風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

12月のカレンダー

2006年11月30日 | SAVE THE CHILDREN
毎週訪れているハイリャスのSAVE THE CHILDRENの施設を、子供たちは、「第2センター」あるいは「図書館」と呼んでいるそうです。
此処に来て、本を読んだりするので図書館と呼ぶのだそうです。
ここには、私の感覚で図書館と呼べるような本棚がありません。
読む場所と言う意味の図書館のようです。

今日は、近隣の小中学校では、近く学潔?ェ開かれるようで、その練習があるので子供たちの出席は4人でした。
最近職員になったムンフツェツェグさんは、子供が少ないのをとても気にしていました。
トゥールさんともそのことについて話したばかりでした。
多ければ多いように、少なければ少ないから出来るクラスにしますから、その時その時で授業を楽しんでいますと。
それをそのまま、ツェツェグさんに伝えてもらいました。

そして、今日は、レメ[トを書かねばならないので、15分ほど見学をさせてほしいと言われました。
それで、授業の前に、今日の予定を、使う道具を見せながら簡単に伝えました。
いつも不安そうな表情だった彼女の表情がだんだん和らいで、最後は笑顔。トゥールさんは、どんな通訳をしたのだろう。
そして、帰るときは、不安な表情が消えて、満面の笑顔で送ってくれました。
彼女が親近感を持ってくれたことに安心しました。

さて、4人のうち、一人が今日始めて来た子供でした。
五十音表を渡して、まず自分の名前のカタカナ(オ・ト・ゴ・ン・チ・メ・グ)を拾い上げる作業です。
トゥールさんが、すかさず彼女にかかりきりになり、世話を焼いてくれました。
すっかり、私の思うことが分かってくれています。(^^♪
トゥールさんによると、日本語の教室だと言うことも知らずに来たようだったそうです。
ほかに、英語と韓国語も習っているようで、楽しかったから来週も来るでしょうねと、トゥールさんが言っていました。

今日の、作業は、12月のカレンだーつくり。
ワードの白紙のカレンダーをプリントアウトした物に、モンゴルの祭日、誕生日などを書き入れて自分のカレンだーを作りました。
そのオトゴンチメグは、お兄さんの誕生日を3つお姉さんの誕生日を4つ書いていました。
12月生まれの兄弟が多いのねぇと言うと、トゥールさんは、モンゴルでは、いとこでも知り合いでも年上の人をお姉さん、お兄さんと呼ぶそうです。
それで納得。
きれいなきちんとした字で、だれだれの誕生日と記入していました。(残念ながら、このチメグとエルデントヤの出来上がりの写真は、電池切れのため取れませんでした。)
《マイナスの戸外にもって出たため、電池がすぐに息切れするようになったようです。(+_+)》



            今日の出席者


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運転手さん

2006年11月30日 | チンゲル亭裏日記

朝、バットスフさんのくるまがこでょうして来られなくなりました。
急遽 ドルジさんの運転で、SAVE THE CHILDRENへ行くことになりました。

朝の暖機運転でガソリンをかなり消費したので、ドルジさんは、途中のスタンドで1万トグルクのガソリンを入れました。
1L 920トグルクですから、10Lあまりのガソリンを入れたことになります。
これで、マイナス10度の中をどのくらいはしれるのでしょう。

無事、教室を終えて、帰途につきました。
トゥールさんとランチをして、相変わらずにぎやかにおしゃべりをし、箸の上げ下げや礼儀について話した後で、ドルジさんの考えを聞きました。

昨日から、かなり冷え込んで、昨日今日の朝は暖機運転を20分したそうです。それに、ガソリンがたくさん必要になるので、それを保障してほしいとのことでした。
朝の、運転に関しては、主人の守備範囲ですから、主人と話をするようにお願いしました。

バットスフさんについては、もう一回様子を見ることにして、それでも来られないようだったら、ドルジさんにお願いすることになるでしょう。
なんと言うタイミングでしょう。
良かったのか、悪かったのか。

ドルジさんが運転したいと言ってときに、一度私が断った形になっているので、交渉としては、ドルジさん選考と言う形になりました。

モンゴルの人との、交渉ごとはほんとに、慣れない者にとっては、ほんとに次々に問題が起こってきます。
何事も初めてで、マニュアルやたたき台が無いので、やってみなければわかりません。
そのたびに、シーソーのように主導権が移るのです。
モンゴル初心者のころは、モンゴル人の言われるがままのところがありましたが、なまじ慣れてくると、標準と言うものが分からないままに、相手の言うままにはなりたくないと思うようになって来ました。

あー、なんだかせこいなぁと思いつつ、どこまで許したらいいのだろうと、自問自答。
安心して、安全は、どのくらいの値段になるのだろう?
さて、今夜のディスカッションのテーマは、暖機運転の値段です。
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