風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

通訳

2005年10月10日 | チンゲル亭裏日記

夫の教室の先生が日本に勉強に行ってしまいました。
英語で教授たちとの通訳をしてくれていたのですが、その人が居なくなり、日本語の通訳を雇うことになりました。

日本語科の先生の紹介で来た最初の通訳さんは、化学方面に興味があり、専門用語にも積極的に取り組んでいく姿勢の優秀な人だったのですが、日本に行く仕事が3ヶ月入り、大学院を休学して行くことになりました。

その人の紹介で来た2番目の通訳志願の人は、アルバイト気分で難しい語句が続出してちょっとつらい思いをした翌日は、欠勤でした。
私が思うに、テニスの練習の日は半日お休みなどといってくる人だから、それは、ずる休みだと思うのです。
夫は、たまたまだろうと言うのです。
しかも、その日は夫が出勤が遅くなるからとの電話を入れたら、今電話をしようと思っていましたとの返答だったと。。。
何をかいわんや。。。

仕事には厳しいのですが、そのやさしさはきちんとした仕事をする人を育てられるのだろうかと夫の仕事には、口をさしはさめない立場の私でも不安になります。

今日は、3番目の通訳さんの面接と、2番目さんへ今までの手当てを払う日です。
夫の仕事の役に立ち、素直で、勤勉な人が来てくれるときたいします。

2番目さんは、仕事に来るのに辞書も持たずに来る。教授のコンピューターが空いていると、夫にも教授にも断らずに勝手に使い、携帯のメールは打ち放題という人だったそうです。
さすがの夫も、解雇を言い渡したのです。
2番目サンは1番目サンからの紹介だったのですが、どういう説明を受けて引き継いだのか、もともと、仕事について何も考えていないのか。。。
日本で、アルバイトの経験があるということなのですが、どんなところでアルバイトをしていたのか。

モンゴルでは、専門用語に精通している通訳さんはなかなか得がたく、当然のことながら手当てもかなり高額になります。
JICAから支給される通訳手当てでは、専門的なことを指導し育てながら仕事をこなしていかなければならず、通訳に関しては、誰もが苦労しているのです。

前回から、通訳さんを使って育てていれば今は楽なのにと思うかもしれませんが、育つと直ぐ外へ飛び立つモンゴルの有識人たちです。
きっと、前回苦労しなかったのは、幸せと思うのが良いのでしょう。
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鼓太郎

2005年10月10日 | チンゲル亭裏日記

留守宅の娘より、鼓太郎の近況報告です。
音沙汰が無かったので、鼓太郎の風邪が悪いのかなぁ、元気な鼓太郎がそんなわけないなぁと、打ち消しつつ居たのです。

熱が出たり、鼻水を吸いだしてもらったり、嘔吐したりでクリニックのお世話になっていたということでした。
先生によると、ホテルでは暖かくしていたので、家に帰って寒くて風邪を引いたのではないかとのことでした。
密封された空間で、寒いということは無いと思っていたのですが、それにお気に入りの毛布もあるし、陽だまりのある暖かい家だと思っていたのになぁ。
それにしても、風邪のヴィールスがあったわけで、外に預けたことが原因なのだねぇ。
家の中で飼っている分には、菌やヴィールスの無いところに居るわけですからね。
今の時期、猫ちゃんの風邪が多いようで、預けた時期も悪かったわけです。
その上、4年間慣れ親しんだキャットフードの代理店が店を閉めてしまったので、やむなく、近くのスーパーで購入できるフードに変えて一ヶ月ほど経過しています。
それも、気になるところですが、手に入れられなくなったフードをいつまでも惜しんでいてもしょうがないのです。

鼓太郎は生まれつきデリケートだったのか、それとも、一匹だけを大事にしすぎてデリケートになってしまったのか分かりませんが、今ある鼓太郎を大事にしてあげたいと思います。

娘も、初めての介護で気遣いをしたことでしょう。
お疲れ様でした。つい目と鼻の先に、良い先生が居てよかった。

もう一段落したということです。
夏に帰国しているときに、お気に入りになった籠の中に毛布を敷いてもらって眠っているそうです。
その籠は、夫の洗濯物を入れて整理していたものですが、いつの間にか鼓太郎がお休み場所にしてしまい、チノパンツが鼓太郎の分身(毛)だらけになっていたのです。
それを見て、夫はしょうがないなぁと嬉しそうに笑っていたのです。。。

今は、空になった籠を自分だけのものにしているわけです。(笑)
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