風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

モンゴル初体験から3年経った

2006年04月19日 | チンゲル亭裏日記

3年前の4月下旬。風の吹く季節に、初めてUBに、来ました。
その時は、仕事の休みをとり、1週間の滞在でした。

単身でUBへでかけた夫の、UBでの仕事振りを見せてもらい、教授たちと会ってご挨拶をし、食事に誘われました。
若い人たちと一緒に、テレルジに行き馬にも乗りました。

モンゴルの人たちに、どうしてこんな風の強い一番モンゴルで具合の悪い季節に来たのだと散々言われました。

その前年の2002年からモンゴルをきれいにしよう、UBを整備しようと言う動きが始まったところでしたから、UBはドンドン高層の建物が建ち、ガラス張りの建物も増えました。

それまでの建物は、レンガと分厚い二重ドアと小さい窓で寒さに強いロシア式の建物ですから、そこが何の建物か、何の店なのか分からなくて、看板もないか、あっても昔の店のままであったり、探し物をするときは,軒並みドアを開けて中を覗いたのもでした。
いまや、UBの中心街は、きれいに整備されつつあり、看板もちゃんと新しく掲げられ、ディスプレイの美しい店も増えてきました。
そういう、贅沢な店は、外国人向けですから、安心してはいることが出来て英語があるいは日本語が通じる店員さんが居たりします。

そして、カフェも外から見えるようになり、安心して入れるようになりました。
店も、清潔になり心地よい店が増えています。

3年前は、町の様子をデジカメで写すには、非常に緊張しました。
必要以上に夫からの警戒警報があったこともありますが、不用意にカメラを取り出すと、写しても居ないモンゴル人からにらまれたり、はたかれたりしたこともありましたから。

国立デパート辺りでは、外国人も多いし、デジカメを売っている店もありますし、カメラを取り出してもさほど注意を引かなくなりました。
私自身も、UBに慣れてきたことも有るのかもしれません。
ただし、その時デジカメをどこにしまったかを、鵜の目鷹の目で見張っている悪い輩も居ますから、そのあたりの警戒を怠らないことは、今も変わりはありません。

それは、UBの都会の話であって、フドゥー(地方)の牧民さんたちの生活は今も少しも変わりは有りません。
彼らは、遠来の客をとても大事にし、親切で、やさしく、もてなし好きです。
写真を撮ってもらうのが大好きです。とてもいい顔で笑ってくれます。
早く、フドゥー行きたいなぁ。
コメント