goo blog サービス終了のお知らせ 

コダワリの女のひとりごと

食べ物、風景💖鉄道、ご当地グルメ&スイーツ、レスミルズが好き💖47都道府県と世界50ヵ国踏破✈️JGCダイヤモンド

「観音の里の祈りとくらし展」 -びわ湖・長浜のホトケたちー★ブロガー内覧会

2014-03-21 | イベント 、パーティ

先日、メディア向けの説明会があり、ブログでも開催をお知らせしていた
「湖北の観音文化」を今に伝える「観音の里の祈りとくらし展–びわ湖・長浜のホトケたち-」
東京藝術大学大学美術館にて始まりました。

「観音の里の祈りとくらし展」 -びわ湖・長浜のホトケたちー
会期: 2014年3月21日(金・祝)- 4月13日(日)
午前10時 - 午後5時 (入館は午後4時30分まで)
ただし、4月11日(金)は午後8時まで開館(入館は午後7時30分まで)
休館日: 毎週月曜日
※藝大コレクション展 ―春の名品選―を同時開催 
会場: 東京藝術大学大学美術館 展示室2
観覧料: 一般500円 高校・大学生300円(中学生以下は無料)
本展をご覧のお客様は当日に限り、同時開催「藝大コレクション展 ―春の名品選―」
も無料で鑑賞できます。
http://kitabiwako.jp/wp_sys/wp-content/uploads/2014/01/75301b24d8dbd961c603769a711a76a31.pdf

観音の里、長浜からいらした18軀の観音様に、一足先にお会いしてきました。
仏像は正直よくわかりません。
でも見つめていると、仏像がなんともいえず語りかけてくれるようで
歴女のひとりとして、先人の篤い思いをなんとか多くの方に知って欲しいと思うようになりました。
「近江を制する者が、天下を制す」といわれ、激しい戦乱を生き抜き、守られてきた観音様への思いを感じるのです。

もともと、私が歴女になるキッカケが、滋賀県様主催の仏女の旅に参加させていただいたことでした。
大河ドラマ「江」で、浅井三姉妹の頃でしたが、それ以来、私の歴史好きに火がつき、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康、黒田官兵衛と、苦手な戦国時代を中心に、歴史をめぐる旅をしています。

戦国時代を地域の方に守られ、大切に信仰されてきた、素晴らしい観音様に会えて感激でした。
一部ですが、観音様をご紹介させていただきます。


千手観音立像 木造 平安時代  重文 (日吉神社蔵)

地元では「コロリ観音」と呼ばれ、厄を展じて利をほどこす像と信仰され、
参拝すればコロリと彼岸に行けると伝承があるそうです。


羽柴秀吉と柴田勝家との戦いである、賤ヶ岳の戦いで
戦禍から守るために近くの川に沈められ守られた観音様なのだそうです。
本来は腕が42あったそうですが、12しか残っていません。

自分の身さえ危険な中において、観音様を川に沈めて守る。
信仰心篤いだけでなく、観音様は心のよりどころでもあったようです。
3回お参りするとコロリ彼岸にいけるそうです。

菩薩形立像 木造 平安時代 (長浜市 安念寺蔵)


如来形立像 木造 平安時代 (長浜市 安念寺蔵)


賤ヶ岳の麓に建つ安念寺。
織田信長の兵火にかかり堂宇が焼失する前に村人によって運び出された
門前の田んぼの中に隠し、焼失を逃れたそうです。

村人が川で洗った、夏には子供たちが川で水遊びに持ち出したなどの伝承があるそうです。



十一面観音立像 木造 平安時代 善隆寺蔵 重文


聖観音立像 木造 平安時代 総持寺 重文
こちらはガラスケースの中に入っていて、反射してお写真が難しかったので
実際に会場でご覧になってくださいね。

馬頭観音立像 木造 平安・鎌倉時代 長浜市重要文化財

私、コロリ観音様や腹帯観音様に次に興味をもった観音様です。



なんとも不思議な観音様です。


十一面観音立像 木造 平安時代 大浦観音堂蔵
織田信長が北近江に攻めに入った元亀争乱のとき
戦禍を避けるために境内の蓮池に埋められたそうです。
泥だらけで掘り出されたときに、多くの晒しで清められたそうです。

そのご縁から腹部に「さらし」を巻き、安産祈願に訪れた妊婦さんに
頒布しているため、「腹帯観音」を通称で親しまれているそうです。

観音様とともに生き抜いてこられた方と、その背景の戦国時代、
織田信長にも興味があり、今年はやはり、軍師 官兵衛ということで
長浜にも官兵衛の足跡をたどりに、再訪し、コロリ観音様には長浜でもお会いしたいと思うのです。

長浜は3年近い前に一度伺いましたが、歴史的にも街並も興味深い大好きな場所です。

今回特に、聖観音坐像をお守りしているこちらの場所がすごーく気になってしょうがない!
行きたい!長浜。

官兵衛の息子、松寿丸が暮らした城でもある長浜城。
一度行きましたが、また行きたい。

今年は官兵衛なので、長浜城も再訪したいです。
http://kitabiwako.jp/長浜市の観光サイト

 

ブロガー内覧会にご招待いただきました。


旅行・観光ガイド たびすまいる
旅行専門たびすま人気ブログランキング
  食べログ グルメブログランキング ブログランキング参加中!
「ミズ・ビューティー」掲載中のコダワリの女のひとりごと


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「綾鷹茶会」上林春松本店の合組&拝見体験... | トップ | 軍師・官兵衛の足跡をめぐる... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

イベント 、パーティ」カテゴリの最新記事