダウンロードし、そのメモリカードを差し込んでゲームボーイで遊ぶとか。課金やセキュリティなんかはほぼ完璧です。ディスクシステムで書き換えをやってた任天堂、もう一度やってみてはどうでしょうかねぇ。流通コストが削減できれば、不良在庫もなくなるし、低価格化になるわ無駄なくなるわで最高だと思うのですが。
ゼルダみたいなゲームのシナリオだけダウンロードするとかもありだし。

次に私が携帯に求めるのは、というか持ち運び機器に求めるのは、動画再生機能です。PCで撮り溜めたテレビなどの動画ファイル。家で見るのもいいけど、移動中とかマックとかでも見たいじゃないですか。携帯動画ビューアもいろいろ出てますが、どれも高い。
今でもPDAなどで見ることもできますが、コーデックとか再生レートなどいろいろ問題があります。そもそも動画しか見ないのに本体4万とか高すぎだって。メモリカードも買わないといけないのに。

そこで、携帯に動画ビューアを求めます。実際、P900でも動画は見れるんですが、専用の形式に変換しなければなりません。3GPという形式にすれば問題ないんですが、それに変換するソフトが有料なうえにどこで売ってるのやら、という状態。まあ、これはそのうち調べて実現してみますが。でも携帯だと音声がモノラルなんだよなぁ。

この動画関連、どうやらPSPを買うと一気に解決してしまいそうです。divxとかの動画をそのまま見れるわけじゃありませんが、専用の変換、転送ソフトがあるようです。でも2万もするし、メモリスティックを買わなきゃならんので3万コースですな。でもPSPはそのうち必要なものだし…。

まあともかく、こういったものを「ひとつの機器で」実現できる携帯電話が出たら、それが究極の携帯となるのでしょうね。はやく実現してほしいものです。

昨今の携帯事情

2005年05月31日 15時16分45秒 | エレクトロニクス
携帯電話業界のお話。

携帯電話新規加入者数ですが、2004年はauが純増数でトップだったようですね。ドコモが2位で、ボーダフォン、ツーカーと続きます。総合シェアでは相変わらずドコモが6割を占めています。

それはまあいいとして、ここで取り上げるのはボーダフォンのあまりの不人気について。
Jフォン時代は、そこそこ若者に人気があり、良いイメージがあったわけです。実際、auとシェアを競っていた時代もありました。シャープの端末が人気で、また写メールというブレイクスルーもありました。しかし、「カメラつき携帯トップ」という売り文句も、1年ももたずにドコモに奪われてしまいます。まあ、携帯にカメラをつけるだけならまねするのは簡単ですからね。それだけのことに頼っていたらすぐに追い抜かれてしまうわけです。

テレコムから英国のボーダフォン社に買収され、社長が外人になり、ブランド名、社名が相次いでボーダフォンになってからはその没落振りがすばらしいの一点です。なぜボーダフォンはここまでひどい状態になってしまったのでしょうか。

まず、全国統一サービス、新ブランドによる新プラン。これが不評そのものでした。以前のプランを継続して使う人がほとんどで、新プランに全く魅力がないとのこと。それと、ハッピーボーナス。基本料が割り引かれ、2年目から2ヶ月基本料無料となるこのプラン、なんと2年縛り。2年以内の解約には1万円もの違約金が必要になってきます。こんなもの、好き好んで入る人などいないでしょう。(実際は何も知らない主婦とか高齢者なんかが自分から入る場合もあるらしいです)
しかも、1年目は2ヶ月無料にはならないんですね。2年目からなので、結局他社と比べて得になるのは2年目からということになります。まさに「一見得に見える」を地でいってます。二年間のコストで見ると、他社の年割りなどと大差はありません。

サービスに魅力がないだけならともかく、この会社は、客のことをなんとも思っていません。まえの社長のグリーン氏が就任時に、「10の約束」というものを宣言しました。そのうちのいくつかは当たり前すぎてどうってことのないものですが、この値上げをしないという内容の約束、たった半年で反故にされます。

土日祝日はボーダフォン同士の通話は1分5円となる「ハッピータイム」これはプリペイドにも適用ということで好評でした。身内にボーダユーザーがいたので私もプリペイドを使ってみたほどです。ところが、突然のハッピータイムの廃止。そして「ハッピータイム2」の発表。2のほうはプリペイド不可。一部のプラン以外は実質値上げになります。

社長が堂々と「約束」を破る会社。例の「10の約束」は、HPからいつの間にか削除されています(笑)。これでは客は離れて当たり前です。
しかし、やめたくても先の「ハッピーボーナス」で2年縛りになってるのでさあ大変。
「ハッピータイムが魅力でボーダにして、せっかくだからハッピーボーナスにも加入したが、そのとたんにハッピータイムが廃止になった」という人はどういう気持ちでしょう。まさに「だまされた」といえるのではないでしょうか。

あまりの苦情に、値上げを理由にする解約にはハッピーボーナス解除料を請求しないという施策ができましたが、それにいたるまでの数ヶ月、彼らは何を考えていたのでしょうか。「どうせ2年縛りだから解約なんかできっこねーよ」とか思ってたのでしょうか。(どーもそれっぽい)

そして、その施策が発表された期間、ついにボーダフォンは加入者数が純減します。いや、それまでもかなりやばかったのですが、プリペイドが好調なようで、なんとか純増を保っていたのですが…。
PHSやツーカーを除いて、携帯業界っていうのは純増するのが当たり前なのですが、ここへきて純減。これはかなりのニュースになりました。

プリペイドを「回線開通状態で出荷」という裏技を用いて、出荷しただけ純増にカウントされてるとかいううわさも流れて、実質はすでに純減が始まっているという話でしたが。
(そもそもプリペイドは維持するのに月に千円しかかからないので、いくら増えても儲からないのです)
このプリペイドの比率は、毎月のTCA発表で推測できます。純増数から「インターネットサービス(ボーダフォンライブ)」契約数を引くのです。プリペイドではネットはできないので、それがほぼ通常契約者数になります。

「純減」は、確かにその1月だけでしたが、推測される通常契約者数ではほぼ純減状態。そして、2004年12月の純増数はなんと900。これでは明らかに実質純減ですね。「社長がうそつきだった」のほとぼりがさめてもこの状態。
それに対してツーカーは微々たる純減が続いていましたが、12月ではなんと純増。これはツーカーSのヒットによるものでしょう。ツーカーは少しずつ減らしながら、シルバー層へ細かく売り込んでいく手法で細々と生き続ける宿命でしたが、ついに純増に転じました。これは画期的なことで、ボーダと好対照となっています。

ボーダフォンは第三世代(3G)への移行も考えていますので、ドコモ、auの2強に遅れをとるつもりはないのでしょう。しかし、現実はそうはいきません。なぜ、こんなにボーダは弱いんでしょうか。

考えられるのはいくつかあります。まずサービスに魅力がない。これはかなりの原因ですね。一応、着うたなどの他社にあるサービスもありますが、ほとんどユーザがいない3G限定では魅力に欠けます。まあ、2Gであんなものやられても金がかかって仕方ありませんが。

次に、端末に魅力がない。シャープ製以外はほとんど売れないといった状態では、ラインナップがないに等しい状態ですね。しかも、ドコモやauが2年以上前から第三世代を展開しているのに、未だに第二世代が主力になっています。auはすでに第三世代に完全移行してるし、ドコモも主力はすでにFOMAに移っています。
ボーダもついにこの冬、高機能3G端末を相次いでリリースしましたが、やっぱりシャープ以外は…といった内容。シャープが好きな人なら問題ないんでしょうけど。

次に問題なのは、機種変更が高い。しかも、どこで買っても同じ値段。というか、販売店は単なる紹介窓口でしかなく、実際は直接ボーダから買う方式のようで。そもそもボーダには機種変更という概念がないのではないかとすら思えてしまいます。他社では、ちょっと型落ちしたものなら機種変更でも無料とか、五千円以下なんてザラですが、ボーダの場合は二世代の型落ちでも2万円などが普通。これでは誰も機種変更したくなくなります。
まあ、そのかわり新規が1円なんてのもザラなので、新規で契約してすぐ解約、それに番号を移してもらうとよいのですが、一般人がそんな手間のかかることをするわけがなく、やっぱり新規で買って前のを解約することになります。そうなるとどうしても他社のサービスに目が行ってしまうんですね。
その新規をボーダにしようとする人が少なくなるのは、やっぱり店頭での「新規はハッピーボーナス必須」という販売方法が響いてきてるのでしょうね。長く使うつもりでも、2年解約できないというプレッシャーがあっては、契約を躊躇してしまうでしょう。そうなると、やっぱり他社に流れてしまいます。たとえ年割り必須でも2年よりは1年なら入りやすいし。

多分、これが一番の問題点なんじゃないかと思います。
多分これ、「機種変更にインセンティブは払いたくない」という考えなんでしょうか。ドコモですら機種変更にも若者割引などで還元しているのに、釣った魚にえさはやらない商法では、さすがに魚も逃げ出すのでしょう。
機種変更の門が狭いと、いくら新サービスを打ち出してもそれが利用できる人が少ない。そして、ものすごい広い門の他社の新規に客が流れる。この状況は早急に改善すべきでしょう。シャープ端末はドコモにもありますから、シャープ人気だけではつなぎとめられないでしょう。

ボーダフォンが生き残るには、サービス改善、魅力ある端末の供給、奇妙な機種変更制度、縛り必須の販売方法などの改革が必要かと思われます。元ドコモ幹部が社長になったようですから、彼の手腕が期待されます。
まあ、個人的にはボーダがどうなろうと知ったことじゃありませんけどね。

「中国地方」

2005年05月31日 15時15分49秒 | 旅行・自転車
その次の年は中国地方です。
東北や信州にはよく行きますが、中国地方はほとんど行ったことがなかったのでついに行ってみることにしました。まずは日程を立てるのですが、あまりに電車の便が悪く、乗り継ぎに二時間待ちなどザラなのです。夜も9時とかで終電になってしまったり、全線通して乗れる列車も一日2本とか、「よく廃止されないな」といえるような有様。
それでもまあ、5日もあれば問題ないだろうと思っていましたが、そうでもありませんでした。結局、三江線と姫新線の新見ー津山間は乗れず。また山口県の路線にも乗れませんでした。

まあ、そんな感じで、ローカル線が好きな私には天国のような地域です。
その中でもとくに気に入ったのが、備後落合から宍道までの木次(きすき)線です。そもそも中国地方にいこうと思ったのは、100円ショップで売っていた古い漫画、「チャレンジ君」を読んだからなのです。この漫画で重要な位置を占めるのが備後落合駅と木次線なのです。
出雲坂根駅の延命水、三段スイッチバックなどの名所は、20年近い前の漫画のまま。さすがにチャレンジ2万キロはもうやってませんが。あと備後落合に駅員がいる!しかも駅前に旅館まである。いまでは考えられないですが、当時は3方向からの列車が集うジャンクション駅としてそれなりに栄えていたのですね。今では川の向こうに商店が1軒あるだけで、あと数軒の家があるほかはなにもありません。

さて木次線ですが、三段スイッチバックを主な目的にしていたのですが、それ以外に見所は景色のよいこと。備後落合方面からだと、中国山地を降りていく格好になるわけですが、有名なループ橋のある部分では、運転士さんがアナウンスで見所を説明してくれます。速度も落としてくれますが、これは観光用なんでしょうか。もしかしたら、この地方の路線でよく見る「15キロ(雨天10キロ)制限」がかかってるのかもしれません。しかし15キロ制限ってどんな線路だろう。チャリのほうが明らかに早いんですが。そもそも地元の人が全く乗ってなく、どう見ても18切符の人しかいない状況です。
さて、そのループですが、まず左側に大きな赤い自動車用の橋が見えてきます。「今からあの橋の根元までぐるっと回って降りていきます」とアナウンス。ええっ。高低差100mはあるんじゃないかというくらい高いところにある橋ですよ。
でも、これが本当にゆっくりゆっくりぐるっと回って降りていくのです。
その降りきったところにあるのが3段スイッチバック。2回ほど進行方向が変わり、そのたびに運転手さんは前後にある運転台を往復します。そして出雲坂根駅についたら、また進行方向を変えます。この駅自体が1段目のスイッチバックなのです。これらを総称して「おろちループ」というらしいです。
いやあ、面白い路線です。今度はトロッコ列車に乗りに行ってみたいですね。

その後、宍道から米子を通って鳥取まで乗り、鳥取で一泊して朝からついに新自転車で東を目指します。鳥取駅前のデパートかなんかの前にあるベンチは寝やすかったです。
とりあえずの目的地は天橋立です。ここを選んだのは、単にそこそこ有名な観光地なのにJR線が走ってないから。いちおう「北近畿タンゴ鉄道」というのが走ってますが、もと国鉄のこの路線、いまは第三セクターなのでもちろん18切符は使えません。

朝、鳥取駅を9時ごろ出発…するつもりが、荷台のセッティングがおかしくて1時間ほど調整にかかってしまいました。

新自転車は、前の16インチからちょっと大きくなって20インチです。しかも前後サスペンションつきMTB(マウンテンバイク)。折りたたんでもキャリーに乗らないので、手で持ち運びます。風呂敷もかぶらないので、持ち運びバッグに入れるしかないんですが、あれってたかだか袋なのに2千円くらいするんで、もったいないので100円ショップに売っていた雨よけの自転車カバーにくるんでフレームをもって運搬することにしました。
6段変則つきなので前のよりはマシですが、それほどよく走るわけではなく、8000円だったとはいえ、どうかとも思いましたが、サスペンション(ばね)の具合がおもったよりもよくて、前は1日乗ると尻と股関節がおかしくなってたのが、何日乗っても全く痛くなりません。それだけでも買ってよかったと言えるかもしれません。自転車に凝りだすと、何万もするいい自転車がほしくなってしまいますが、べつに競技するわけじゃないので、これでしばらくがんばります。

乗りごごちには良いサスペンションも、荷台をつけられないという難点があります。荷台は通常、車軸とフレームの2点で固定しますが、サスペンションが入ってるとこのフレームと車軸の間が絶えず動くので、かっちり固定できません。
とりあえず車軸だけ固定してたんですが、荷物を載せるとやっぱり動いてしまってだめなのです。悩んだあげく、荷造り用のゴムで一方を椅子に結びます。バネで車軸、フレーム間が可変なら、こっちもゴムで可変にしてみました。これが意外と具合がよく、われながら天才かと思いました。ふご。

それで鳥取駅を9時過ぎに発ち、1時間ほど坂を上ってつきました。鳥取砂丘。これがまあ、思ったよりでかくて、すごいところです。ずーっとあっちのほうまでひたすら砂。海の砂浜が山のほうまできてる感じですね。らくだもいたし。撮影は有料とかかいてあったけど遠くから勝手に撮影。ズームつきデジカメもっててよかったぁ。ぐほほ。
予定が遅れてるので、砂丘はそこそこに出発。峠を越えたり下ったり、ものすごく暑かったけど、これがまた楽しい。登りはきつくて下りは最高。汗をものすごくかいて魔法瓶水筒のつめたいお茶を飲むのも最高。
あせをかいて乾いてを繰り返していたら、なんと体から塩が!!なんかざらつくから砂かと思ったら、塩の結晶が体中に。これにはびびりました。

途中、餘部鉄橋を通過。ここ、前に列車にのって通過したはずなんだけど記憶になくて、今回初めて知った次第。ものすごい高いところを通ってる鉄橋で、下は民家と道路。かなりまえに台風のときに列車が落ちて、車掌と下の工場の人が亡くなった事故があったらしいです。下から見てもすごいけど、上から通るのもかなり怖そうです。
普通、鉄橋というとつり橋かアーチ状のものを想像すると思うんですが、これはそのどちらでもありません。いくつもの橋脚でもって支えられているのです。この方式の鉄橋では世界最大級らしいです。話によると近いうちに建て替えられるらしいので、今度は上から通過してみたいですね。そのときは動画を撮影します。

そんなこんなで、3日くらいかけて天橋立へ到着。天橋立はまあ、どうってことのないところでしたね。どこかの山の上から、股の下から覗くというアレができるらしいんですが、そこはリフトオンリーでしかいけず、金を取るらしいのでパス。なので、下から見たら単なる細い岬でした。松林の中をチャリでひたすら走ってみたけど、どうってことないので途中で引き返したし。ああ、あと船が通ると横に回転する妙な開門橋がありました。

岬の途中にあった、周囲が海の岬の真ん中にあるのにちっとも塩辛くないという不思議な井戸で水を汲んで出発。その日は確か西舞鶴駅に泊まったんだったかな。夜中、ものすごい台風で駅がなかったらやばかった。あ、お風呂に入ったら日焼けでヒリヒリしました。夏に走るときは日焼け止め必須だと思いました。あと天橋立や舞鶴が京都府だったとは今回初めてしりました。京都にも海があったのね。

その後も、走ったり走んなかったり、18切符を使ったり使わなかったりしつつ大阪へ向かい、1000円で泊まれる安宿に数日沈没しつつ帰宅しました。

乗り残した区間は、正月に2日分ほど青春切符を入手して、乗ってきました。宇部線、山口線、三江線、姫新線のうち津山ー新見間を乗って、早々に帰宅しました。冬なのに野宿にも挑戦しましたが、冬用の寝袋は0度前後でも意外といけるなあと思いました。でもコンクリに寝ると背中が冷えるので、銀のマットが必須だと思いました。

あと中国地方で乗ってない路線は、美祢線、小野田線、岩徳線、可部線…って結構あるなあ。それは春の青春切符でいけたらいいなあ。

「竜飛岬」

2005年05月31日 15時13分48秒 | 旅行・自転車
次の年の夏は青森の竜飛岬です。
津軽海峡冬景色でも歌われています。なぜ本州最北端の下北ではなく竜飛にしたかというと、下北は数年前に恐山に行ったことがあるからです。
電車に乗りまくる予定がなかったので、ネットで青春切符を3日分だけ買って来ました。青森往復ならこれで十分です。5千円に負けてもらったし。

さて、津軽半島へのアクセスは大変です。なにしろ東北新幹線のおかげで在来線の東北本線が第三セクターになっていて、青春切符が使えない区間があるからです。
盛岡より北、八戸までは青春切符が使えないので、別区間を使います。
楽なのは花輪線ですが、盛岡ー好摩間の切符を買わなければなりません。これが無駄なので、奥羽線経由でいきます。でもそれだと一日で着きません。途中、秋田付近で泊まります。ちょうど大曲で花火大会をやっていてかなり混みました。高校生くらいの少年たちが、マジカルバナナをやっていたのが印象的でした。
二日目、単に三厩へ向かうのは切符がもったいないので、五能線経由で行きます。五能線はマイベストローカル線です。数年前にきたことがありますが、とても景色がよく、また来たいと思っていたのです。
五能線の目的は、景色以外にもありました。不老不死温泉にいきたかったのです。なぜって、名前がかっこいいから。
五能線の艫作駅でおります。へなしと読みます。降りるとさっそく駅前に不老不死温泉の看板が!駅から遠いので自転車スタンバイ。10分くらいでつきます。
内湯と露天風呂がありますが、メインは露天です。赤茶色のお湯が海岸ぎりぎりに湧いています。目の前は日本海!荒波が目前に見えます。ここで見る夕日は格別らしいですが、時間がないので見れませんでした。
次の電車を待つと目的地までつけないので、始発電車のある深浦駅まで10キロくらい自転車で行きます。わりとすぐついて、電車には間に合いました。
それから青森に向かい、さらに津軽線蟹田行きに乗ります。これが終電なのでこの日は蟹田に泊まります。そして明るくなったら三厩行きに乗って出発ーする予定でしたが、朝からスコール張りの豪雨で、仮に三厩に行ってもチャリでは身動きとれません。雨具があってもあれは無理です。仕方ないのでずっと蟹田で寝ています。疲れていたのか、夜まで寝ていました。起きたら夜7時で、雨は上がっていたけど三厩行きは終わってました。ローカルだなあ。
それからご飯を食べたりして、今後を考えました。朝を待たずに出発したらどうかと。
もう寝すぎて寝れないし、予定が狂ってるし、夜通し走れば朝には竜飛につくだろうし、朝からでは小泊、五所川原と進む予定だし、間に合わないだろうということで、夜10時すぎに出発しました。
やはり真夜中真っ暗な道を走るのは恐い。しばらく走っていると、パトカーが近寄ってきた!職質されてしまいました。普段なら怒るけど、田舎に夜中チャリで走る奴がいたら怪しいから仕方ないな。
素直に答えたら腕に巻く反射板をもらいました。 裏に青森県警と書いてあります。いいお土産ができました。
さらに進むと、真っ暗になります。海岸線で真っ暗はかなり恐い。小さなライトで足元を照らしながら進みます。転落したら恐いので、中央線と路肩の白線を頼りに、真ん中を走ります。車はなかなか通りませんが、四国よりは良い道でした。
ふと気が付くと、対岸の明かりが見えます。これは下北半島かな。ならばむつ市の明かりかも知れません。なかなかきれいでした。

ゆっくり走っていたので、朝四時ごろに三厩につきました。駅はしまってるし、寝れそうなところもコンビニもなかったので、蟹田にとまって正解でした。

さらに走りだし、昼前に竜飛につきました。津軽海峡冬景色の歌が流れる碑は壊れてました。
階段国道や青函トンネル殉職者の碑をみました。岬の上の駐車場に、ぼさぼさで貧相な犬がいました。皮膚炎でかゆそうです。チョコしかなかったけど、あげたら食べました。チョコなんか食っていいのかなぁ。

やがて小泊に向けて出発します。すると犬がついてきます。下り坂でダッシュしてもついてくるし、上り坂ではさきにいって振り返り、まるて道案内してるかのようです。
そのうち帰るかと思ったら、越えたら小泊に下りる峠の見晴台の先までついてきます。このぶんなら小泊までも来そうだったので、お菓子をばらまいて食べてる間に走り下りました。もう付いてきてない様子。安心しつつなんかすこしがっかり。
小泊ににはすぐにつきました。道の駅で一休み、十三湖をめざします。この十三湖、あまりにどうってことなくて参りました。しじみが名産らしいです。いままでがいい景色だったからなぁ。
次の目的地は津軽鉄道の金木駅。ここには、番組の企画でスマップの香取くんが車両に絵を書いたやつが保存されています。前はちゃんと走っていたんですよ。
せっかくなのでこれを見に行きます。津軽中里から電車添いに走ろうと思っていたんだけど、途中迷ったりしてたら中里に着いたのが四時くらい。走ってたら暗くなってしまうので、津軽鉄道にのって金木にいくことにします。
五所川原行きの切符を買ったら、めずらしい硬券。記念になります。
金木に着いたら日はおちかけていましたが、撮影はできました。保存といっても野ざらしで、錆びてました。なんかかぶせておけよとか思いましたが。
次の電車で五所川原に向かい、寝場所を求めて弘前へ向かいました。前に寝たことがあったし、お風呂やさんも知ってたからですが、あまりに疲れて着いたらそのまま公園に行って寝てしまいました。
翌日は、チャリ日和りというような快晴でしたが、泣く泣く帰途につきました。
これでチャリ遠出は二回目で、ギアもない小さい、なかなか進まない自転車に慣れつつありました。しかしこないだ次の夏を待たずして撤去されてしまったのです。
ボロ自転車を3千円も出して引き取るより、ギアつきの新しい自転車を買うことにしました。さらば、相棒!おまえと走った日々は忘れないぞ。

「足摺岬」

2005年05月31日 15時12分45秒 | 旅行・自転車
おととしの夏、初めて自転車を持って行ったのは四国、足摺岬でした。
窪川から中村までは土佐くろしお鉄道なので青春きっぷが使えません。その先には土佐清水市、さらに足摺岬があります。
窪川からだと片道100キロくらいありますが、時速10キロなら10時間だなとか軽く考えて出発したのでした。

自転車を持って電車に乗ってると目立つようで、たまに話し掛けられます。
なにかの選手かとかいわれましたが、こんなちゃちな自転車で競技は無理でしょう。

さて、走りだしてしばらくしたら、普段自転車に乗っていて疲れるとか坂がきついとか思ったことはないんですが、やっぱりこの小さなチャリで長距離はそれなりにきついことに気付きました。
四国とはいえ、結構な山というか峠があります。午前中には着くつもりだった中村市についたのは夕方五時でした。まぁ休みながらだらだら進んでいたからですが。
夕焼けの四万十川は、それはそれは素敵でございました。
そんなこと言ってる場合じゃありません。中村に泊まるつもりはさらさらなく、せめて土佐清水までいかなければなりません。最初は一日で往復するつもりだったのだから甘いですね。

五時のチャイムをききながら四万十川添いに走ります。次第に暗くなり、峠をいくつか進む間に日が完全に暮れました。
すると、真っ暗になるんです。国道なのに街灯がない。まさに暗黒。しかもトンネルにも電気がないところがあって、昼間でも暗黒。しかも、歩道がいきなりなくなっていて崖だったり、危険この上ない。車もあまり通らないから真っ暗です。

しかもペンライトに毛が生えた程度の明かりしか持ってなくて、これすら途中で入手したんだけど、足元が見えない恐怖はなかなかですな。
そんなこんなで九時過ぎに土佐清水市街に到着。ほか弁があったので弁当を買って公園で食って寝ました。あとお風呂やさんに入ったかも。

翌日、明るくなったら早速出発。コインランドリーがあったので、これまで3日分の洗濯をしました。洗濯中に朝の漁港をみて回ります。
魚を整理してるところを猫が見てます。さすがに猫が多いなあ。
洗濯がおわったらすぐに出発です。乾燥などしなくても引っ掛けとけばすぐに乾きます。

予定を大幅にすぎているので、今日中に足摺岬を回って窪川に帰らなければなりません。最悪でも中村まで戻ってくろしお鉄道に乗ります。

足摺岬へはやはり峠があります。頑張って着いたときにはもう昼過ぎでした。
誰かの像と、猫がいました。

岬はまさに絶景。自分の足できたという実感もあり、感無量です。しかしあまり浸ってる時間もなく、すぐに発ちます。
岬を一周してそのまま中村に向かいます。途中の漁港らしきところで、子供が堤防から海にバンバン飛び込んでます。
すげー気持ち良さそう。いかにも田舎な情景に見とれていました。

その後も頑張ってこいで、夕方に中村市に到着。マックで夕食をとっていたら、尻と股関節が痛くて痛くてたまりません。足はまだいけると思いましたが。
仕方ないので今日は中村で寝ます。明日早くに窪川に向かうか、くろしお鉄道に乗ります。
市内を散策し、風呂屋を見つけて入ります。かなりさびれていたような。ついでに充電もさせてもらったりして。

すべてを終えて寝床を探します。やっぱり中村駅になります。なんか寝付けないので酒でも飲もうかと思ったけど、酒屋もないし自販機もない。
困っていたら地元のヤンキーにからまれた(笑)
16~7くらいのかわいい顔した少年に「喧嘩しようや~」なんつって絡まれました。でも別に殴りかかってくるわけでもありません。
ていうか二日で100キロ以上走ってるんでそんな元気ありません。疲れてるから喧嘩はできないからかわりに話でもしようや、といいました。
そしたら、最初は「何話すんだよ」とかいってましたが、自分から学校やめた話などを始めました。話相手ほしかったのかな。彼はかなりの短気もので、アホな教師とすぐもめるんだそうで、しかも腹が立つと携帯を折ることもしばしばらしいのです。
折畳みの携帯ならおりやすいけど、とか言ってたら、なんとストレートな携帯も折るらしい。ひい。わしのドッチーモは折らないでくれ!

何時間か話していたら、彼の彼女から電話が。毎日彼女の仕事前に小遣いをもらって飲みに行き、彼女の仕事が終わったら迎えに行くとのこと。携帯は彼女のらしい。人のだと折らないからとかいってアンタ、それってヒモじゃん!なんて羨ましい。
そして、でかいバイクに乗って彼は去っていきました。その後、ベンチで寝て始発で窪川に向かいました。それから四国の残りの電車に乗って帰宅しました。

小さなチャリはなかなか進まないけど、そんなことお構いなし、ゆっくり走るのが楽しくてたまらなくなりました。
四国はよいところです。またいきたいです。

旅話

2005年05月31日 15時11分33秒 | 旅行・自転車
私は旅行が好きです。

というか、電車が好きで、子供の頃からよく乗ってました。
今は青春18きっぷでひたすら電車にのりまくり、電車がなくなったら駅に寝てまた乗ります。
旅行というより電車にのること自体が好きなのでした。
しかし、最近では、せっかく行ったところを少しでもみて回ろうと思うようになりました。
最初は乗り換え待ち時間に駅周辺をうろつくことからはじめました。
さらに、うろつき専用日を作って観光に費やすようになりました。
そうすると、足が必要になります。徒歩では疲れるし、行動範囲が限られますから。青春きっぷで来てると、他の交通機関に金を払いたくなくなるし。

そんなある日、終電後、キックボードで颯爽と去っていく若者を見ました。これだ!私も次からキックボードを入手して持っていきました。
ところが、キックボードってあまり楽ではないのですね。颯爽にみえても、白鳥は水面下では必死に水を蹴ってるのです。
次に考えたのは自転車です。これならかなり行動範囲が広がります。しかし分解できる自転車は高い。そこで、16インチの折畳み自転車を持っていきました。
これならキックボードに比べたらよく走ります。しかし重い。そこで持ち運び用のバッグではなく、転がすキャリーに乗せて風呂敷を被せて持ち運びました。これなら運搬できるレベルです。
ちなみに、JRでは自転車は分解、折り畳んだ上で袋に入れたら無料で車内に持ち込めます。

こうなると、たかだか駅前をうろつくくらいで重いチャリを持っていくのはどうかと思い出すわけです。なにか別の目的が必要ではないかと。
そこで、電車が走ってなく、または私鉄など青春きっぷが使えないところでなにか名所があれば自転車でいってみようと思いました。

つづく

自己紹介。

2005年05月31日 15時10分24秒 | ノンジャンル
自己紹介します。
名前 ロデゴン ロデム色のゴン太だから命名
年令 3000歳くらいらしい
性別 ♂

ロデ帝国の皇帝。しかし国民は一人。先代の皇帝を害して即位する伝統があるらしい。憲法は「うんちは禁止、うんことする」。

趣味 カラオケ 料理

すきなもの 犬・猫 電子機器 ゲーム フジテレビ

作品 ガンダム 銀河英雄伝説
ゲーム 真・女神転生 スーパーロボット大戦 ストリートファイター ドラクエ 逆転裁判

音楽 TMN ブルーハーツ 水木一郎 影山ヒロノブ ポルノグラフィティ
お笑い 安田大サーカス ポイズンガールバンド 次長課長 アンガールズ ペナルティ 南海キャンディーズ