タクシーのドアを開けると、「オーチラレイ」(すみません)と言う言葉に迎えられました。
このところ、この言葉を聴くのが二人目。
ビャンバさんとバットスフさん。
余り経験しないことなので、うれしい。単純にうれしい。
雪も降るし、きてくれないのかなぁとあきらめはじめて居たところです。
そういえば、この前、車の手配を一人で出来たと喜んで、結局来てくれなかったのも雪の降る日だったなぁ。
彼女は、相変わらず、礼儀正しく運転してくれます。
だからかもしれませんが、対向車も先を譲ってくれる場面もほんとに珍しいことナのですが、今日はありました。
数少ないにしても、礼儀正しいモンゴル人は確かに居るよ。と、聞きます。
まさしく、そういうモンゴル人に出会い始めた気がします。
逆に言うと、私たちもモンゴルになれてきて肩肘張らなくなってきて、それが、あわせ鏡のようになって見かけるようになったのかもしれません。
先日の歓送迎会の挨拶の中で、「モンゴルを好きになって帰ってくださる方が居てうれしいです。」と、外務省のお役人さんがおっしゃっていました。
私も、その中の一人になるのかなぁ。
観光客として、夏の草原を訪れるのは大好きです。草原で馬に乗るのも大好きです。
ただし、寒い冬や、環境や人情の違う中で生活することは、今まではノーサンキューでしたから。
心機一転、気分を大幅に変えたことが、私たちの生活をよいほうに向けるきっかけを作ってくれたのだとしたら、ほんとに、決断して良かったと思います。
やっほー