風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

冬のテレルジ

2006年11月25日 | モンゴル風景


       午前9時20分頃


今日のテレルジは、マイナス5度。
極寒用の下着に、ハイネックセーター、ワークシャツ、超保温のベスト、ダウンコート、耳宛付き帽子、マフラー、靴下2枚重ねといういでたち。
それでも、ブーツを毛皮の内張りのものではないいつもの乗馬ブーツ《ザハで2万トグルク(¥2,000)》だったので、足先が凍るかと思うくらい冷たかった。

下着とベストのおかげで、寒さは感じませんでしたが、足の指はしもやけになるのではないかと心配しました。
けれど、馬を走らせると、体が温まってきて足先まで温かみが広がってきました。
乗馬ならではの、体全体の循環が良くなると言うことの証明でした。
さすがに、いつもなら汗びっしょりになるところですが、汗もかかず、快適乗馬でした。
寒がりの私にしては、マイナスの戸外に出て行って、しかも運動をするなどということは画期的なことです。
冬に、汗をかこうものなら翌日は風邪引きと言う憂き目に会うからです。
それが、モンゴルではありません。
汗をかいても、それで体を冷やす前に蒸発してしまうからです。
今日は、雪が降って、寒さに耐えられるかどうか、どきどきでやってきましたが、去年から参加している方の「冬のほうが快適」と言う言葉が、やっと分かりました。

唯一つ、困ったことは、携帯カメラの電池がフリーズしてしまいます。
暖かい懐から出したときは、古充電なのですが、スイッチを入れて、画面を定めシャッターを押すまではいいのですが、いざ保存の段階になると、電池切れのアラームがなってせっかく撮った写真が保存できなくなるのです。

それで、今日の馬の傑作写真が残せませんでした。
今日の馬は、鼻と口の周りにツララが無数にできているものでした。
そして、しばらく走らせると、体中の毛に細かいツララができるのです。
私の今日の馬は、茶色でしたが、白い馬かと思うくらいになりました。

ゲルに帰って、ストーブで体を温め、携帯カメラも温まってくると、写真が取れるようになりました。
今日の、写真は、車内からとゲルのストーブでで温めたすぐ後の写真がやっと保存できました。
次回は、カイロの入れられる携帯カメラのケースを作らねばと思いましたが、そのカイロがどの程度働いてくれるやら。。。


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