1月の携帯・PHS電話加入者数が発表されました。
1位は901の発売や900の値下がりによってドコモ。auもなかなかの好調で2位。3位は…なんとウィルコム(旧DDIポケット)!!
まあこれは沖縄アステルを吸収したぶんだけども、それを差し引いても微増。4位が先月同様ツーカー。そしてドコモPHS、そして最下位がボーダフォン。しかもー58700。凄いな、この減り方。一社潰れたアステルより減ってる。
こないだここに書いたように、ボーダにはサービスも端末も魅力がないので、この結果は仕方ないのかもしれないけど、これはさすがにやばい。ドコモから来た津田社長は会長になり、英ボーダフォンから新社長が来た。って津田氏じゃなくなったらもっとやばくなるような気もするんだけど、まあどうでもいいか(笑)
ともかく、主力が2Gであること、これが一番の問題。それならそれでツーカーのように投資圧縮や、ユーザ層の絞り込みをすればよいのだけど、それも行わず、独自色も薄く、なんにも特色のないキャリアになっています。
なにより問題なのは、機種変更が殆ど不可能であるということ。機種変更用の端末の供給が少なく、製造リソースを新規に割いている。新規が安い(2G端末は軒並み1円)というのは確かに新規で入りやすいけども、逆に機種変更したい層が他社に流れる原因にもなっている。新規でまたボーダに入ってすぐやめて、前の番号を移してもらうこともできるけど、そこまでしてボーダを続けたい人もあまりいないだろう。
2Gが主力でも、売れればいいんだけど、その主力の2G、つまり60xシリーズのTやSHなんだけども、テレビがついてたり、シャープであるという以外に売りがない。まぁパケ割りがあるから普通に使う分にはいいんだけど、やっぱりFOMAやwinに比べて優位性がない。
FOMAならテレビ電話やアプリ、winなら着うたフルなど、両方とも定額もあるし、1xにしても高機能な端末が多くなっているし。ところがボーダ2Gはテレビがついているくらいしか売りがない。
ドコモとauは前述の通り順風満帆、快調そのものだけども、ボーダの3Gは問題が多い。まず去年末までの状態で、選べる端末が事実上801SHのみという状態。ようやく冬モデルとしてモトローラ、ノキア、NEC、シャープ、ソニーエリクソンの端末が投入される。
でも海外勢(モトローラ、ノキア、ソニーエリクソン)の端末はあまりに日本人向きではないし、ほぼNECとシャープに絞られてしまう。まあ普通はシャープを選ぶだろうから(NECが好きな人はドコモに行くはず)やっぱりシャープだけってことになる。
しかも旧機種とのボーダフォンライブの互換性がなく、SIMを旧機種に差し替えてもwebサービスが使えなくなるという。なんじゃそりゃ。ってことはいままでの3Gはなかったことになるわけで、いまからやっとスタートラインってこと。そりゃ厳しい。
で、サービス上の売りはいまや常識ともいえる定額の他は着うたロング、あとテレビ電話か。まぁ端末さえ出そろえば悪くないと思うんだけど、もともとシャープ以外はぱっとしないわけだから、いっそのことシャープだけ出せばいいような(笑)。東芝や三洋はau、NECはドコモのほうが良いモノを出してるのが不思議なんだよなぁ。
まぁ、うがった目をせずに見て、今、どこのキャリアが魅力的かといえば、ドコモかauしかないでしょうねぇ。ボーダの902SHでもいいけど、それをあえて選ぶ必要性ってものがない。ハッピーボーナスに入らないと売って貰えないし、どう考えても「じゃ、ドコモにしよっと」になっちゃう。ボーダ3Gは16万台も売れてるのに、2Gユーザがそれ以上に離れてるってことだからね。もし番号を他社に持ち運べるようになったら(ナンバーポータビリティ)もっと大量に減るだろうね。
それにしてもFOMAが売れてる。80万台も売れてますね。明らかにwinより売れてるでしょう。このままだと来年度には1x(win含む)を抜くんじゃないかな。その頃にはHSDPAが始まってくるだろうし、今から楽しみである。
個人的には700iはスルーかな。PとDの901がちょっと気になるけど3万も出すほど必要なものじゃないと思うのでこれもスルー。800MhzFOMAか、HSDPAの頃まではとくに必要ないな。
ツーカーは相変わらずシンプル路線。ツーカーSがものすごい好調のようだ。個人的には、一行の液晶くらいつけてもいいと思うんだけどなぁ。誰からかかってきたのかくらい出たほうがいいと思う。自分が年寄りに勧めるなら液晶付でシンプルなTT41か、骨伝導のTS41がいいと思うけどね。次はツーカーSに骨伝導をつけてくるんじゃないかな。あれはほんと面白いよ。あごにくっつけても音聞こえるからねぇ。いっそのこと骨伝導補聴器と一体化させたらどうだろう。
ウィルコムの好調さ。2G時代は通信速度や料金で勝っていたので、そこそこ存在意義もあったけども、3G全盛になり通信速度で水をあけられ、定額という強みも追随されてしまったPHS。もうここまでかと思われていたわけですが、32kの回線を8本束ねて256kにするサービスが開始になります。
4本で128kならともかく8本てオイ、と言いたくなるわけですが、これはまあ凄い執念と言わざるを得ませんね。対応カード端末の大きいこと。これで通信速度でも3G携帯にそう引けを取らなくなってますが…実際8本も電波捕めるの?という問題と、実効速度はたいしたことないだろうというのがあります。
そのへんは圧縮サービスでもって体感速度をあげてくるみたいですが、問題はその料金。1万円近くの月額料金。携帯を持ってる人がサブで使うには高すぎ。これは携帯をやめてこれ一本に絞るしかないという値段ですな。でもまだ対応音声端末が出てないのでそれも無理、ってことでこのエアーエッジプロ、ちょっと普及はしないでしょうな。
携帯のほうはさらに進化していくのだから、既存の施設を生かしつつ、メガクラスの通信速度が出来るようなPHSシステムに移行できればいいんですけどね。セルが小さい、消費電力が小さいという利点を生かせれば、まだまだいけるでしょう。とはいえ4G携帯までの命でしょうけども。
YOZANがなにやら、無線LANを町中に引こうとしてるみたいですが…あの会社どこまで本気なんだかわからないので期待はしていません。
1位は901の発売や900の値下がりによってドコモ。auもなかなかの好調で2位。3位は…なんとウィルコム(旧DDIポケット)!!
まあこれは沖縄アステルを吸収したぶんだけども、それを差し引いても微増。4位が先月同様ツーカー。そしてドコモPHS、そして最下位がボーダフォン。しかもー58700。凄いな、この減り方。一社潰れたアステルより減ってる。
こないだここに書いたように、ボーダにはサービスも端末も魅力がないので、この結果は仕方ないのかもしれないけど、これはさすがにやばい。ドコモから来た津田社長は会長になり、英ボーダフォンから新社長が来た。って津田氏じゃなくなったらもっとやばくなるような気もするんだけど、まあどうでもいいか(笑)
ともかく、主力が2Gであること、これが一番の問題。それならそれでツーカーのように投資圧縮や、ユーザ層の絞り込みをすればよいのだけど、それも行わず、独自色も薄く、なんにも特色のないキャリアになっています。
なにより問題なのは、機種変更が殆ど不可能であるということ。機種変更用の端末の供給が少なく、製造リソースを新規に割いている。新規が安い(2G端末は軒並み1円)というのは確かに新規で入りやすいけども、逆に機種変更したい層が他社に流れる原因にもなっている。新規でまたボーダに入ってすぐやめて、前の番号を移してもらうこともできるけど、そこまでしてボーダを続けたい人もあまりいないだろう。
2Gが主力でも、売れればいいんだけど、その主力の2G、つまり60xシリーズのTやSHなんだけども、テレビがついてたり、シャープであるという以外に売りがない。まぁパケ割りがあるから普通に使う分にはいいんだけど、やっぱりFOMAやwinに比べて優位性がない。
FOMAならテレビ電話やアプリ、winなら着うたフルなど、両方とも定額もあるし、1xにしても高機能な端末が多くなっているし。ところがボーダ2Gはテレビがついているくらいしか売りがない。
ドコモとauは前述の通り順風満帆、快調そのものだけども、ボーダの3Gは問題が多い。まず去年末までの状態で、選べる端末が事実上801SHのみという状態。ようやく冬モデルとしてモトローラ、ノキア、NEC、シャープ、ソニーエリクソンの端末が投入される。
でも海外勢(モトローラ、ノキア、ソニーエリクソン)の端末はあまりに日本人向きではないし、ほぼNECとシャープに絞られてしまう。まあ普通はシャープを選ぶだろうから(NECが好きな人はドコモに行くはず)やっぱりシャープだけってことになる。
しかも旧機種とのボーダフォンライブの互換性がなく、SIMを旧機種に差し替えてもwebサービスが使えなくなるという。なんじゃそりゃ。ってことはいままでの3Gはなかったことになるわけで、いまからやっとスタートラインってこと。そりゃ厳しい。
で、サービス上の売りはいまや常識ともいえる定額の他は着うたロング、あとテレビ電話か。まぁ端末さえ出そろえば悪くないと思うんだけど、もともとシャープ以外はぱっとしないわけだから、いっそのことシャープだけ出せばいいような(笑)。東芝や三洋はau、NECはドコモのほうが良いモノを出してるのが不思議なんだよなぁ。
まぁ、うがった目をせずに見て、今、どこのキャリアが魅力的かといえば、ドコモかauしかないでしょうねぇ。ボーダの902SHでもいいけど、それをあえて選ぶ必要性ってものがない。ハッピーボーナスに入らないと売って貰えないし、どう考えても「じゃ、ドコモにしよっと」になっちゃう。ボーダ3Gは16万台も売れてるのに、2Gユーザがそれ以上に離れてるってことだからね。もし番号を他社に持ち運べるようになったら(ナンバーポータビリティ)もっと大量に減るだろうね。
それにしてもFOMAが売れてる。80万台も売れてますね。明らかにwinより売れてるでしょう。このままだと来年度には1x(win含む)を抜くんじゃないかな。その頃にはHSDPAが始まってくるだろうし、今から楽しみである。
個人的には700iはスルーかな。PとDの901がちょっと気になるけど3万も出すほど必要なものじゃないと思うのでこれもスルー。800MhzFOMAか、HSDPAの頃まではとくに必要ないな。
ツーカーは相変わらずシンプル路線。ツーカーSがものすごい好調のようだ。個人的には、一行の液晶くらいつけてもいいと思うんだけどなぁ。誰からかかってきたのかくらい出たほうがいいと思う。自分が年寄りに勧めるなら液晶付でシンプルなTT41か、骨伝導のTS41がいいと思うけどね。次はツーカーSに骨伝導をつけてくるんじゃないかな。あれはほんと面白いよ。あごにくっつけても音聞こえるからねぇ。いっそのこと骨伝導補聴器と一体化させたらどうだろう。
ウィルコムの好調さ。2G時代は通信速度や料金で勝っていたので、そこそこ存在意義もあったけども、3G全盛になり通信速度で水をあけられ、定額という強みも追随されてしまったPHS。もうここまでかと思われていたわけですが、32kの回線を8本束ねて256kにするサービスが開始になります。
4本で128kならともかく8本てオイ、と言いたくなるわけですが、これはまあ凄い執念と言わざるを得ませんね。対応カード端末の大きいこと。これで通信速度でも3G携帯にそう引けを取らなくなってますが…実際8本も電波捕めるの?という問題と、実効速度はたいしたことないだろうというのがあります。
そのへんは圧縮サービスでもって体感速度をあげてくるみたいですが、問題はその料金。1万円近くの月額料金。携帯を持ってる人がサブで使うには高すぎ。これは携帯をやめてこれ一本に絞るしかないという値段ですな。でもまだ対応音声端末が出てないのでそれも無理、ってことでこのエアーエッジプロ、ちょっと普及はしないでしょうな。
携帯のほうはさらに進化していくのだから、既存の施設を生かしつつ、メガクラスの通信速度が出来るようなPHSシステムに移行できればいいんですけどね。セルが小さい、消費電力が小さいという利点を生かせれば、まだまだいけるでしょう。とはいえ4G携帯までの命でしょうけども。
YOZANがなにやら、無線LANを町中に引こうとしてるみたいですが…あの会社どこまで本気なんだかわからないので期待はしていません。