風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

はじめの一歩

2016年05月19日 | 詩吟
4月にお休みだった去年からのメンバーも、出席となり、一挙に4月から初めて詩吟をする人と合わせると7人の大所帯になりました。


「江南の春」様々な要素満載の絶句です。情景にしても、色にしても、詩を楽しんで、読み、声を出して、それぞれのテーマを目に浮かべられるようになると、楽しい吟詠になります。


今日は、二度目にして、大冒険をしました。
先輩の声を応援を一時中止して、新人さんのみで、練習をして見ました。
こんな早い段階で、手を引くのをやめても、臆することなく、声を出すことができて、驚き。
新人さんと行っても去年からのメンバーのお二人もいらっしゃるからなのか?

そして、あと15分になったとき、みんなで連続して、合吟をして見ました。もちろん先輩方も一緒です。

声が途切れること無く、12分間5回くらい続きました。
皆さん、お疲れの様子もなく、笑顔で終わりの互礼となりました。

ありがとうございました。また来月。
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菜根譚

2016年05月19日 | 論語と
菜根譚の4月からの再スタートは、先生の卒論にわかりやすい解説を加えての資料が、テキストです。

先生が、菜根譚読みといた20代の年齢で、私は、どれほどのことを書物から得ていたことだろう。

文字は、大きなエネルギーを持っているのに、その力の百分の一も、受け取ることができなかった私の20代。

今になってやっと、それではもったいないよ、まず言葉を伝えよう、思いを伝えよう。
そして、その思いを実現し、強化するのに、書物の中の文字が手助けしてくれることがわかってきた。

自分の思い込みだけでなく、先人の深い考えを、こうして先生が、わかりやすく伝えてくださるおかげで、開眼し、ともすると傲慢が頭をもたげてくるのを、控えることができる。


その上に、更に、人の思いをよく観察して受け取る能力をつけ、そして、自分の思いを伝えるには、押し付けるのではなく、それ以上に、他者の思いを良く受け取って、良きことは広く浸透させられるようになったらと、つくづく此の処思うのです。


もう少し、パイプ役としての機能を十分に果たしていたら、もっと違った展開になったはずだったのにと、歯がゆ思いをする出来事があって、力のなさに思い至りました。



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