風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

ニュース!

2004年08月06日 | チンゲル亭過去日記

花ちゃんが、国費留学の二次試験の面接に合格しました。
受け入れ先が決まったら、来年4月には日本です。

おめでとう!
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昨日帰りました

2004年08月06日 | チンゲル亭過去日記

ウンドゥルシレットから帰ってきました。
夫の友人の手配で、知り合いの人の運転と車で、快適に往復480キロを往復しました。

ウンドゥルシレットのツーリストキャンプは、草原、山、川に囲まれモンゴルには珍しい盛りだくさんの楽しみのできるキャンプです。

1日目 ゴムボートで川くだり ほんとはカヌーに乗りたかったのですが、インストラクターの不在のため、経験不足のため、自力で乗ることができず断念しました。

2日目 近くのと言っても馬で3時間の場所にある岩絵を見にお弁当を持って乗馬トレッキング。

3日目 のんびり散策をした後帰宅。珍しい雨のため野原でのお弁当はやめて、自宅に帰ってからお弁当を食べました。それが、3時。

ウンドゥルシレットの街は、両手で抱えられる暗い小さな街でした。電話交換機の有る建物と、小さな店屋さんの建物と、跡は役場らしいのと目立つのはそれくらい。
その町から、更に、車を走らせて、キャンプにつきました。

娘が一番に気が着いたのは、南向きに入り口がついてないことでした。
川沿いにあるキャンプなので、川に向かってゲルの入り口が向いていました。
ベッドに横になり、入り口から見える草原と川と、緑の中洲と遠景に山と言う景色は、入り口の縦長の形に区切られた、一服の絵でした。

ゲルから10メートルほど先に、作られたベンチに腰鰍ッ、川と山の風景に見とれている夫は、景色の中に溶け込んで、胸いっぱいに大地と山と川との気をいっぱい吸い込んでいたようです。

娘の来蒙で、すっかりリラックスし、限りなく穏やかに心を落ち着けたようでした。

一緒に行った若い友人も、一人の時間も楽しみつつ、娘と色々と語らったり馬やボートを楽しんでいたようです。

ウンドゥルシレットの雨は、フロントグラスにしずくの跡を作りましたが、地面に届く頃には消えてしまう乾いた雨です。
ふるさと岡山で降る雪のように、ちらちらと空から頼りなげに落ちてきて、地面につく頃には消えてなくなってしまいました。

そんな雪だから、降ってくるとうれしくて、心踊り「雪だ、雪だ」とうれしくなったものでした。

モンゴルの人たちが、雨を喜ぶ気持ちが良くわかります。

なんだか照れていた夫も、娘との二人で語る時間を少しずつ延ばしていき増した。ゴムボートを二人で1時間も乗ったのは、最高に幸せだったに違いありません。
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