爽やかなこの季節は、出かける支度も早々と済ませて、少しでも早く外に出たいと思うものです。
前回のお稽古の時に見つけた、しっとりと落ち着いた珈琲店に行ってみたくて、それもあって、たっぷりと早めに出ました。
初めてのお客さんにそっけないくらいの年配の夫人と、今日は、そのゆかりの方らしい女性とが店にいて、いらっしゃいませの声で迎えられました。
覚えていてくださったようでしたが、やはり、さり気ない応対に、「好ましいメーター」が振れました。
どっしりとした黒い木のテーブルと椅子、窓から程よい光が入ってくる。
黒のイメージなのだけれど、暗くはない。
食べ物は、トーストと手作りケーキだけ、コーヒーの種類は5種類ほどあって、看板は「珈琲」と漢字であるのがうなずける店。
コーヒーとトーストを頂いた後、速やかにトーストの皿を引き下げに来てくれました。
客の様子をさりげなく見ていてくれたのが、嬉しい。
同時になぜか、モンゴルの呼べども呼べども気が付かないウエーターのことをふと思いだす。
そして、モンゴル語でウエーターは「ゾフチョー」と言い、ウランバートルで、封切りの映画チンギスハーンの映画を見たとき、ハーンが「族長」と呼ばれるシーンは、シリアスな場面なのに、モンゴル人観客が思いっきり笑ったことを一瞬のうちに思いだした。
広いテーブルに本やノートを広げて、ちょっとしたダメ押しの調べ物とメモをとるうちに、タイマーが鳴って、センターへと向かう時間になりました。
お勘定の時も、あなたのこと覚えてますという声のないメッセージを受け止めながら、ちょっとした質問にも、シンプルに穏やかな御返事でした。
古き良き時代の喫茶店の店主の反応でした。
これからの詩吟のお稽古に向かうのに、とても良い時間を過ごせました。
今日は、見学の方がいらっしゃるとのことでした。
落ち着いたご婦人で、詩吟の経験はほんの少しとおっしゃりながら、中音の響きの良さは、ほんの少しではないことがうかがわれました。
今日は、初めて、和室でした。
このご時世ですから、和室用ローテーブルに合わせた椅子が十分な数用意されていて、ありがたかった。
いつものように互礼ののち、体操から始まって、今日は「春望」が課題です。
譜№18に、丁寧に説明を加えました。五で終わる音が、はずみで、三半 三と下がりたくなるのを、いかに五の音で止めるかの説明は、チャルメラ。
そして、良く体にしみこんだ音の連なりと新しい音の連なりとを二つに分けて、行うと理解が届くようでした。
次の音階に気をとられるあまりに、今まで、気楽に出していた音が、中途半端になったり、七の高さが、次の六に下がるのを心づもりするあまり、六の音程に引っ張られて、七の音が低めになったりが、防げます。
七の音は、あくまでも美しく伸びやかに高めにだしましょう。
そのためには、やはり、丹田を意識したおなかを維持しなくてはね。
一通り、練習を終えて、コンクール出場の会員さんの練習。
せっかく頂いてきたばかりの助言が何だったのかお聞きして、その部分がクアリアされたかどうか、聞かせてもらいました。
努力した部分が、努力の分だけ報いられるかどうかは、等価ではなく、聞く側に立つとまだまだの時もあります。
そんな時、その会員さんの吟に対する考え方が、明らかになるときでもあります。
そして、そこから、また、テーマを選び取って、どう展開していくが、大きな宿題もできました。
聴いているメンバーからの感想は、的を射ているので、これだけのきく耳が育っているのかと、驚く。
一時的に後退したかに見えたり聞こえたりすることも、進歩への足鰍ゥりだったりするもので、
ジャンプする前に体をかがめるような、時もありますよね。
そんな感想を忌憚なく言葉にして出してもらえたら、「それはね、、、」と話が充実して来て、みんなの財産となって、心に積み重なります。
これは言っていいことか、これは言ったら叱られるかなとか、考えずに、言える雰囲気をどんどん作っていきたい。
そして、褒められることより、何かの指示をもらえること、叱られるようなことが、平気で出せるようになったら、良いなぁ。
「夢の夢」?
だって、私たち夢組だよ。
前回のお稽古の時に見つけた、しっとりと落ち着いた珈琲店に行ってみたくて、それもあって、たっぷりと早めに出ました。
初めてのお客さんにそっけないくらいの年配の夫人と、今日は、そのゆかりの方らしい女性とが店にいて、いらっしゃいませの声で迎えられました。
覚えていてくださったようでしたが、やはり、さり気ない応対に、「好ましいメーター」が振れました。
どっしりとした黒い木のテーブルと椅子、窓から程よい光が入ってくる。
黒のイメージなのだけれど、暗くはない。
食べ物は、トーストと手作りケーキだけ、コーヒーの種類は5種類ほどあって、看板は「珈琲」と漢字であるのがうなずける店。
コーヒーとトーストを頂いた後、速やかにトーストの皿を引き下げに来てくれました。
客の様子をさりげなく見ていてくれたのが、嬉しい。
同時になぜか、モンゴルの呼べども呼べども気が付かないウエーターのことをふと思いだす。
そして、モンゴル語でウエーターは「ゾフチョー」と言い、ウランバートルで、封切りの映画チンギスハーンの映画を見たとき、ハーンが「族長」と呼ばれるシーンは、シリアスな場面なのに、モンゴル人観客が思いっきり笑ったことを一瞬のうちに思いだした。
広いテーブルに本やノートを広げて、ちょっとしたダメ押しの調べ物とメモをとるうちに、タイマーが鳴って、センターへと向かう時間になりました。
お勘定の時も、あなたのこと覚えてますという声のないメッセージを受け止めながら、ちょっとした質問にも、シンプルに穏やかな御返事でした。
古き良き時代の喫茶店の店主の反応でした。
これからの詩吟のお稽古に向かうのに、とても良い時間を過ごせました。
今日は、見学の方がいらっしゃるとのことでした。
落ち着いたご婦人で、詩吟の経験はほんの少しとおっしゃりながら、中音の響きの良さは、ほんの少しではないことがうかがわれました。
今日は、初めて、和室でした。
このご時世ですから、和室用ローテーブルに合わせた椅子が十分な数用意されていて、ありがたかった。
いつものように互礼ののち、体操から始まって、今日は「春望」が課題です。
譜№18に、丁寧に説明を加えました。五で終わる音が、はずみで、三半 三と下がりたくなるのを、いかに五の音で止めるかの説明は、チャルメラ。
そして、良く体にしみこんだ音の連なりと新しい音の連なりとを二つに分けて、行うと理解が届くようでした。
次の音階に気をとられるあまりに、今まで、気楽に出していた音が、中途半端になったり、七の高さが、次の六に下がるのを心づもりするあまり、六の音程に引っ張られて、七の音が低めになったりが、防げます。
七の音は、あくまでも美しく伸びやかに高めにだしましょう。
そのためには、やはり、丹田を意識したおなかを維持しなくてはね。
一通り、練習を終えて、コンクール出場の会員さんの練習。
せっかく頂いてきたばかりの助言が何だったのかお聞きして、その部分がクアリアされたかどうか、聞かせてもらいました。
努力した部分が、努力の分だけ報いられるかどうかは、等価ではなく、聞く側に立つとまだまだの時もあります。
そんな時、その会員さんの吟に対する考え方が、明らかになるときでもあります。
そして、そこから、また、テーマを選び取って、どう展開していくが、大きな宿題もできました。
聴いているメンバーからの感想は、的を射ているので、これだけのきく耳が育っているのかと、驚く。
一時的に後退したかに見えたり聞こえたりすることも、進歩への足鰍ゥりだったりするもので、
ジャンプする前に体をかがめるような、時もありますよね。
そんな感想を忌憚なく言葉にして出してもらえたら、「それはね、、、」と話が充実して来て、みんなの財産となって、心に積み重なります。
これは言っていいことか、これは言ったら叱られるかなとか、考えずに、言える雰囲気をどんどん作っていきたい。
そして、褒められることより、何かの指示をもらえること、叱られるようなことが、平気で出せるようになったら、良いなぁ。
「夢の夢」?
だって、私たち夢組だよ。