風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

シンジリーン パーティー

2006年12月27日 | UBから
シンジリーン(新年)のパーティーがあちこちで開かれ、女性は、思いっきりおしゃれをして、参加します。

夫が最初に来た年は、ご年配の方が思い切り胸の開いたドレスを着ていたのに目を見張ったそうです。
今年のパーティーは、教授の夫人は、デールやシルクのスーツという服装で、ドレスを着ているのは若い人たちでした。










パーティーのクイズは、日本の都道府県当てのようなもの、写真でどこの国かを当てるもの、パソコンの映像を壁に映して、全員が壁の前に集まって答えます。(写真あり)
それは、真剣に。
このような知的遊びは、まだ、大人のもののようです。

寸劇も、長老教授自ら主演?して席が温まる暇がないほど動き回っています。

男性は、スーツ姿で大学に居るときと変わらない服装ですが、女性たちは、思い思いに着飾り、美容院に行き、果てはメイクまで専門家に頼んでいる人も居ます。
それぞれ、自分に良く似合うドレスを着て自分なりに楽しんでいるところがとても良い。
そして、驚くことは、その後姿が高齢の教授婦人たちにいたるまで美しいということでした。

私もそれを見て、背筋を伸ばしたことでした。

子供のように、笑い興じる様子は、明るく何の屈託もないのです。

モンゴルの子供たちが、このような知的ゲームにあたりまえに遊ぶようになる日はいつのことでしょう。
そうなったら、長老たちは、その遊ぶを子供たちに譲って、椅子にどかりと座って鷹揚に高みの見物となるのでしょうか。
それとも、一緒になった興じるのでしょうか。

ここにいる底抜けに明るい長老教授たちは、こんな楽しいことを手放すことはしないでしょう。


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