風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

高い?安い?贅沢?

2007年01月03日 | チンゲル亭裏日記
ドル建てで給料を頂いて、消費するのはトグルク。
100ドル、1万円とちょっとを両替すると、11万6,340トグルク。(年末のレート)
公務員の平均月収が80ドル、8万8,000トグルク。

今日の買物、ボックスティッシュ 1,300T 
      牛乳1L       1,400T
      煎茶 200g   7,800T
これだけで、計1万トグルクをこえます。

毎週乗馬に行って、3万トグルク×4
毎週オルティンドーの練習に行ったとして、20ドル×4
私の趣味だけで、月に180ドルを使わせてもらっています。
後は、ボランティアのための出費、そして、通訳の学生さんに電話代を含むお礼と、たまにはお茶や食事もします。
暇つぶしに、サクラでお茶も週に一度はあります。

(家族手当をそっくり消費しきっている勘定になります。)

モンゴルの庶民の生活観にはとても合わない支出ですが、私にとっては必要不可欠なものです。
欲しいだけ消費して、何の心配もない生活もあと3ヶ月。
帰国したら、物の値段とサービスの高さに悩むことでしょう
リハビリは、最短で行うことにしましょう。

義母と義妹が言ってくれました。一生に一度でも、そのような生活が出来てよかったね、良い経験をしてるねと。

一つ分かったこと、「円に換算すると」と言うマジック。
1円は約10トグルクです。 1万円は10万トグルクになります。
「この大根は、1本1,000トグルクです。」
「へぇー 1本 100円の大根だ、やすーい!モンゴルって野菜が安いのねぇ!」
これが、テレビで外国を見ていたときの私。

今は、「1,000トグルクは、1,000トグルク、確かに100円だけれど、モンゴル人にとって見たら日本人の生活観で言う1,000円よりも高いくらいだからね。
高いよ高い。」

あっちにいるときとこっちにいるときと、そして、あっちの生活をしてみたら、こんな風に感じ方が変わってくる。

日本でモンゴル以外の国の様子をテレビで見ることになったとき、「日本円で○○円です」とレメ[ターが言ったら、その国の人にとっては、どのくらい高いの?安いの?と考えてしまうだろう。

それからもう一つ、もし、モンゴルに金製品があるとしたら、私は許される限り金を買い求めたかなぁ。かも知れないなぁ。

乗馬贅沢でよかったなぁ。。。(^^♪
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町へ出た

2007年01月03日 | UBから
寒いことを予想して重装備で出かけたら、暖かくて汗が出ました。
ランチに入ったレストランも、暑いくらい暖房が効いていて、食事をしたらまた汗。

そのレストランには、”Merry Christmas"の赤いモールの飾りが壁にあり、しゃれた白装束のサンタの人形も飾られていました。

郵便局や銀行前に飾ってあった大きなツリーは撤去されて、根元を固めてあった凍った雪が、そこにあったことがわかるように残っていました。

朝、出勤するときはどうやって服装を決めるのかを尋ねたら、テレビで天気予報を見て決めるそうです。
時々、予報は当たらないと言っていました。

やはりそうだったのか。
テレビで予報があるとは知っていたけど、文字を見るのに付いていけなくて、私には情報になりえないのです。
最近は、毛皮の重いコートを着る人が少なくなって、軽いダウンを着ている若者が多いのです。
私は、毛皮など日本で着ることがないので、一つ向学のためムートンを買いました。
少し、ゆとりのあるのを買ったのは失敗だったようです。空気が入ると寒いのです。
仕立て屋さんに行って、ボタンの付け替えをしなくてはなりません。
ボタン付けぐらい自分で、と言われるかもしれませんが、皮の重さに耐える糸を見つけるのが至難の業ですし、見つけても業務用の大巻きですから、却って任せたほうがよいのです。

コートを買ったときも、ボタンは、別料金を払って仕立て屋さんまで持っていってつけてもらうシステムになっていました。
1個500トグルクでした。

本格的に寒くなる前に、仕立て屋さんに行かなくては。

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