オルティンドーのビャンバジャルガル先生、不肖の生徒でごめんなさい。
今日は、とうとう、日本に帰って何をするのとたずねられました。
歌手になるつもりは毛頭ありません。人に教えることも有りません。
あと4ヶ月で何が習得できるかと言うと、オーハエー《発声練習の音》も満足にできないかもしれません。
先生がおっしゃるには、「今の、習熟度で歌を歌うことは十分できます。
ただ、声が無駄に震えているのを治さねばならないのです。」
ハイ、十分に分かっています。
一番重要なのは、息を吸うことです。
胸にすうのではなくて、丹田に吸いこむこと、腰に吸い込むことです。
分かっているのです。
体が、まだ分かっていません。
でも、1ミリずつたまに後退しながらも、じわじわと体へと進んでいます。
先生の望んでいるだけの、進歩は無いかもしれません。
けれど、私は、上達している手ごたえがあります。
プロになるための人しか教えたことの無い先生。
先生は、毎日毎日、発声練習をして、1年がかりで体得した発声法です。
私は、1週に1回しか来ないから、先生のようには行きません。それでもかなり進んでいるとは思うのですが、はぁーっとため息が出ますね、先生。
来週練習をしたら、その次は日本ですね。
演奏がいつあるのか、いまだにわかっていなくて、教えていただけませんでしたが、12月1日から1週間の間に、どこかで演奏会があるはずです。
日本を楽しむ暇はあるのでしょうか。
先生、さすがに若い。お正月のための衣装を作るので、ダイエットをしているのだそうです。
ダイエットをして、声は大丈夫なのですか。
練習の前は、お腹一杯肉を食べていらっしゃい。、スープは駄目ですとおっしゃいましたよね。
先生は、いいのですか。
そんなこと声に出しては言いませんが。
ダンスの練習用の大鏡に、横の姿を写して、お腹の出っ張り具合を確かめていた先生。2児の母とは思えないくらいかわいかった。
いやいや、それはさておき。
先生、日本に帰ったら、オルティンドーも習いたいと思っていますが、きっと、先生の思うほど上達していないので、他の人に私の唄を聞かれるのは嫌なんでしょうね。
デモ、今日は、私の練習中に、大あくびをしてましたよね。
私も、こんな生徒だったら、あくびも出るわなぁ。。。
でも、でも、めげずに来週練習に来ますからね。よろしくお願いします。