風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

オルティンドーの練習

2005年10月24日 | チンゲル亭裏日記

今日は、オルティンドーの練習日でしたが、明け方から空咳が出て、喉がイガっぽい。
乾燥のせいだと思い、湿度計を見たら30%を示しています。

そういえば今回UBに返り咲いてから、湿度を気にしたことがなかったなぁ。
30%になっていたなんて、気が付かなかった。
パールが稼動し始めたら、当然この数値を示しているはずで、うっかりしていました。
喉を潤して、乾かないようにしなければなりません。

前々回のオルティンドーの練習が終わったとき、先生が練習の後は喉が荒れているので帰りにおしゃべりをしてはいけません、まして、風の吹くそとではもってのほかといわれました。
そういわれても、練習が終わってほっとしているとき、女二人で居たら、年代が違っても国籍が違っても、話は弾むのです。

二人で、あっと口をふさぎながら、おしゃべりを控えるのが大変でした。
いつもお楽しみの練習後のお茶の場所に到着してお茶で喉を潤すまで、大変でした。

それで、少し時間が経過するのを待ち、体が温まってきたら、少し発声をしてみましたが、ちょっと、喉に負担がかかりすぎるようで、今日は練習にならないと、キャンセルをしたわけです。

変わりに、チョカさんかは授業が終わったら家に来て、日本語のこと、モンゴル語のことを話しました。
会話を上手に発音するには歌が良いと言われたそうで、ちょうど、SAVE THE CHILDRENで使う「こころうた」の風景の本を見ながらCDをかけて歌いました。
まず、「さくら」を習いたいというので、何度も何度も二人で歌いました。
CDの音程は高すぎて、私たちは一緒に歌えないので、私の声で覚えることになりました。

モンゴル人は、歌を覚えるにはテープかCDが無ければだめと思い込みすぎているようで、ウツカにしても、SAVE THE CHILDRENの職員にしても直ぐにテープかCDはないかと、たずねるのです。
私の肉声で教えるのがいけないかのような印象を与えるほど、CDにこだわるのです。
歌を誰もが教えられない、繰り返し繰り返し、何度でも聞かせて覚えさせるという方法がとられているようです。
音楽教育はまだまだのようで、ピアノの伴奏も限られているし、音符を読める人も少ないし、ということで、CDに頼るのでしょう。

先生の肉声と伴奏で練習が出来る私は、贅沢なことなんですねぇ。
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