
兵庫県加古川市に初めて訪問しました。
加古川に国宝 鶴林寺があるということで、JR明石駅から新快速で16分、2駅のJR加古川駅へ降りたちました。
加古川駅でレンタサイクルを借りて、加古川の廃線ルートを観光し、高砂市の高砂神社まで行き、また加古川に戻ってきたい。と観光案内所で相談してみると、丸一日かければ可能ではあるけれど体力的に厳しいのでは。ということで、かこバスを使って、山陽電車の尾上の松に異動して高砂へは山陽電車で行くことにしました。地図上ではさほど距離がないように見えた加古川駅と高砂駅ですが、加古川駅と鶴林寺までも旧国鉄で2駅あったらしいので私のプランは無謀でした。
野口駅廃線ルートのひとつ、円長寺駅跡にも行きたいと思ったのですが、徒歩では遠いので、一旦加古川駅からレンタサイクルで見たいところをめぐって、加古川駅まで戻り、レンタサイクルを返却、かこバスで尾上の松駅まで行くのがいいのではないかというおすすめ。
円長寺駅も行きたかったですが、とにかく鶴林寺は行きたい!限られた時間なので、かこバスが鶴林寺の近くで止まったので降車して、徒歩で鶴林寺と野口駅跡を観光し、かつめしを食べて、尾上の松駅に行くことにしました。
加古川駅前に気になるお店があったので、高砂市から観光して加古川でゆっくりする予定でしたが、山陽電車が本数が少ないのと移動時間がかかるので先に加古川から観光することにしたのですが、加古川から観光し、高砂へ行ったのは正解だった気がします。
鶴林寺のある一体は公園になっていて、SLが飾られ「松風こみち」という風情ある散策路につながっていました。
仁王門から正面が国宝本堂
黒田官兵衛ゆかりのお寺でもあります。
入山するには入山料500円。
宝物館を見学するには500円。
両方を見学できるお得チケット800円もあります。
前庭に菩提樹と沙羅の木。
釈迦涅槃(入滅)のときに、沙羅の木が、まるで鶴の羽のように真っ白に枯れたという伝説があるそうです。
「鶴林」とは釈迦 涅槃の「沙羅双樹の林」を意味。
国宝 鶴林寺
国宝なのは本堂と太子堂の2か所。
国宝 本堂 (室町時代 応永4年)
太子堂 (平安時代 天永3年)
重要文化財 常行堂 (平安時代)
お問い合わせ:鶴林寺寺務所(Tel.079-454-7053)
http://www.kakurinji.or.jp/
営業時間 9:00~16:30
釈迦三尊と四天王を祀り「四天王寺聖霊院」と称されたのがこの寺のはじまりといわれ、播磨の法隆寺とも呼ばれています。
平安時代の壁画が見つかった県下最古の木造建築物、国宝「太子堂」や、泥棒が盗み出し壊そうとしたら「アイタタ」という声が聞こえてきたため、改心したと伝えられている あいたた観音=「銅造聖観音立像」など、多くの文化財が残されています

鶴林寺の宝物館には今も、雅楽に使う大きな太鼓の一部が展示されています。
当時は太子の命日には雅楽が奏され、舞楽が演じられたとのことでが、信長、秀吉による宗教弾圧と続く江戸時代の政策で8カ坊、117石に激減し、明治維新の排仏棄釈など、時代の荒波を潜り抜け、宝生院、浄心院、真光院の3カ寺、15,000坪の鶴林寺となったそうです。
本堂は扉が閉まっていて見ることができませんでしたが、中には5体の仏像があるそうです。
国宝 太子堂
観音堂
三重塔
ウィンクしている仏像
トリビアの泉で放映された「ウインクをしている仏像」は生で見ることができました。
鶴林寺宝物館には「あいたた観音」をはじめとする宝物が収蔵されています。
無料休憩所があり、鶴林寺Cafeも併設されていました。
あいたた観音の「あいたた最中」が気になったのですが5個セットしかないので断念。
普段なら絶対珈琲を飲むところですが、この日は真夏日と言ってもいい暑い日でさすがにコーヒーも無理でした。
パワースポットふりきる門
指示書に従ってふりきりたい願いをお願いして、ふりきる門を入りパワースポットふりきり石を回します。
鶴林寺が思っていた以上に楽しくて、予定の倍の時間を取ってしまいました。
さすが国宝!鶴林寺は一見の価値ありです。
おすすめ度☆☆☆☆☆
別品ひょうご体験旅♪東播磨の三都市をめぐるべっぴんな旅(加古川市・高砂市・明石市)★目次
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「2012年のあいたい兵庫の旅」で播磨を担当させていただいてます。
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