風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

台風接近と寒さ到来

2004年08月30日 | チンゲル亭過去日記

日本では、戦後最大といわれる台風が接近通過し、なくなった方までいらっしゃるというニュースを聞き、知り合いや親戚の様子が心配です。

台風のほんとの浮ウを知る夫と、テレビでしか知らない私との心配の度合いは天と地ほども違うことでしょう。
それを、「心配です」とあらわすとまったく同じになるのが、ほんとに不思議でおかしく感じます。

ニュースで知らされているよりは、知り合いの住むところはそれほど被害はないという返事だったのですが、その後の、風の進路でどう変わったでしょうか。

今年は、モンゴルでも雨が例年に無く多いようです。
はるかかなたの、台風がモンゴルの上空にも影響すのでしょうか。
地球上で、みんなそういう傾向なのでしょうか。
気象予報士さんにお伺いしたい。

今日はかなり冷えます。19度に近づきました。
2~3日後にはまた温度が上がるとのことですが。
つい2~3日前までは、頑張って半袖だったのに。
今日は、綿入りのジャンパーを着て外出です。

巷には、長袖Tシャツ、Gジャン、ロングコートと色々の服装の人が歩いています。
アパートの、お世話係のバイガルさんに尋ねると、暖房は10月から入るとのことでした。

今季は、お湯の温度が低くても、補助の電気湯沸かし器を取り付けてもらっているので、いつでもお風呂に入ることができるのが安心です。
体を冷やさないように、けれど過保護にならないで、寒さに体を慣らすように。
まるで、赤ん坊の世話をするように自分の体をチェック観察です。
今は、体調をくずさないように、帰国後に疲れを出さないように。
ほとんどの友達は自分の体調をさておいて頑張っているのに、贅沢な生活 です。

    感謝!
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ウンドルドブ再訪

2004年08月30日 | チンゲル亭過去日記

ジャララガンさんの運転で、ウンドゥルドブへいきました。

朝から雨もよい。素敵なドライブ日よりです。
キャンプにレストランはあるのですが、営業しているかどうかわからないので、念のためおにぎりを作りました。
彼女は留学経験があるので、梅干が大好き。しかし、魚類は一切だめなのです。
彼女用に梅干2個、私に梅干と鰹節。
おやつに、黒砂糖と黒飴。それから、何はさておきお水。

迎えに来た車を見て驚いた!リアウインドにはビニールが張ってある。
駐車している車では、良く見かけましたが、自分が乗ることになるとは思いませんでした。

空港に向かう白い門の手前にある目印のガソリンスタンドが視野の中に2つあります。
視野の中に、ガソリンスタンドが2軒というのは、モンゴルでは珍しいのです。
彼女は、日本でよく車に乗っていたので、スタンドで道を尋ねれば判るはずと降りて行ったのですが、残念そうに帰ってきました。

遠いほうのガソリンスタンドを左折した先に、通行料を払う(500トグルク)検問所で尋ねるしかないと進みました。
こちらのほうで正解でした。

そこから、約30キロ先。家を出て、約1時間すこしで目的地到着。
6月に尋ねたときは、ナーダムになったら冬営地からやってくると教えられていたのですが。。。
今年は、ツーリストキャンプの2階建てレストランの大きな窓から見えるところにはゲルを示す白い点が見当たりません。

念のために、キャンプの受付で尋ねると、いつも来ていたのだけれど、今年はもっと遠い所に夏営地を張っているとの答え。

あともう一息で確実に探し当てられるのは判りました。
けれど、忙しいジャララガンさんをこれ以上拘束するわけにいかないのです。
日本で免許を取った彼女は、礼儀正しすぎて、モンゴルでの運転はかなりストレスと伴うものになっているようです。
その上バックミラーが盲目状態ですから、運転の限界と思えました。

写真だけを持って、名前のわからない(ほんとは、忘れた)人たちを、こんなに広いところで探し当てられるのはモンゴルならではのことです。

来年、写真の主が、冬営地からまた帰って来たとき、検問所の人、キャンプの人から、写真を届けに来た日本人がいたことが伝わるでしょう。

それでよしとしよう。



キャンプの受付の人に、
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