風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

花ちゃん

2006年04月11日 | チンゲル亭裏日記

モンゴル人のオユンツェツェグ=ツェツェグはモンゴル語で「花」=
ですから、彼女は自ら「ハナです」と紹介するのです。
「えっ、にほんじん?」と尋ね返すほど流暢な日本語を話し、日本人のことを良く知っている若者でした。

今は、大阪で勉強中です。

花ちゃんとの出会いは、TISの日本語科の先生の部屋でした。
花ちゃんの会話の授業を手伝うのを交換条件に、私のオルティンドーの練習に付き合ってくれると言うことで、出会いました。

いろいろあって花ちゃんの授業は1時間しか手伝ってあげることが出来ませんでしたが、彼女は、自分の勉強になるからと言って、モンゴル滞在期間中オルティンドーの練習に付き添ってくれたのです。

週に2回、TISで待ち合わせをして、トメン エヘという劇場に連れて行ってもらい、2時間の練習をし、帰りは、お茶とケーキでしばらくおしゃべりをして帰る。

その、3時間余りの時間の中で、習ったのはオルティンドーでは有りません。

たとえば、道路の横断の仕方、タクシーの止めかた、行く先の指示、お金の払い方、そして、先生との会話、出すぎず引っ込みすぎずの通訳、彼女が居てくれたから、思ったより以上に上達したのでした。
1曲覚えればよいと思っていたのが、とりあえず4曲のオルティンドーを習いうことが出来ました。

そして、帰りには快い疲れと喉を渇きを癒すために喫茶店に入ります。
そして、ここでも注文の仕方、レストランでの給仕のされ方、そしてお金の払い方。その他もろもろ。
取り留めのない会話から、言い回しについて、日本のこと、モンゴル人の苦手な書類のことまで、いろいろと娘のようにおしゃべりをしました。

ほんとにほんとに楽しい時間でした。

今、わたしが、平気で町を歩いたり、タクシーに乗ったり出来るのは、この花ちゃんとの大切な時間があったからなのでした。

今日、友人とおしゃべりをしていて、ほんとに花ちゃんの存在が大きかったこと、感謝してもし足りないことを今頃になって実感しました。

時を経て、こんなに感謝することになるとは、花ちゃんがいかに控えめにしっかりサメ[トしてくれていたことか。

今頃になって花ちゃんにもらったものの大きさに気が付き、それに気づかせてくれた友人に感謝。
そして、花ちゃんを選んだ夫の目にも感謝。
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三地区探索

2006年04月11日 | チンゲル亭裏日記

3月にUBにいらっしゃった方三人と、ショッピング街の三地区探検に出かけました。
はじめは、タクシーを拾っていくつもりでしたが、友人が契約して使っている車を今日は空いていると言うので、お願いしました。
日本語が上手な心優しいバットさんは、よく気が付いて、うってつけの買い物のパートナーです。

おかげで、私は一緒についていくだけでしかも自分の用事も済ませていただいて、らくちんでした。

3人の女性は、それぞれ個性的で楽しい方たちのようでした。
これから2年の間、UBでプライベートで助け合っていかれることでしょう。

3時間ほどの間に、三地区のお店をみて回るのは、とても難しいので、主だった店と見たい品物に絞って行きました。
こんなところと分かれば、こんどは一人あるいは彼女たちが誘い合わせて、いけることでしょう。

買い物は、穏やかに生活を始めるには必要不可欠のことですから、ささやかにお役に立てて(ほんとに立てたのかなぁ?一緒に行っただけだけど)良かった。と言うことにしておきましょう。
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